日本共産党柏原市会議員 橋本みつおのブログです。

活動報告

第65回社会を明るくする運動・柏原市民の集いに参加しました

第65回社会を明るくする運動・柏原市民の集いが行われ参加しました。

社会を明るくする運動とは、すべての国民が、犯罪や非行の防止と罪を犯した人たちの更生について理解を深め、それぞれの立場において力を合わせて、犯罪や非行のない、明るい地域社会を築こうとする全国的な運動です。

映画「心のリレー」は、保護観察中の青年が困難もありながら、周りの支えの中で更生する内容でした。

最後は、母校でもある堅下北中学校吹奏楽部の皆さんによる演奏でした。

私の妹も北中の吹奏楽でトランペットを吹いていたことを思い出しました。その当時は、ベレーボーをかぶっていて「かっこいい」、あこがれの的でした。顧問の先生は、徂徠先生で北中の校歌の作曲者です。

卒業して34年がたちましたが、母校の後輩の頑張る姿を見ることはうれしいものです。学校の歴史と文化は大切にしなければ・・・・(意味深です)

 

 

個人質問で「教科書の選定問題」を取り上げました

6月議会での個人質問で、来年度から採用される、中学校の教科書の選定について取り上げました。質問した内容を紹介します。

中学校の使用教科書の選定については、柏原市の生徒にとって最も適した教科書を採択するため、公正で適正に行うという答弁でした。

最終的に選ぶのは、教科書を使う現場の先生ではなく、市長が任命した教育委員さんの教育委員会会議で採択されます。

今回取り上げたいのが、社会科の教科書です。19の出版社の中から選びますが、その中には、日本の侵略の歴史を歪め、平和憲法を攻撃する2社の社会科教科書も含まれています。

ある出版社の歴史教科書は、アジア太平洋戦争を「大東亜戦争」と記載し、「アジアを解放する戦争であった」「正しい戦争」と書いています。

また、公民教科書は、本来ならば、公民の学習で大切なのは、日本国憲法の理念と原則つまり、国民主権・基本的人権の尊重・平和主義を学ぶことですが、ところが、ある出版社では、「国民主権と天皇」、国民主権の説明は短く、ほとんどが天皇の話になっています。また、「平和主義」もほとんど自衛隊の説明になっています。

私は、日本国憲法の精神に反する教科書で子供たちが学ぶことは、あってはならないと考えます

実際に採用されている、他市の学校現場からは、「事実を歪めている点が多々ある」「世界と日本の結びつきが教えにくい」「子供たちの思想に具体的に介入する文章が目立つ」「学力向上につながらない」「挿絵や写真など、戦争のイメージにつながる資料が目に余る」などの声が出ています。

今年の4月7日付で文部科学省初等中等教育局長名で各都道府県教育委員会教育長宛に、「平成28年度使用教科書の採択についての通知が出されました。そこには、平成27年度においては、平成28年度使用教科書の採択を行うことになります。教科書採択のあり方については、「教科書採択の改善について」等により、その改善ほうを依頼しているところです。とあります。

つまり、今までは、現場の先生が入っていた選定委員会で検討し、2、3社の出版社を絞っていましたが、文科省は、選定委員会で出版社を絞ることをなくせと迫っています。

私は、文科省の通知、つまり改善策の押しつけの裏に、今の安倍政権のねらいがあると考えます。

安倍政権は、先ほど紹介した教科書を絶賛し、全面的に支援しています。これは、安倍政権の進める「戦争する国づくり」の人づくりがねらいです。戦争をする国の兵士やそれを支える国民、戦争を支持する国民を作る、それを教育によってやろうというものです。そして、道徳の教科化で愛国心をはじめとした国定の価値を教育に強制しようとしています。

生徒にとって教科書は学習の基本となるものです。

専門職であり、実際に教科書を使用する、現場教職員の意見を最大限尊重するべきであります。教育委員会におかれましては、教科書採択を公正・民主的に行うこと、そして、平和・民主主義・人権が重んじられる教科書を採択していただきますようお願いします。

