広島・長崎67年(6日付しんぶん赤旗主張より)
アメリカがアジア太平洋戦争に末期も1945年8月、広島(6日)、長崎(9日)に原爆を投下してから67年になります。
原爆の爆風と熱線、放射能は一瞬のうちに両市を破滅させ、広島市では14万人以上、長崎市では7万3千人以上の命を奪いました。助かった人たちも原爆症で苦しみ、毎年少なくない方たちがなくなっています。日本が始めた侵略戦争の結果とはいえ、非人道的な原爆投下による被害者の救済は一刻を争います。被爆者に寄り添った対策を政府は急ぐべきです。・・・・
「核」被害なくしてこそ
核兵器の廃絶と被爆者救護・連帯を一致点にした原水爆禁止運動が発展し、その一方で東電福島原発事故後、原発をなくす一点での国民的共同も広がっています。二つの運動は出発点が異なっているとはいえ、どんな形であれ「核」被害をなくすという一点で共鳴しています。被爆者は自らのたたかいとともに、原発事故で苦しむ人々に心を寄せ、政府や東電の責任をきびしく追及しています。
被爆67年を迎え、被爆者の救護のために連帯し、「核」被害をくりかえさない世界の実現にむけて力を合わせることが重要です。
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