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活動報告

市政運営方針代表質問(自然体験学習施設に待った)

27年度第1回定例会での市長の市政運営方針に対しての、日本共産党柏原市会議員団を代表しての橋本みつおの代表質問の内容を抜粋して紹介します。

自然体験学習施設を竜田古道の里山公園内に開設」とありますが、竜田古道の里山公園調査特別委員会の総括の結果を尊重するならば、今からでも見直すべきであると訴えましたが、「見直さない」そして、「維持管理費は、引き続き環境組合に求めていく」という答弁です。

私は毎年この問題を取り上げています。なぜならば、そもそも、竜田古道の里山公園は、前市長時代に地元や議会に相談なく、所有者の環境事業組合と柏原市の間で、前市長の独断で無償譲渡する覚書が交わされたからです。そこで柏原市議会として、疑念を解明するために100条委員会が設置された土地です。

柏原市の今までの答弁でも、「維持管理費が解決されない限りは、柏原市のものにする必要はないと、すなわち、3市で維持管理費を負担していただかないと名義変更はしない」と言われていました。

柏原市議会が立ち上げた、竜田古道の里山公園調査特別委員会調査報告書の総括を正面から受け入れるべきです。

中野市長に代わって、26年度も、27年度も、1円も環境事業組合からお金が出ていません。維持管理費の問題は全く解決されていません。環境事業組合から名義を変更すれば、今後将来にわたり、柏原市が単独で公園の維持管理費を負担することになるのではないですか。

岡本前市長の後継者である中野市長は、北川管理者に心から前市長の失態を詫び、土下座をするぐらいの気持ちで誤り、柏原市に無償譲渡するとした22年の覚書を白紙撤回させることです。

また、平成14年に結んだ、かりんどうばたの地元と環境事業組合が結んだ覚書、すなわち、迷惑施設である処分場の跡地施設を公園にするという原点に立ち返り、環境組合として、公園を管理していくために維持費を出すというような新たな覚書を結ぶことこそが、柏原市民を代表する。市長の責任であります。

3市との関係を失墜させたのは、前柏原市長の責任ですよ。つまり、柏原市です。だからこそ現在の市長に責任があるんです。市民を守ってください。議会の声を聞いてください。

市長、竜田古道の里山公園調査特別委員会の総括が全く生かされていない中で、無計画で進められている、里山公園内に自然体験学習施設を設置し、運営すべきではありません。今後、1年間で約1000万円、10年間では約1億円もの市民の税金を投入されるんです。今のままでは、市民に説明責任を果たすことが出来るんですか。

市長、無計画に強引に事業を進めるべきではありません。

 

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