柏原市の就学援助制度が改悪される(#^ω^)
小・中学校就学援助の制度が改悪されました。
平成27年度も生活保護基準が引き下げ(国の法律)られ、その基準の1,1倍を就学援助が受けられる条件に制度を改悪したため、今まで受けれていた児童・生徒約140名が受けられなくなってしまいました。
28年度は、生活保護世帯の1,1倍という所得基準は変わりませんが、持ち家と借家で差別化されました。27年度までは、国のモデルケース4人家族(両親と子ども2人)の場合は、基準額は、約258万でした。
28年度からは、借家では、今までと同じ、258万円です。しかし、持ち家の場合は、所得が228万円以下でなければ、対象から外されます。所得が30万円も引き下げられました。
28年度、大阪府下の自治体では、逆に就学援助を受けやすくするために基準を改訂している自治体がある中で、そして、こんなに子供の貧困問題が深刻化する中で、柏原市教育委員会はいったい何を考えているのでしょうか。
日本共産党柏原市会議員団は、持ち家で改悪された基準を元に戻す予算として、930万円を計上する組み替え予算動議を提案し、反対しました。
結果は、自民党・公明党などすべての市会議員の賛成で可決されてしまいました。
組み替え予算の討論は、3月24日のブログをご覧ください。
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