市民が主人公のまちづくりにするためには👶👦👩👵👪(市政③)
本日(11日、火)は、近鉄堅下駅宣伝📢からスタートしました。
後援会の皆さんも参加し、賑やかに行いました。
私は、6月議会の報告をしました。
そして、午前午後と後援会の方と地域訪問をおこないました。
セミの鳴き声がする中での活動です。
一言、暑すぎー💥です。
お茶持参で水分補給もかかせません。
途中、業平道のモニュメントもありました。
子育て真っ最中のお母さんからは、子供の通学路に対する安全対策に対する強い要望をお聞きすることができました。
汗だく👕💦でお付き合いしていただいた皆さんに感謝❗
夜は、国分で党の会議がありました。
橋本みつお事務所では、必勝カレンダーが登場しました👏❗
連載中の宅市長の市政運営方針」と「議案及び一般質問」の質問・質疑を紹介していきます。
今回で市政運営方針に対する質問は、最後になります。
次回からは、議案に対する質疑や一般質問を紹介します。
事前に用意した質問原稿なので、本番は、削ったり、予定にない発言もしています。
また、答弁も簡略化しています。
詳細は、後日にアップされる、議会議事録をご覧ください。
「市民が主人公のまちづくり」にするためには、今の柏原市にとって、何を最も大切にすべきであるとお考えかお尋ねいたします。
市長(市民目線の市政運営を図って行くことが重要である)
確かに私と市長の認識の違いは、あると考えます。
しかしながら、市民目線は共通しているはずです。
市長が、市会議員をされていた、3年と約半年間、前市長の柏原市独自の提案にすべて賛成をしてきた事実があるわけです。
平成25年度、3月議会の総務文教委員会では、青少年教育キャンプ場は、ホームページも充実し、利用者も増やしていくという答弁があったにも関わらず、9ヶ月後の12月議会で突然の廃止条例を冨宅市長は賛成されました。
平成26年度では、9月議会において、2週間前に保護者説明会が始まったばかりの、突然の公立法善寺保育所の民営化の条例も冨宅市長は賛成されました。
平成27年6月議会では、この年の3月議会で、柏原中学校、柏原小学校、柏原東小学校耐震化に向けた予算が可決されていたにも関わらず、6月議会で、耐震化を取りやめ、施設一体型小中学校建設に向けた予算も賛成されました。
昨年の12月議会では、住民説明会も十分に行われていない中、今後約5億円の予算を伴う、国分中学校のグラウンド拡張の予算も賛成されました。
以上の提案には、私は、市民同意、市民との協同、市民目線が全くなかった提案であったと考えています。
市長は、答弁されたように、「市民目線の市政運営を図って行くことが重要」と言われました。
しかしながら、市会議員時代は、なんでも賛成してきたわけです。
私は、今後の市政を運営する上で1番大切にしなければいけないのが、真の意味での市民共同、市民の声が届く市政運営であると考えています。
この4年間議員をされた市長の思い・考えを聞かなければ、「市民が主人公のまちづくり」を議論できません。
市民合意が十分されていなかった提案にすべてなんでも賛成された市長のお考えをお聞かせください。
市長(今回市長になり、改めて、市民意見を聞くことが重要であると感じている)
市長が座長になって、市民から意見を聞く、車座ミーテングで「市民が主人公のまちづくり」を推進する。
と答弁されましたが、それで市民が主人公のまちづくりといえるのでしょうか。
私は議会で何度何度も「柏原市まちづくり基本条例」を持ち出しました。
調べましたが、平成20年から36回も本会議や委員会で発言しています。
この理由は、今までの市政運営に市民不在という問題があったからです。
冨宅市長は、大阪維新の会公認で市長になられました。
このことは、4年前、中野市長にも言いました。
大阪維新の基本理念に維新八策があります。
維新八策には、維新が目指す国家像として自立する個人、自立する地域、自立する国家を実現することとし、そのためには国民全員に開かれた機会の平等を出発として、自助・共助・公助の範囲と役割を明確にするとあります。
施策的には自治体の自立、責任、切磋琢磨や倒産のリスクを背負う自治体運営とあります。
まさしく今、国が進めている地域主権改革と同じ考え方です。
つまり、国は防衛や外交だけをにない、福祉や教育、社会保障などを地方自治体に押しつける。
自治体は財政難を理由に、本来自治体が行うべき仕事を民間企業や地域の住民に委ねることになっていくんじゃないかと、私は心配しています。
本当の意味での市民が主役のまちづくりと逆行する方向で進んでいます。
しかしながらそのことが、冨宅市長の選挙時の公約の中にしっかりと明記されています。
5つの主張と100の施策があります。
「生活保護制度の公平かつ適正な運用を徹底します」
また、「受益者負担の適正化」
