疲れました( ´ω` ) ながーいブログ
本日は、市長との1時間3問勝負でした。
傍聴者の方も多く来ていただき本当にありがとうございました。大変、嬉しかったです。その分張り切って(いい意味でプレッシャーでしたが)言いたいことは、全て言いました。
予定していた原稿よりも多く喋りましたが・・・・。
本日の発言内容を紹介します。
しかし、代表質問も終わりホッとしていた時に、(中野市長の件とは、全く違う内容)ある問題(議会内部の問題)が発生し、今でも腹が立って、腹がたって、怒りが120%です。今日は、寝れないかもしれません。
話は、戻りまして、しかし、答弁の内容や時間の都合もあり、本会議の発言は、少し、違いはありますが、大筋は変わりません。
今議会から資料をスクリーンに写せます。今議会初の資料提示も行いました。
よかったらご覧ください。(58分ほどです)
柏原市議会 平成28年第1回定例会 3月8日 ③ – (クリック)
準備していた原稿をそのまま紹介します。登壇しての発言です。
みなさん、こんにちは。本日、最後の質問者の11番議員、橋本満夫でございます。私は、平成28年度柏原市第1回定例会におきまして、中野市長の市政運営方針に対し、日本共産党柏原市会議員団を代表し、質問を行います。最後までのご協力をお願い申し上げます。
まずはじめに、柏原市で働く職員の皆さん、日頃より市民すべての奉仕者として、日夜懸命に働いていることにお礼を申し上げます。今後も、病は気からという言葉もございますが、健康に十分に配慮され、日本国憲法を尊重し、擁護することを忘れることなく、公務に励んでいただきますことをお願い申し上げます。
また、議員生活11年目に入りますが、1年目の時は、就学前までを助成する、乳幼児医療費助成制度がありました。この10年間要望し続けてまいりましたが、この度、ついに子ども医療費助成制度が入院・通院ともに中学校卒業まで拡充する条例(案)や予算が計上されました。市長をはじめ、担当職員の皆さんにお礼を申し上げます。
さて、中野市政になり3年が過ぎました。昨年の3月の議会で、市長に2年間の総括をお聞きしましたが、まともな答弁がありませんでした。そこで、今回私なりに、この3年間を総括しました。一言で言い表すと、話し合いで物事を進めていくという「民主主義を否定し、市民不在の住民いじめを行ってきた3年間」であり、「ブラック市政」と言うべきではないでしょうか。
市長が就任されて初めての平成25年6月議会での、市政運営方針では、このように言われました。「私の思いを私の手足となって実現していくのが、市役所組織であり、職員であります」と、またこうも言われました、「トップダウンが日常に作用する組織へ発展させていく」と言われました。まさしくこの3年間は、市民不在のトップダウンの政治が行われました。
最初に取り組まれたのが、大阪府下の自治体で初めてになる、新人職員の自衛隊隊内生活体験研修でした。1年目の12月議会で、市民の意見を聞くこともなく、突然、青少年教育キャンプ場の廃止を提案されました。
翌、平成26年度から本格的なトップダウンの政治と市民いじめが始まりました。10月から公共下水道使用料金をいきなり、37、6%の値上げをされました。これにより大阪府下で5番目に高い下水道使用料金となりました。次に6月議会で、大阪府の補助金が付いたとの理由で、いきなり、土地の名義が環境事業組合のものなのに、竜田古道の里山公園内に自然体験学習施設を建設するため約4800万円の予算が計上されました。そして、9月議会でとんでもない提案がされました。法善寺保育所を民営化することのパブリックコメントもとらず、保護者には、2週間前のお盆の期間に説明会を始めた最中に、法善寺保育所を民営化する条例を提案されました。
そして、翌、平成27年度、つまり昨年の3月の議会では、法善寺保育所の移管先が提案されました。そのとき、私の市政運営方針の質問で、社会福祉法人さんの問題点を明らかにし、市長に「法善寺保育所は本当に大丈夫ですか」とお尋ねすると、なぜか、市長は答弁をされず、担当部長が答弁をしてしまうという、異例な出来事もありました。ついに今年の4月から、社会福祉法人が運営する民間の保育所に変わります。今年、1月29日付で、この法人さんで働く、保育士さんたちが、賃金の未払いを問題にして、組合を結成されました。法善寺保育所の保護者のOBとしても、4月からの保育所運営が心配で心配でたまりません。
昨年度は、介護保険料を値上げして、大阪府下で3番目に高い保険料になってしまいました。同時に、火葬場使用料金も5000円値上げをし、2万円となり、これまた、大阪府下でトップクラスの使用料金となっています。