私も、7月に行われる、教科書を採択する教育委員会議を傍聴させていただきます。

教科用図書展示会にいきました

共産党の会議で教科書問題の学習後、皆さんで教科用図書展示会に行き、意見をあげてきました。

教育委員会は、来年度から4年間使う中学校の教科書を選びます。

19の出版社の中から選びますが、その中には、日本の侵略の歴史をゆがめ、平和憲法を攻撃する2社の社会教科書も含まれています。

現在使用している出版社の教科書には、「憲法9条」もしっかりと触れられていました。

どこかで見たことのある「○○○グループ」の教科書も・・・。中身を見ると安倍政権の答弁かなと思う戦争観が書かれていました。

柏原市教育委員会は、7月下旬の教育委員会議で採択されます。

柏原小学校内にある、柏原市教育研究所で、7月8日まで見本本展(各教科書を閲覧して、意見を述べることが出来る)が行われます。

皆さんもお時間かあれば足を運んでいただいてご覧になってください。

 

 

 

 

 

 

 

 

議会傍聴者の方の感想

総務文教委員会と本会議を傍聴して

 先ずは、お二人に心から「ご苦労様」と言いたい思いでいっぱいです。橋本議員と山本議員が、事前に年密な打ち合わせや下調べに努力してこられた様子が伝わってくるものでした。他会派の発言にはない胸を打つものです。

 3月議会では、柏原中校区3校の耐震補強工事を決めておきながら、6月には勝手にこの計画を転換し、おまけに予算の国への補助まで断っていたなんて! 唖然とするばかりです。小・中一貫教育の名を借りた安上がり教育に奔走するやり方とも言えるでしょう。

 そこで他会派の方々は、この暴挙に少しは抗議されましたが・・・いつの間にか煙に巻かれたように市長提案に賛成していくのです。この柏原市議会の構図は不思議としか言いようがありません。

 いよいよ大詰めの討論にはいり、橋本議員の正義を貫く発言内容に「ウン」よく言ってくれた!その通り!と、胸がジーンと熱くなりました。しかしその後の採決では、濱浦議員を含め3人しか起立しないのです。「わあ、情けない!もっと素直な心を出せないの!?」と叫びたくなりました。

 党を設立して93年、民主主義と反戦平和を貫いてきた共産党の真髄に、柏原市議会で触れさせていただいた今回の傍聴でした。ありがとうございました。

                                                         安堂町 Kさん

平和行進に参加しました

2015国民平和大行進が奈良から大阪にやってきました。 柏原市役所前の大和川河川敷で引継ぎ集会が行われました。

300人近い人が参加。引継ぎ集会のあと、八尾市役所まで2時間かけて、「憲法9条を守ろー」「安倍政権は憲法違反の戦争法案を撤回せよー」などの掛け声で元気よく行進しました。

写真は、来年に行われる参議院選挙、大阪選挙区予定候補の日本共産党のわたなべ結(ゆい)さんと議員団との1枚です。

この場所での議員団との写真撮影は縁起が良いんです。2年前には、たつみコータロー(現参議院議員)さんと一緒に撮り、その後見事に当選を果たしました。

日本共産党を代表してのわたなべ結さんの挨拶画像https://youtu.be/kchFA2UGwi8

日本共産党八尾柏原地区委員会さんの写真

わたなべ結事前ポ_A

 

2015年国民平和行進in柏原

「2015年原水爆禁止国民平和大行進」が5月6日、北海道、礼文島・東京、夢の島出発を皮切りにスタート。

8月の原水爆禁止世界大会に向け、全国11の幹線コースに各地の網の目行進をつなぎ、全国すべての市区町村を歩き、被爆地・広島・長崎を目指します。

今年は、被爆70年。核兵器全面禁止を求めるとともに、安倍政権の「戦争する国づくり」「集団的自衛権」を許さず、憲法9条を活かして非核平和の日本の実現を目指す国民的な共同行動として取り組みます。

