市民の声とりあげ〝質問デビュー〟
開催中の12月市議会(11月29日~23日)で、9月の市会議員選挙での公約実現へ、12月13日人生初の質問をしました。初質問であり、内容にも関心が集まり、多くの方が傍聴し見守っていただきました。市民の信託や期待の大きさをヒシヒシと実感しながら、命とくらし、営業を守る決意も述べました。
新型コロナ「オミクロン株」の感染拡大にそなえて、市独自のPCR検査を求めました。市は「感染防止策の周知啓発」「大阪府の動向を見て」を繰り返して、検査体制を強化するとは言いませんでした。
初質問で一番力を入れたのが、市内循環バスの充実です。
事前に、新日本婦人の会柏原支部や住民の方からの聞き取りや懇談もして、準備してきました。
運行の目的は「高齢者や障害者の外出を支援し、市民の交流と地域の活性化」「健康で文化的な生活を支えること」(答弁)。運行開始当初のバス1台のべ約2万5千人から5台約23万4千人へ、コロナ禍でも15万8千人余の方が利用し、名実ともに「市民の足」となっています。
改善の努力はあっても、「運転免許を返納して足がない。もう少し上がってきて」(旭ヶ丘地域)などの声があり、コース変更や増便、土日の運行を要望しました。
もう少し突っ込むべきだったと反省。もちろん今後も質問します。
注目度2番目が、学校給食費を〝ずっと無料に〟です。
新型コロナ対策として令和4年1月~3月まで無償化され、これを4月以後も継続するよう質問。これまで通りの「財政に限りがある」と市は答弁。子どもの貧困が広がり、コロナ禍が追い打ちをかけている今、継続的な無償化が必要です。保護者や児童・生徒への「経済的な負担軽減」など「成果」を発表した、文部科学省の全国調査(2018年7月)を紹介して、給食費無償化を求めました。
玉手ポンプ場などの浸水対策と、2017年10月の台風21号被害などをもとに、国分市場周辺の大和川治水対策を強化・加速するよう質問・要望しました。
緊張しながら、不十分さも残した〝質問デビュー〟となりました。今議会では、「子育て世帯臨時特別給付金」を12月27日から現金で一括10万円支給することが実現しています。引きつづき勉強、研さんしながら、市民の声を届け、実現にがんばります。