そして忘れもしません、昨年の6月議会です。学校関係者、町会、市民に相談・説明もなく、突然に、当初の3月議会で計上された、柏原小学校、柏原東小学校、柏原中学校の耐震化に向けた予算を削除し、学校を統廃合し、1200人規模になる、小中一体型の学校を建設するための関連予算を提案されました。この出来事こそが、市民不在、そして、議会制民主主義の破壊、そして、職員をいじめる形がはっきりと現れたのではないでしょうか。
付け加えて、中野市長が就任されこの3年間、多くの市民の国民健康保険料が毎年値上げされ、大阪府下でも3番目、4番目に高い国民健康保険料になっています。
そして、4年目のこの3月の議会を迎えることになりました。そこで、今回の市政運営方針に対して、質問をする訳ですが、議員の皆さんは、今回の市政運営方針をどのように受け止められているのでしょうか。
ちなみに、平成28年度、お隣の八尾市長の市政運営方針は全体で26ページあります。少し、紹介します。冒頭の一番に、「八尾市では、「地方自治」が住民の意思を反映し、住民参加によってはじめて成り立つものと考えてきた。」ではじまり、むすびとして、「私は、やはり、まちづくりは人であり、人に支えられて八尾市のまちがある」としめられています。私は、実際の八尾市政の中身は知りませんが、八尾市の市政運営方針を今回、読まさせていただいて、本来の地方自治のあり方について改めて共感をいたしました。
私は、今回の中野市長の市政運営方針には、原点である、地方自治の根幹の考えを全く感じることができません。
そのことは、今年、1月25日発表された、平成27年度柏原市市民意識調査の集約結果のまとめの報告から見ても明らかです。満足度順位で見ると、「市民参加」の項目は、全体41ある項目の中で、なんと38位です。下から4番目です。多くの市民の皆さんは、市民の声が、柏原市政に反映されていないと感じています。
ここに3年前の市長選挙時の大阪維新公認の中野市長候補のちらしがありますが、
8本のビジョンがあります。②として、市民の声を反映する行財政運営の確立がかかれ、市民の声を反映する「市民の声が聞こえる化」を実現します。とありますが、この3年間は、全く逆で、市民の声すら聞かない・聞こうとしない市政運営が行われたのでは、ないでしょうか。
来年の2月には、市長選挙も行われます。もしかすると、中野市長との市政運営方針に対する質問が、今回が最後になるかもしれません、そのことも意識をし、市民の皆様の代表として、質問を行います。
整理番号 39 心豊かで個性と能力を発揮する人が育つまち (2)学校教育 では、「施設一体型小中一貫校の実現」や「市独自の総合学力調査を実施」「塾講師やネット配信教材の活用など、民間企業が持つ専門的なノウハウを小・中学校に採り入れ、学習効率の向上を図ります。」とありますが、公教育において、児童・生徒の教育を市長はどうあるべきと考えるのか。をお尋ねいたします。以降の再質問、および質問は、質問席に戻り行いますのでよろしく、ご答弁をお願いいたします。
市長答弁がありました。
質問席に戻ってからの再質問及び、質問です。
公教育のあり方をお聞きしましたが、公教育の手法が、塾の教育、民間企業の教材、民間の手法を参考にするなど、民間、民間だらけです。果たしてそれで良いのでしょうか。民間の力を借りて、学力の向上、塾の力を借りて、学力の向上、民間の業者にテストを作らせ学力向上。この3年間変わらぬ答弁です。以前市長は、私の質問に対して、「公立学校の将来的な理想のあり方は、公設民営化」と言われました。
決して、学力の向上を否定するわけではありません。私は、学力の向上の前には、子供たちの学習意欲を向上させる教育こそが求められるべきであると強く感じます。
そこで、現在進めている、学校統廃合について、お聞きしますが、なぜ、柏原中学校区の住民の皆さんに説明会などを行わないのですか。お尋ねいたします。
市長の答弁ー計画がまとまってからする。ような答弁。
昨年、6月議会でも言いましたが、文部科学省は、教育委員会が小中学校の統廃合を検討する際の指針となる「手引き」を出されています。
「統合を行う場合の検討体制の工夫」が書いてあります。「地域コミニティの核としての性格を有する小・中学校の統合の適否の判断は、行政が一方的に進めるものでわなく、関係者の理解と協力を得て行わなければなりません」とあります。また、「学校統合の検討に係る全国の取り組みの中では、検討プロセスにおいて、検討前や検討の途中で保護者や地域住民のニーズや意見を聴取するためにアンケートや公聴会、パブリックコメントなどを行う。と書かれています。なぜ、文部科学省のいうことを聞かないのですか。何かやましいことがあるのですか。
私は、議員生活11年間の間に、最初にボタンを掛け違えると後々もずーと市民にとっても、職員にとっても悪影響が出ることを何回も見てきました。今、進めている、学校の統廃合計画は、勇気を持って、1度白紙に戻すべきであります。