大阪は、幹線コースが30日(火)、奈良からの後をうけ柏原をスタートします。

12時から柏原市役所前河川敷広場で集会を行い(日本共産党を代表し、来年の参議院選挙でお世話になります、わたなべ結さんが挨拶をします)、12時30分から八尾市役所に向けデモ行進をします。

 

統廃合阻止に向け修正案を提案し、討論を行いました

統廃合阻止に向け修正案を提案し、討論を行いました。

採決の結果は、賛成者が橋本みつお、山本まみ議員と浜浦議員の3人。

反対は、自民党・公明党・民主党・維新の会系会派の13人で否決されてしまいました。

橋本みつおが行った討論を紹介します

平成27年度柏原市一般会計補正予算(第3号)に対して、日本共産党柏原市会議員団を代表しまして、原案に反対、修正案に賛成の立場から討論を行います。

(反対討論をうけ、原稿なしで、1000人以上の小中一体型一貫校の問題点を指摘しました)

議員の皆さん、今回の採決は、これからの柏原市政の方向性・市政運営にも大きく関わる重要な問題を採決するものであると考えます。

同時に柏原市議会としての存在意義・存在価値が問われ、今までに経験をしたことがないほどの判断が求められていると考えます。

なぜならば、柏原小学校・柏原東小学校・柏原中学校の統廃合を、認めるのか認めないのかの判断をしなければいけないのです。

今回、最大の問題は、一切、事前に市民の皆さんにも、学校関係者にも、町会の区長さんにも、全く説明することもなく、突然に柏原小学校(142年)・柏原東小学校(61年)・柏原中学校(68年)という歴史と伝統がある学校の統廃合、具体的に言えば、廃校させてしまうことを、私たち17人の市会議員で決めてしまおうとしているのです。

議員のみなさんの中には、「調査費用だから調査だけさせればいい」とお考えの方もいると思います。果たして、そうでしょうか。今回予算計上されている、仮称 柏原中学校区学校施設統合整備事業の792万9千円は、新たに柏原小学校・柏原東小学校と柏原中学校を統廃合し、施設一体型の小中一貫校を柏原中学校敷地内に設置する事業です。

だからこそ、理事者は、修正前の予算には、新たに小中一体型一貫校を建設するのだから、今から柏原小学校・柏原東小学校・柏原中学校の校舎を耐震化しても無駄になるからという考えで、3校の耐震化工事設計業務料を削減してきました。

このことからも、単なる調査費用でないことは明らかです。柏原市は、小中一体型学校設置に向け突き進んでいるんです。そのための予算なんです。

学校統廃合に関する案件は、本来、議会に提案する前に十分に市民に説明し、同意形成をとる努力をしなければなりません。そのことは、柏原市が作った、柏原市まちづくり基本条例に書かれています。今回は何もされていません。明らかに条例違反です。柏原市は、子供、父母はもちろん、地域住民の皆さんなどに、情報公開と説明責任を果たす義務があります。条例違反になる予算案を議会として認めることが許されるでしょうか。

また、今年、文部科学省は、教育委員会が小中学校の統廃合を検討する際の指針となる「手引き」にも、地域コミニティの核としての性格を有する小・中学校の統合の適否の判断は、行政が一方的に進めるものでななく、関係者の理解と協力を得て行わなければなりません。そのためには、保護者や地域住民と危機意識や課題認識、将来ビジョンを共有するプロセスが重要となることや検討プロセスにおいて、検討前や検討の途中で保護者や地域住民のニーズや意見を聴取するためにアンケートや公聴会、パブリックコメントなどを行う。と書かれています。

柏原市の今回の提案は、文部科学省の小中学校の統廃合を検討する際の指針となる「手引き」も全く無視されています。このような提案を、柏原市議会として、また、市民代表の議会人として認めてしまうことが、許されるのでしょうか。このような、市民をないがしろにした、計画性がない予算を賛成することを、市民の皆さんは、認めてくれるでしょうか。また、議員として、説明責任が果たせるでしょうか。

