日本共産党柏原市会議員 橋本みつおのブログです。

万博決定で思う

本日(24日・土)は、早朝からの後援会の実行委員会の取り組みがありました。

まだお月様が出てました。

車も霜が降りていて発車するまで時間がかかりました。

活動が終わったのは、昼を回っていました。

 

緊急の生活相談が2件ありお伺いしました。

ご自宅で2時間ほどお話を聞かせていただきました。

深刻な相談でした。

息子さんと孫さんのことでしたが、1つ1つ寄り添いながら解決にむけて市とも相談しながら進めなければなりません。

 

暗くならないうちに山間地にしんぶん赤旗の配達へ。

お昼ご飯食べてないがな。

紅葉を感じる風景があったのでパチリ。

金山彦神社の紅葉は見事でした。

なばなの里の鏡池(知っている人は知っている)では、ありませんが、大池のうつる紅葉。

山を降りてサンヒル柏原からの夕焼け。

なかなかええでしょう。

 

万博決定で思う。

日付が変わった深夜に大阪(日本)に万博が決まった。

報道でも、大喜びをする姿があった・・・・・・・。

 

これによって大阪財界と維新政治がねらってきた「夢洲開発計画」が加速します。

最終目的は、カジノ施設です。


博覧会施設の建設費は今のところ1250億円とされています。

国と大阪府・市と経済界(民間)の三者が3分の1ずつ負担します。

おそらくどんどん膨らんでいくのではないでしょうか。

 

インフラ整備は鉄道、地下鉄や道路の拡張などで今試算されているだけでも1兆円を越える事業費が必要になるでしょう。
大阪府や大阪市の財政支出が膨らんでいくことは明らかです。
そうなると教育費・医療費や社会保障のための府の負担が犠牲になることが予想されます。
今、必要な税金の使い方は、大阪の子育て・教育や医療・介護の充実、商店街振興や都市農業の振興のために使う出来だと考えます。

万博誘致で大阪都構想は再燃するのか

清水ただし前衆議院議員のコメントを紹介します。

【大阪万博開催決定で思うこと】

2025年万博の開催地が大阪に決定しました。

1970年以来、二度目の大阪での開催となります。

テレビやネット上では開催を喜ぶ報道がなされています。

しかし、私は大阪府民として手放しで喜ぶことができません。

以下、その理由を書きたいと思います。

 

(巨額の税金投入は認められない)
万博の開催期間は半年です。

そのためにどれだけの税金が投じられるのかということについて、しっかりチェックしていくことが必要です。

大阪湾に浮かぶ人工島の夢洲が会場となる場合、地下鉄の延伸などに巨額の費用が見込まれます。

大阪市のベイエリア開発では巨額の借金を生み出してきた苦い過去があります。

この間、福祉や住民サービスが削減されて来た大阪において、万博整備費に税金を投入する際には、府民・市民との合意が欠かせません。

 

(災害に弱い夢洲でよいのか)
また、災害に弱い夢洲でよいのかという問題です。

台風21号によって、関西空港は高潮被害に見舞われ、滑走路や地下の電源施設が水没し、運用できなくなりました。

この日、同じ人工島である夢洲でも、護岸が崩れ、コンテナヤードのクレーンが倒壊するなどの被害が出ています。

地震による津波や液状化などへの心配も尽きません。果たして夢洲を会場とすることで、3000万人と見込まれる来場者の安全を守ることができるのか、これは検証されるべきでしょう。

 

カジノありきは許されない)
そして、何よりもカジノとは切り離すということです。

大阪府と大阪市は、万博開催の前年である2024年にカジノIRの整備を同じ夢洲で行う計画を進めています。

カジノは賭博であり、ギャンブル依存症の拡大や治安の乱れ、暴力団などの反社会的組織の暗躍など、懸念がつきまといます。

なによりも、多くの大阪府民はカジノ誘致に反対しているのです。

「カジノと万博はセットである」という、私たちの批判に対し、国も大阪府・市も、それぞれ別物だと主張してきました。

ならば大阪万博は夢洲での開催にこだわる必要はありません。

カジノ誘致はきっぱり断念するべきです。

 

(大切なのは府民のくらし)
なによりも、大阪府は全国平均に比べても、府内総生産、可処分所得が落ち込んでいます。

中小企業支援は削られ、国保料や介護保険料の値上げて苦しい思いをしています。

一過性のイベントである万博の陰で、府民の暮らしと営業が置いてけぼりをくらうのでは意味がありません。

そのことについて監視の目を光らせていきたいと思います。

以上、私の個人的な思いを綴らせていただきました。

これからもみなさんと力を合わせて、住みよい明日の大阪を取り戻すために頑張ります。

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