そして、「民間にできることは民間に」を徹底し、あらゆる経費の削減を測りますとあります。
そして、私が危惧するのは、「市民目線の市政運営を図って行くことが重要」と言われましたが、
公約に、「公立保育所・幼稚園再編整備計画を前倒しで、認定こども園の整備を進めます。」
や「地域と連携し、市立小・中学校適正規模・適正配置の具体化を早期に進めます」とあります。
これらの問題は、未だに一度も市民に直接相談も説明会すら行われていません。
にも関わらず、「前倒しで」や「早期に」という公約が挙げられています。
私は大変心配です。
まちづくり基本条例にも明記されていますが、まちづくりの基本原則は、市民と市は対等な立場に立ち、協働してまちづくりを進めるとあります。
私は、対等な立場での市民参加と市民協働を推進させる上で重要であるのは、情報の提供と考えます。
柏原市まちづくり基本条例にも明記されていますが、まちづくりの基本原則は市民と市は対等な立場に立ち、協働してまちづくりを進めるとありますが、
私が議員になってからのこの12年間は、市民協働及び市民が主役のまちづくりにはなっていなかったと強く感じています。
日本共産党柏原市会議員団は、以前、市民が主役のまちづくりを進め、市民参加と市民協働の条例の精神と条文を実効性あるものに進めるために取り組んでいる、
柏原市と人口規模も同じ、東京の狛江市で視察を行いました。
学んだことは大きく2つありました。
1つ目が、市の推進する市民参加と市民協働の取り組みが、行政側の意図に左右されずに透明性を持って推進されるために審議会を持ち、市民参加と市民協働の推進指針を出されていたことです。
そして、このことを絶えず検証しています。
市民協働を進める上で重要な2つ目は、市の姿勢、つまり具体的には市長の政治姿勢です。
清潔で公正、開かれた市政であることが求められています。
日本共産党柏原市会議員団は、市民アンケートをとりました。
「柏原市政に取り組んでほしいものは」の問いでは、上位を占めたのが
税金の無駄遣いをやめる、
清潔、公正な開かれた市政でした。
アンケートに回答していただいた市民の方の声です。
多くの市民の方が、柏原市政に不満や不信感を持たれているのではないでしょうか。
確かに「市長が座長になって、市民から意見を聞く、車座ミーテングも大切かもしれませんが、前市長のタウンミーティングが中途ハンパで終わり、逆に市民の方からおしかりがありました。
車座ミーテングをどういう形で行うかは、しっかりと議論する必要があります。
市民の皆さんの意見を聞くやり方は、色々あると思います。
最後に、日本共産党柏原市会議員団が今回、行いました市民アンケートの市民の方の声を紹介します。
自由記載欄には、提案型意見や深刻なものもありました。
「市民の協力が得られるような事を考えて欲しい。
子どもも青年も老人も、それぞれが力を合わせて町を明るくすることを考えるべき。
柏原市は暗すぎる。
清掃でもいい、子どもを守ることを考えてもいい。
一部の人がやるのではなく、皆でグループごとに何かをする。
柏原市はこういうことをやっていて、とても住みよい街だと評判になるように」(70歳代、男性)と提案型の意見です。
また、このような声もありました。
「今回アンケートを勇気を出して提出したのは、長年、野焼きの煙で苦死んでいる為、お助けいただきたいと思ったからです。
家族の洗濯物が煙をすい、肌着もパジャマもワイシャツも枕カバーも手洗いで洗った大切なセーターも、明日必要な急ぎの洋服も、いつ燃やし始めたかわからない風に乗ってやってきた煙をすい、一瞬に台無しになります。
仕事から帰り疲れた体で再度洗い、部屋ぼしします。
夜に街に充満し朝、外に出ると臭くて、この街を出て行きたくなります。
もう、選択物を干すのは怖いし、やり直すしんどさにも疲れてしまいました。
こんなに他人を苦しめていることを理解し、やめてほしいです。
お名前の欄には、大変申し訳ありません、匿名にさせてください」とあり、深刻な内容もありました。
冨宅市長は、「日本一住みたいまち柏原」の実現のために全身全霊をささげる覚悟であります。
と言われました。からだと心のすべて。
体力と精神力のすべてをささげる覚悟であると皆さんに約束をされました。
私は忘れません。
またこうもいわれています、「職員の皆さんには、信賞必罰の給与・人事制度を構築してまいります。
信賞必罰の意味は、賞罰を厳格に行うこと。
賞すべき功績のある者には必ず賞を与え、罪を犯し、罰すべき者は必ず罰するという意味です。
職員に対し、罰すべき者は必ず罰するということが私には理解できません。
冨宅市長に申し上げます。
必ず、柏原市で働く職員を大切にしてください。
以上で質疑を終わります。
最後までのご清聴ありがとうございました。
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