共産党柏原市政対策委員長 江村じゅんのブログです。

江村じゅん

10月市議会と総選挙の結果について

野党共闘の前進、政治転換にがんばります

10月31日の総選挙では、日本共産党と大阪14区小松ひさしへ、ご支援・ご協力いただき、ありがとうございました。日本共産党は2議席減の10議席(柏原・比例代表で2,465票)、小松ひさしは3万547票(柏原で3,847票)の3位でした。
今回の総選挙は、野党共闘で政権交代を、命とくらし、営業のかかった選挙としてたたかいました。柏原市議選につづいて総選挙でも共産党を伸ばそう、と訴えてきました。全国で野党統一候補が、勝利または接戦に持ちこんだ選挙区も多く、〝共闘効果〟を発揮したと考えます。大阪府内を中心に、自民・公明政治に代わる〝受け皿〟として維新の会が躍進しました。野党の魅力ある政策を訴える努力や自力が弱かったと感じています。
日本共産党は、引きつづき、命とくらし、営業を守る政治実現にがんばります。

 

公約実現、2人の力発揮した10月市議会

市議選後初めての市議会(10月11日〜11月5日)が開かれ、日本共産党の橋本みつお議員と私、江村じゅんは協力しあって、本会議や各委員会で、公約と市民の願い実現に全力をあげました。

橋本議員が10月26日、4年ぶりに「日本共産党」を代表して80分で10項目の質問しました。

【橋本議員の質問項目】①生活道路の整備、②通学路の安全対策、③学校給食費の無料化、④小・中学校の不登校児童・生徒の実態、⑤小学校全学年で35人学級を、⑥補聴器購入の補助、⑦特別障害者手当の周知徹底、⑧市立柏原病院の役割、⑨PCR検査の体制づくり、⑩太陽光発電設備の規制条例

▶小中学校の給食費無償化を求めると、市は財源を理由にした消極的な答弁に終わりました。コロナ禍で、東大阪や八尾、羽曳野、松原など、給食費を無料にする自治体が広がっており、柏原市もこれに続いてほしいです。

▶希望する市民がPCR検査を受けられるよう体制づくりを求めると、高価になることや実施医療機関が限られるので難しいとの回答でした。となりの藤井寺市では、11月1日から「PCR検査センター」が開設され、藤井寺在住・在勤・在学の方は2000円で、その他は5500円の負担で受けられるようになりました。藤井寺市を見習ってほしいものです。

私は、総務産業委員会(10月28日)で、2020(R2)年度の決算質疑でデビューしました。
市内循環バスの利用者が、コロナ禍で年間23万人から15万人に減るなかでも、1月実施の「市民アンケート」結果を紹介して市民要望が高まっていることを指摘しました。

▶今年の夏稼働が始まった国分駅東口バス停の猛暑対策(微細ミスト装置)について質問。「気温28度以上、湿度70%以下、風速毎秒3m以下」の条件で、「循環バスの始発30分前から最終30分後まで」稼働しています。今年度、JR高井田駅と近鉄河内国分駅西口の2カ所にも設置されるため、引きつづき効果など検証していきます。
▶コロナ対策として水道基本料金を4カ月免除した理由を質問しました。諸経費を計算して「少しでも早く市民の方々を支援するため」実施したことを評価して、コロナの影響が続くことを考えて、引き続き市民のために減免するよう要望しました。

10月市議会は、緊張の連続で、とくに委員会でタイミングを見計らって挙手して発言する時は緊張しました。質疑・質問内容の検討や、橋本質問で使う写真(太陽光パネルと通学路マーク)の撮影などもしました。

総務産業委員会での発言、質問原稿の検討・チェック=橋本議員提供

太陽光パネルの数十メートル先に民家が接近(田辺地区)

よく目立つ新しい通学路表示(国分神社下・国分市場2)

市民から提案のあった「沖縄本島南部の遺骨の眠る土砂を埋め立てに使わないよう求める意見書」(案)は、結果として取り下げとなったものの、提案者に江村、賛同者に橋本議員がなりました。二人の議員団の力を発揮した市議会になったと思います。
引きつづき、12月市議会でも、循環バスの充実など、かかげた公約実現に全力でがんばります。みなさんからのご意見やご要望をお寄せ下さい。

