橋本みつおの個人質問(平成27年度6月議会)
6月議会で個人質問を行いました。傍聴席が埋まるほど多くの市民の方に傍聴に来ていただきました。本当にありがとうございました。
登壇しての発言の原文を紹介します。詳細は後日報告いたします。
11番議員、日本共産党柏原市会議員団の橋本満夫でございます。私は、平成27年度第2回定例会におきまして、市政一般について個人質問をさせていただきます。最後までのご静聴とご協力をお願い申し上げます。
まず初めに、大阪市の住民投票後のしんぶん赤旗の記事をご紹介いたします。
かつて永六輔さんがこんなことを言っていました。「民主主義というのは、ゆっくり機能するものなのです。テキパキやりたいなら、独裁主義にしないと」、自分たちの権利や生活を守るため国民同士が話し合い、主権者となって国を動かしていく。それには手間暇もかかるというのでしょう。
その意味からいえば、似つかわしくない人物が盛んに「民主主義」を口にしていました。政治生命をかけた政策に市民からノーを突きつけられた橋下徹大阪市長。会見で、日本の民主主義をレベルアップさせた、民主主義はすばらしい、と。「日本の政治で一番重要なのは独裁」と言い放った彼が、民意によって否定されました。
テレビで人気のタレント弁護士から政治の世界に転じて7年余。大阪の府知事や市長を務め、政党を立ち上げ、やろうとしたことは何だったのか。性急で強引な手法、過激な言動。福祉や文化を後退させ、日本軍慰安婦について「当時は必要だった」と発言。改憲にも前のめりでした。
市民を巻き込み、対立をもたらした「都」構想も、みずからの野望のため。巨額の借金、急速に進む少子高齢化、全国最多の生活保護受給者…。大阪が抱える課題を巧みにすり替えて、期待の声を集めようとしたのです。
賛成票を投じた若者は「大阪を変えてくれると思って」と話していました。先行きの見えない現状のなかで、変化をもとめる市民は多い。今度はくらしや民主主義に足場を置いた勢力が共同して、それをかなえていく番です。という記事内容です。
私は今回、民主主義の視点、つまり「話し合いをしながら物事を決めていくという」という観点で質問を行います。
一般質問 整理番号63
都市整備 法善寺駅・堅下駅にエレベーターを設置する市の考えについてですが、この質問はちょうど1年前の6月議会でも行いました。
その時の部長の答弁は、バリアフリー基本構想で位置づけてある特定経路の整備。未完成の特定経路及び、法善寺駅・堅下駅も含めて、早期着手に向けて検討していきたいというものでした。1年がたちましたが、どのように検討がされてきたのかお尋ねいたします。
整理番号64 教育 中学校の使用教科書の選定についてですが、今年は、4年に1度の中学校教科書の採択が行われますが、教科書が採択されるまでの過程をお尋ねいたします。
整理番号65 突然の柏原小学校・柏原東小学校・柏原中学校の統廃合についてですが、今年度最初の1年間の予算を審議した3月の議会での、市長の市政運営方針の学校教育では、一番初めに
①として、小・中学校施設の耐震化及び大規模改修工事につきましては、2次耐震診断の結果に基づき、早期達成に向け計画的に実施してまいります。
③として、幼小中一貫教育の推進につきましては、学力の具体的なつまづき部分や伸ばしたい力を焦点化するために、学校園の連携をより高めてまいります。
⑦として、学校の適正規模については、「柏原市立小・中学校適正規模・適正配置審議会」を開催し、学校運営の課題、教育施策やまちづくりの観点などを総合的に勘案し、検討してまいります。」と言われていました。
にも関わらず2ヶ月後のこの6月議会で突然に検討もされずに方針を変え、柏原小学校・柏原東小学校・柏原中学校の統廃合に向けた関連予算を出されました。
常識を逸脱しています。まともな行政がやることではありません。市民・議会軽視も甚だしい。そこで、提案された理由と施設一体型学校開校予定はいつごろなのかをお尋ねいたします。
以上で1回目の質疑・質問を終わります。ご清聴ありがとうございます。
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