日本共産党柏原市会議員 橋本みつおのブログです。

教科用図書展示会(びっくりポン)

法善寺駅で早朝宣伝を後援会の皆さんと行いました。

昨日閉会した、6月議会での個人質問の内容をお知らせしました。

それにしてもマスクをつけての声だしはきついです。

7時40分過ぎからは、法善寺駅で降りる八尾翠翔高校生徒が増えます。

ついに私の正体がバレたようです。

 

この間毎日、登校見守り活動をしています。(今日はお休み)

多くの高校生と挨拶を交わしていました。

多分、お腹の出た小学校の先生と思われていたと思います。

地上階段から上がってきて私の顔を見た表情が印象的でした。

 

議会が終わり時間が取れたので「教科用図書展示会」(7月1日まで)を覗きに行きました。

来年度、柏原市立(全国的に)の中学校の教科書の出版社が新しく(継続)なります。

それに向けて多くの出版社の教科書の見本展示がされています。

現在、柏原市では歴史は、「東京書籍」で公民は「日本文教出版」の教科書が使用されています。

育鵬社という出版会社と見比べました。

歴史で注目したのは、太平洋戦争の記述でした。

「大東亜戦争として、自存自衛の戦争であった」と記されていた・・・・。

安倍さん(/ ・ω・)/

 

公民では、日本国憲法の記述に注目しました。

「憲法のこれから」では、色々ありますが・・・・結論で言うと憲法を変える必要があるという内容でした。

 

安倍さん、(/ ・ω・)/。

 

他方、現出版社では、「私たちにとっての政治と民主主義」から記述が始まります。

 

最後に「憲法改正について」は、「基本的人権など民主政治において・・・・慎重な判断が求められる」とありました。

本当に育鵬社の教科書には、びっくりポン(古い)でした。

 

子供たち・先生にとっては、教科書は基本的基本です。

正しい歴史認識にたち、日本国憲法の素晴らしさを学んで欲しいです。

 

意見を山ほど書き提出しました。

お聞きしたところ、私で閲覧されたのは、2人目らしいです。

 

平成27年6月議会で一般質問した内容です。

読み直しましたが懐かしい・・・。

もしよろしけばお読みください。

 