ワクチン接種

新型コロナ感染症の拡大がひきつづき深刻です。
ワクチン接種のクーポン券が、5月14日から65歳以上にも届き始め、接種を望む市民がたくさんいます。

「電話がつながらない」「近くに接種できるお医者さんがない」「落ち着いてから接種しようかな」など疑問や相談も寄せられています。

保健センターでの「集団接種」は予約が集中してとりにくくなっています。5・6月分(第1クール)は4月30日で予約がいっぱいになりました。
かかりつけ医などでの「個人接種」の予約も、混乱や混雑が起きています。予約の電話が殺到したり、医院の前に行列ができるなどしています。一方で、「すっと予約できた」との声も聞きます。医療機関によって状況が違います。

情報は日々かわります。それぞれの医療機関にお問い合わせください。
希望する人に早く予防接種が受けられるよう、市にたいして充実を求めていきます。
また、お困りごとや悩みごとがございましたら、気軽にご相談ください。

☎江村じゅん090-2060-9093

〇国分後援会ニュース「お元気ですか」ご参照下さい。↓
お元気ですか2021年5月号(改訂版)

〇柏原市のホームページより↓
http://www.city.kashiwara.osaka.jp/docs/2021012900124/

新着情報(5月17日)
▶保健センターでの集団接種
 接種は、決められた日程(5月20日(水)~)で実施します。
 第2クールの予約は、5月18日(火)9時から受付します。
▶市内各医療機関での個別接種
 接種は、5月24日(月)から始まります。
 予約は、各医療機関で徐々に始まっていますので、直接ご確認ください。
 個別接種については、こちらからご確認ください。

現在、新型コロナウイルスワクチン接種について、対象となる高齢者の方へ接種券(クーポン券)をお送りしています。送付は80歳以上の方から年齢別に段階的に行い、65歳以上の方には5月14日(金)に発送しました。接種をご希望される方は、接種券が届きましたら保健センターでの「集団接種」もしくは、市内医療機関での「個別接種」の、どちらかご希望されるほうを選んで、予約の手続きをお願いします。
※持病などがある場合は、事前にかかりつけ医に相談してから接種してください。

花だよりー玉手のツツジ

「柏原市の花」をご存知でしょうか。

ツツジです。

市役所周辺の道路沿いにも植え込みがあります。

実は、玉手山一帯がツツジの名所なのは知りませんでした(江村じゅん)

↑市のホームページから

↑玉手浄水場のツツジ

↑玉手町のツツジ

↑玉串川沿い(八尾市)のツツジ

写真は、たまあさ支部のみなさんから、4月下旬に撮影し、寄せられたものです。

こうして見ると、公園やマンションの一角、石川の河川敷など、街のあちこちにツツジが植えられているのに気がつきます。ツツジも他の、名前もよく知らない花も、きれいに咲いています。花を育てているひとの人柄がわかるような気がします。

   玉手旭ヶ丘支部

“かしとん”44年の歴史に幕おろす

〝かしとん〟卒業生のみなさんおめでとう。柏原東高校ありがとう、そしてさようなら。

コロナ禍のもと、ひっそりと44年の歴史に幕--府立柏原東高校(柏原市大字高井田)、通称〝かしとん〟最後の卒業式と閉校式が、コロナを考慮し参加者制限と時間短縮をして、3月7日おこなわれました。同窓会の総会も開かれました。午後になっても、学校周辺で卒業生や保護者、OB、先生たちが名残惜しそうに話していました。

↑写真は卒業式と閉校式、同窓会総会後の柏原東高校=2021年3月7日

2017年9月の大阪府教育委員会の決定で、3年連続で10数人定員割れした柏原東高校を、18年の入学生を最後に募集停止し、八尾翠翔高校に統合されることになりました。統廃合計画が発表されると、“かしとん守れ”の運動が卒業生や在校生、先生たちの間で一気に広がりました。前回の柏原市議選の直前で、僕も「柏原東高校守ろう」「かしとん守れ」の声をあげました。ところが、維新府政は「高校つぶし」を強行しました。

昨年春は、最後の3年生だけとなり、コロナ禍ともあいまって、寂しいスタートとなりました。先日、「鳴り物入りの入試改革のはずが政治の迷走で見送りに。今年の大学受験生は大変な思いをした。おまけにコロナにたたられたまま卒業へ。なぜ自分たちだけこんな目に?天を仰ぐ日もあっただろう」(3月1日朝日新聞「天声人語」)という記事を目にしました。“かしとん”の生徒は、入試改革とコロナ禍に加え、閉校という三重苦になりました。「勉強に部活、友情や恋愛でも思うにまかせなかった学年である。忍耐の日々にふさわしい輝きの前途を。そう願わずにいられない」(前出)。このしめくくりの言葉を柏原東高校の卒業生にこそかけてあげたい。

↑写真3枚は2020年4月3日の柏原東高校の桜