次に2つめの大きな問題は、この6月議会の審議で明らかになりましたが、当初の3月議会で私たちが認めた予算を、小中一体型一貫校建設ありきで、小学校・中学校校舎の耐震化をしても無駄になるという考えから、学校校舎の耐震化に伴う、国への補助金申請を、議会に図ることもなく、市長、教育委員会の独断で取り下げたことです。

この行為は、議会制民主主義を否定するものであって許されるものではありません。中野市長、及び、柏原市教育委員会の政治責任が問われます。

今回の提案を認めることは、柏原市議会として、容認してしまうことになります。理事者が行った、してはいけない行為を許すことになります。すなわち、それは、柏原市議会の自殺行為です。柏原市民の代表である、私たち柏原市議会の良識が問われます。

3月議会では、学校の耐震化は、来年の夏休み期間で耐震補強される予定でした。しかし、今回の理事者の独断の判断で、国への補助金申請を取り下げた結果、1年間遅れることは明らかです。このことは同時に、当初計画では、耐震化に対しての国からの補助金が2分の1おりる予定だったのが、1年間遅れることで、現時点では、補助金が3分の1に減ってしまう可能性があります。それは、市民の税金の持ち出しが増えることを意味します。いったい、誰が数億円の新たな持ち出しに責任を取るのですか。

また、仮に、今回の提案が可決され小中一体型一貫校計画が進むのであれば、おそらく、柏原小学校、柏原東小学校、柏原中学校の耐震補強は見送られることになるでしょう。そうなると、震度6強の地震で倒壊する恐れがある校舎を少なくても4年以上は放置することになります。こんなことを認めてしまってもいいのでしょうか。

柏原小学校、柏原東小学校、柏原中学校で学ぶ児童・生徒の命と安全を最優先に考えるべきです。子供たちの命を守ることは、政治家である市会議員の責任でもあり、大人の責任ではないでしょうか。

以上、ルル申し上げましたが、仮称 柏原中学校区学校施設統合整備事業の792万9千円を認めてしまえば、今後、市民の皆さんを巻き込んでの大きな混乱が起きることが目に見えます。

どうか議員のみなさん、賛同していただけるならば、各会派として、1人の議会人として、今1度考えていただき、判断をし、採決をしていただきますよう、心からお願いを申し上げまして、平成27年度柏原市一般会計補正予算(第3号)に対して、原案に反対、修正案に賛成の立場からの討論といたします。ご清聴ありがとうございました。

 

 

学校統廃合に向けての予算が可決される

学校統廃合に向けての予算が可決されてしまいました。

橋本みつお、山本まみ議員(以上日本共産党)、濱浦議員以外が賛成をしました。詳細は後日報告します。

 

 

学校統廃合予算26日に採決される

6月議会に上程されています、柏原小学校・柏原東小学校・柏原中学校の統廃合を進める関連予算の採決が、26日(金)の最終本会議で行われます。

理事者側は、本日行われました、議会運営委員会に最終本会議に削除していた、学校の耐震化に向けた予算を復活させる訂正案を提案すると言い出しました。

要は賛成議員を増やすための多数派工作に出てきました。今、多くの議員が揺れ動いています。

日本共産党柏原市会議員団は、最後の最後まで徹底抗戦をして、計画案をストップさせるために頑張ってまいります。

どうか、26日(金)10時から開会される最終本会議への傍聴をお願いいたします。最後は住民パワーです。

日本共産党八尾柏原地区委員会さんの写真
日本共産党八尾柏原地区委員会さんの写真

柏原市の介護保険料なぜ高い

柏原市の介護保険料は、大阪府下の市町村の中でも上から3番目に高い

大阪府下の平均が基準額で5,711円。柏原市は、6,407円です。

大阪維新系の市長の大阪市、泉佐野市、柏原市が上位を占めているのも特徴です。いったいなぜか、解明もしなければなりません。

8月の年金から新しい保険料が天引きされてしまいます。