整理番号64、教育、中学校の使用教科書の選定についてですが、
ことしは4年に一度の中学校教科書の採択が行われますが、教科書が採択されるまでの過程をお尋ねいたし
尾野晋一教育部長 続きまして、私からは整理番号64、65につきまして答弁いたします。
 初めに、整理番号64、中学校の使用教科書の選定についてでございます。
 中学校の使用教科書の選定に当たりましては、
柏原市の生徒にとって最も適した教科書を採択するという視点から、
十分かつ綿密な調査研究を公正かつ適正に行うことが重要であると考えております。
 今後の採択に向けてのスケジュールでございますが、
まず各学校現場から専門知識の意見を聞くため、調査員を置いておりますので、
その調査員は各種目に必要な調査研究を行い、
全ての教科書についての参考意見をまとめ、
6月下旬に教育委員会から諮問を受けた教科用図書選定委員会に報告をいたします。
 次に、その調査員からの報告を受けて、選定委員会では、全ての教科書について、
その特色を報告書としてまとめ、
本市の生徒への適合性等の観点から、7月上旬に意見を付して教育委員会に答申されます。
 さらに、答申を受けた教育委員会では、その権限と責任のもと、
7月下旬に教科書採択を行う予定でございます。
 なお、教科書の見本本を6月10日から7月8日まで教育研究所に展示しており、
広く市民からいただくご意見を選定委員会に報告してまいります。
ます。
中学校の使用教科書の選定についてですが、柏原市の生徒にとって最も適した教科書を採択するため、
公正で適正に行うという答弁でした。
 選ぶのは教科書を使う現場の先生ではなくて、
最終的には市長が任命された教育委員さんの集まりである教育委員会で決まると思うんですけれども、
答弁にもありましたけれども、選定委員さんのメンバー構成をお聞きいたします。
蛇草真也教育監 教科用図書選定委員会のメンバーにつきましては、
平成27年4月23日、大阪府教育委員会から通知されております
選定委員会運営要領に基づいて構成されております。
 メンバーのほうは、有識者、中学校校長会の代表、教員の代表、在籍する生徒の保護者の代表、
それと市教育委員会事務局職員、以上のメンバーが教育委員会の委嘱を受けて組織されております。
11番(橋本満夫議員) 有識者というのは、多分大学の先生です。教育の専門家だとは思うんです。
PTAの方も含めて、選定委員会は一応やっぱり学校の先生が中心なのかなと思うんですけれども、
今回取り上げたいのが社会科の教科書です。今回は19の出版社の中から選びますが、
その中には、日本の侵略の歴史をゆがめ、平和憲法を攻撃する2社の社会科教科書も含まれています。
ある出版社の歴史教科書は、アジア・太平洋戦争を大東亜戦争と記載し、
アジアを解放する戦争であった、正しい戦争と書いています。
 また、公民教科書は、本来ならば公民の学習で大切なのは日本国憲法の理念と原則、
つまり国民主権と基本的人権の尊重と平和主義を学ぶことですが、
ところが、ある出版社では、国民主権と天皇のところで、国民主権の説明は短く、
ほとんど天皇の話になっています。
また、平和主義のところでも、ほとんど自衛隊の説明になっています。
 私は、日本国憲法の精神に反する教科書で子どもたちが学ぶことはあってはならないと考えます。
 実際に採用している他市の学校現場からは、
事実をゆがめている点が多々ある、世界と日本の結びつきが教えにくい、
子どもたちの思想に具体的に介入する文章が目立つ、学力向上につながらない、
挿絵や写真など戦争のイメージにつながる資料が目に余るなどの声が出ています。
 ここでお聞きしたいんですけれども、
ことしの4月7日付で、文科省初等中等教育局長名で各都道府県教育委員会教育長宛てに、
平成28年度使用教科書の採択についての通知が出されています。
そこには、平成27年度においては、ことしですやんね。
平成28年度、来年度の使用教科書の採択を行うことになります。
教科書採択のあり方については、「教科書採択の改善について」等により、
その改善方を依頼しているところですとありますが、
具体的に改善方とはどのような内容かお尋ねいたします。
蛇草真也教育監 お尋ねの教科書採択の改善についての内容でございますが、
具体的には、投票による決定、慣例のみによる決定などを行わないこと、
外部からの働きかけに左右されることなく、公正な採択をされること、教科書に評定を付す場合でも、
その評定について拘束力のあるような取り扱いをしないことなどが挙げられておりまして、
本市におきましては、以前から、厳粛な採択環境を確保しまして、十分な時間をかけ、
採択権者である教育委員会の責任が不明確にならないよう、公正かつ適切に採択をいたしております。
 以上でございます。
11番(橋本満夫議員) 最後のほうに、評定する場合でも選んだらあかんみたいなところで、
つまり、今までは現場の先生が入っていた選定委員会で、一定専門家が十分検証もしてもらって、
2つ、3つの出版社の本を教育委員会議にかけてはったと思うねんけれども、
今回の文部科学省の通知では、選定委員会で出版社を絞ることはなくせと迫っています。
 私は、文科省の通知、つまり改善策と押しつけの裏に、今の安倍政権の狙いがあると考えます。
安倍政権は、先ほど紹介した教科書を絶賛し、全面的に支援しています。
これは、安倍政権の進める戦争をする国づくりの人づくりが狙いです。
戦争をする国の兵士や、それを支える国民、戦争を指示する国民をつくる。
それを教育によってやろうというものです。
そして、道徳の教科化で愛国心を初めとした国定の国の考えた価値を教育に強制しようとしています。
 生徒にとって教科書は学習の基本となるものと考えます。
専門職である、実際に教科書を使用する現場教職員の意見を最大限尊重すべきであると考えます。
教育委員会におかれましては、教科書採択を公正、民主的に、
そして平和、民主主義、人権が重んじられる教科書を採択していただきますようにお願いを申し上げます。
 私も、7月の下旬、最終的に行われる教科書を採択する教育委員会議を
傍聴させていただきたいと思っております。

 

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