次に、話を変え、大阪府が大阪維新府政になって8年が立ちました。同じ形で、校長先生を民間から選んだり、全国学力テストの結果が、全国平均から見ても、低い、だから、もっと勉強をさせろ、テストの点を上げさせろと各市町村の教育委員会を締め付けてきました。子供たちにテストの点だけで評価をしてしまう流れの中で、現在、大阪府下の小中学校の子供たちに、悪影響が出ています。
議長のお許しを得て市長、及び議員の皆様には、資料をお渡しをしていますが、資料のの①をご覧下さい。(子どもと教育・文化を守る大阪府民会議の資料から)
2007年から大阪維新府政が始まりましたが、2014年度の統計では、暴力行為が全国ワーストワン、高校の不登校も全国1位。また、高校中退率も全国1位という現状があります。「学校がイヤ」「行きたくない」も急増のところをご覧ください。小・中の1000人当たりの不登校数も急増とあります。2009年では、小・中学校の1000人当たりの不登校の数は、11,8人で全国20位でしたが、2014年度では、14人に増え、割合の高さで、全国6位になってしまいました。
市長は、府会議員もされ、学校の教員もされていましたが、不登校の数が増えている実態がある中、この8年間の大阪維新府政の教育のあり方・考え方が、どのように、柏原市の子供たちに影響が出ているとお考えですか。お尋ねします。
市長答弁ー色々都合のいい話をされました。中学校給食への補助金等
教育委員会から資料をいただきましたが、柏原市でも同じことが起こっています。不登校の子どもたちの数は、2006年では、小中あわせて、54人でした。2007年では、44人だったのが、2009年から維新府政になり、直近では、2013年度で、70人。2014年度では、60人と急激に増えています。本当に残念なことです。
本来、子供たちにとって、公立の学校とは、子どもたち同士の「遊び」や「学び」を通じて、自然や社会の基本を理解し、物事の是非を判断し、学び、行動する力をつけるところです。また、人間的、つながりを深め、人間への信頼と生きる希望や自信を育むところではないでしょうか。私は、柏原市内の児童・生徒たちは、個人として、優しい気持ちをもち、心が素朴で素晴らし子供たちであると思っています。
是非とも市長には、こんな素晴らしい子供たちが学ぶ環境整備の充実、つまり、クーラーを設置することや他市でも増えてきている、市独自で35人学級を拡充させるなどの子供の教育環境を行政が支えてあげることに力を尽くして頂くことを申し述べ、次の質問へ移ります。
整理番号 40 健全な行財政と市民主体のまち
市政運営、行財政運営では、「少数精鋭の職員体制づくりによる総人件費の削減を進めます」とありますが、今回2人体制での副市長の人事案件が提出されていますが、なぜ、2人の副市長が必要なのかについてお尋ねいたします。
市長の変な答弁
私は、2人の副市長の必要性を聞いているんです。なぜ2人も副市長が必要なのかをお聞きしましたが、答弁は違いました。登壇して発言しましたが、住民の意見も聞かず、市長の思いだけで、市政を動かすための副市長ならば、1人もいりません。昨年、6月議会で、とんでもない学校統廃合関連予算を提出され際、当時の副市長がどれだけ議会に頭を下げ、尻拭いをされたか。
副市長の任期は、基本的には、4年です。11年間の議員生活で、馬場副市長以外では、4人の当時の助役そして、副市長がいらっしゃいました。どの方も、任期途中で、突然に辞表を出され、市役所から去られました。
中野市長になってからも、吉田副市長が昨年、突然におやめになられました。日本共産党の控え室にこられ、色々な思い出話をしながら、私が、「本当に苦労され、お疲れ様でした。」というと、涙ぐまれていました。こんな自治体は、全国どこを探してもないはずです。
今までの副市長をされた方は、本当に有能な方々でした。長年、公務員として柏原市のために働き、頑張ってこられたのに、なぜ、一番最後の最後に、私たち議員や職員の皆さんが、花束を渡すこともなく、皆さん、突然に去らなければいけないんですか。皆さん、一体どんなに無念だったか。
資料②をご覧ください。
柏原市は、人口約71000人です。大阪府には、33の市があります。そのうち、人口が10万人を切る市は、柏原市を除くと、上から泉大津・貝塚・摂津・高石・藤井寺・泉南・四條畷・交野・大阪狭山・阪南市の10市あります。その中で、貝塚市と高石市をのぞけば、すべての自治体は、副市長は1人だけです。ピンクのマーカーの守口市は人口14万人。松原市は人口12万人。大東市は人口12万人の市でも、条例で副市長が2人と定めていても、副市長が1人だけです。これが、大阪府下の自治体の実態です。
