不登校児童、生徒の実態について(一般③)
本日(31日、月)は、体休みの日です。
連載中の平成29年度6月議会で日本共産党柏原市会議員団を代表し、橋本みつおが行った「議案及び一般質問」の質問・質疑を紹介していきます。
事前に用意した質問原稿なので、本番は、削ったり、予定にない発言もしています。
また、答弁も簡略化しています。
詳細は、後日にアップされる、議会議事録をご覧ください。
教育 柏原市における現在の不登校児童、生徒の実態についてお尋ねいたします。
教育監(平成27年度の子供千人に対する不登校の割合は、全国、大阪府と比較すると下回っているものの、3年連続で増加傾向にある)
冨宅市長が議員になられた、平成25年度から毎年の小学校・中学校別の数字をお尋ねいたします。
(・・・・・・・数字の答弁 )
(資料④)平成28年度が84人と突出しています。
病気が原因もあるかもしれませんが、この数字は、年間を通し30日以上欠席した、小学生・中学生の数です。
今の答弁には驚きました。
教育委員会として、しっかりと各学校現場の声を聞き、分析する必要があるのではないでしょうか。
前市長が就任する前の平成24年度は、合計46人でした。
学校現場出身の中野前市長が就任してからこの4年間、一体、学校現場に何が起こっているのでしょうか。
平成25年は68名。
26年は、60名。27年は、64名。
そして、昨年28年は84名です。
なんでなんですか。
教育委員会は、責任をもって原因を明らかにすべきです。
特に「学力の向上」を言い始めたのでは、ありませんか。
平成28年度の特徴は、今までになかった、中学3年生を対象に、
維新政治の元、大阪府教育委員会が学力テスト結果を公立高校入試の内申点に反映した、
大阪府独自のチャレンジテストが初めて行なわれました。
柏原市においても、
独自のかしわらっ子はぐくみテストを小学1年生から6年生までの全学年に行いました。
平成28年度、84名の子供たちの「ほんまは、学校に行かなあかんのに、行かれへん」と心の中で葛藤している子供たちの気持ちがわかりますか。
また、家族として、お父さんやお母さんがどんなに心配しているか、理解できますか。
学力テストの平均点をあげようとすれば、上げることはできるはずです。
しかしながら、学校に行くのがしんどくなった子供を、再び学校現場に戻すことは、並大抵ではありません。
1点2点では、ないのです。
人格を持った人間なんです。
公教育に求められていることは、一体何なんですか。
子供にとっては、人生・一生を左右することにもつながります。
私は、教育者ではありません。
先日の市政運営方針の質問では、子供たちの置かれている生活実態に触れました。
どうか専門家である、柏原市教育委員会のみなさん、よろしくお願いします。
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