そして、人件費からみると、副市長の1年間の報酬は、平成28年度で言うと1324万9080円です。4年間任期を努め、退職されると、現在、給料8%カットの計算では、退職金は、888万2784円になります。
果たして、今の柏原市に副市長が2人も必要でしょうか。私も、結論は、今の段階では出ていません。続きは、総務文教委員会で議員の皆さんと審議していきたいと思います。次にまいります。
最後に、整理番号 41 後文(こうぶん)
「私の任期の最終年、自らの信念と責任をもって判断と決断を行い、現役世代と将来世代の展望を見据えた市政運営を進めてまいります」とありますが、昨年の9月に報道された市長の女性問題に対して、どのような信念をもち、責任をとるおつもりなのかをお尋ねいたします。
市長ー1年間柏原市のために頑張るというような答弁
よろしくお願いできません。政治家ですよ。柏原市の行政のトップですよ。深くお詫びして済ませる問題ではありません。
昨年9月議会で我々柏原市議会として、全会一致で決議した、「その責任を強く問う」の中野隆司柏原市長に対する問責決議をどのように受け止めているんですか。
あなたと同じ問題を起こした、京都の国会議員は、ちゃんと記者会見を行い、辞職されました。少し、記者会見の内容を紹介します。「このたび、マスコミで報じられている件につきまして、私の不適切な行為により、多くの皆様に多大なるご迷惑をおかけしましたこと、心からお詫び申し上げます。そして、私を信じて応援して下さった皆様方、すべての皆様方に心からお詫びを申し上げたいと思います。誠に申し訳ございませんでした。
京都の有権者の皆様、先輩同両議員の皆様、私が所属をしております自民党、およびご支援いただきました公明党、その他各種団体、支えて下さった皆様方に、心からお詫びを申し上げます。そして、何より、妻と、家族の皆様、妻を支援して下さっているすべての皆様、本当に本当に申し訳ございませんでした。」と述べ、議員辞職されました。
市長、「自ら身を切る改革」を掲げる政党の公認候補として市長になられました、あなたのあなたが言われる信念と責任で辞職する考えはないのですか。再度、お尋ねします。
市長ー1年間柏原市のために頑張るというような答弁
ここまで言ってもおやめにならない。
資料③をご覧ください。
柏原市職員懲戒(ちょうかい)処分基準です。
1の4、勤務態度不良であれば、減給か戒告(かいこく)です。5、職場内秩序を乱す行為は暴行であれば、停職。暴言であれば、減給です。13、セクシャルハラスメント ア、強制わいせつ・上司の影響力による性関係・わいせつな行為では、免職つまりクビか停職です。下段の3の公務外非行の12、淫行であれば、免職か停職です。14、盗撮行為は、停職か減給です。
資料④をご覧ください。指導監督不適正では、減給です。
私も今回調べ、知りましたが、柏原市の職員さんはこのような懲戒(ちょうかい)処分基準があります。起こって欲しくありませんが、このような事案が起こったときに、免職か停職か減給などの最終判断を下すのが、市長、あなたの仕事です。
柏原市職員のトップであるという立場で、もう1度、自らの信念と責任で辞職される考えがないかお尋ねします。
市長ー1年間柏原市のために頑張るというような答弁
昨年9月に取り上げられた問題は、公務外非行行為です。市民の模範にならなければいけないのが市長です。市長の行為に対して、職員は何も出来ません。
だからこそ、二元代表制のもとで、我々柏原市議会として、全会一致で決議し、「その責任を強く問う」の中野隆司柏原市長に対する問責決議を出したのです。判断されるのは、あなた自信です。これ以上やっても無駄なので、ここで置いときます。
それでは、次にお聞きします。私たち議会人も、市長も、市民の皆様の税金を、歳費や給料としていただき生活をしているわけです。昨年の9月の出来事は、その市民の税金で、利用料を支払い、道徳に反する、不適切な行為をされました。
現在、市長は、自らの信念で、給料を3割カットされますが、28年度の1年間の報酬は1272万960円です。来年3月には、5割カットされていますが、600百4800円の退職金が出ます。
市長は、これらの給料や退職金を全額受け取るつもりなのかをお尋ねいたします。
市長ー1年間柏原市のために頑張るというような答弁
どうか、この第1回定例市議会の会期中に結論をだし、3月24日の本会議最終日までに、議長に対し、自らの信念と責任で辞職願いをおだしください。以上を持ちまして、日本共産党の代表質問を終わります。ご清聴・ご協力ありがとうございました。
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