日本共産党創立101年\(^o^)/
7月15日(土)は、日本共産党の101歳の誕生日。
1922年(大正11年)。
記念すべき日のしんぶん赤旗の配達を。
引き続き、日曜版の配達に山間部へ。
少しひんやりして気持ちよかった。
主張。
記事。
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7月15日、日本共産党は党創立101年の記念の日を迎えました。
この101年間は、党が躍進した時期も、困難に直面した時期もさまざまですが、党にとって順風満帆な時期はひと時としてありません。古い政治にしがみつこうとする勢力から、つねにさまざまな非難や攻撃にさらされ、それを打ち破りながら前途を開く――開拓と奮闘の101年でした。
(1) 日本共産党は、1922年の党創立のはじめから、天皇制権力による繰り返しの弾圧をうけ、命がけでそれに抗しながら、反戦平和と国民主権の旗を掲げ続けました。いま「しんぶん赤旗」として親しまれている機関紙の前身となる「赤旗(せっき)」を発行し、工場で、地域で、農村で、さらに軍隊のなかでも、国民と結びつき、その苦難軽減のために奮闘しました。弾圧のために、一時期、党の中央の活動が壊されましたが、次の時代を準備するたたかいは続きました。
そして私たちのたたかいは、戦後の日本国憲法に「主権在民」「恒久平和」が書き込まれたことで大きく実を結びました。多くの先輩たちが弾圧の犠牲になりましたが、民主主義日本に道を開いた不屈の奮闘は、私たちの大きな誇りです。
(2) 戦後、米軍の占領下で、日本共産党は合法政党として活動を開始し、国民主権と日本の独立、生活向上の旗を掲げた奮闘によって国民の支持を広げていきました。これに対して、アメリカと日本の支配層は強い危機感を抱き、大規模な政治的弾圧を加えました。他方、党は、ソ連・スターリンによる乱暴な干渉に遭遇し、1950年に党が分裂するという危機的な事態におちいりました。
しかし、私たちの先輩は、この危機を理性の力で解決し、そのなかで、1958年に自主独立の路線――相手がどんな大国でも言いなりにならず日本の進路は自分で決めるという路線を確立するとともに、1961年に綱領路線――国民多数の合意で異常な「アメリカ言いなり」「財界中心」の政治を根本からただす民主主義革命を行い、さらに多数の合意で社会主義にすすむという大方針を決めました。「議会の多数をえて革命をすすめる」――平和的に社会進歩の道を歩むことを党の大方針にすえました。
困難と正面から立ち向かい、危機を克服したことが、その後の日本共産党の発展の土台となる大きな成果に実を結んだのです。
(3) 1961年に綱領路線を確立して以降も、日本共産党の歴史は坦々(たんたん)としたものではありませんでした。
この60年余に、日本共産党は、3回にわたって国政選挙での躍進を経験していますが(1960年代末~70年代、90年代後半、2010年代)、そのたびに日本共産党の躍進を恐れた支配勢力は、集中的な共産党攻撃と政界の反動的再編でこたえ、それとのたたかいで党は鍛えられながら、あらたな前途を切り開く――私たちはこれを「政治対決の弁証法」と呼んでいますが――、そうしたたたかいの連続でした。
最近では、2021年の総選挙で、日本共産党が野党共闘の体制をつくりあげ、政権交代に挑戦するという政治的な大攻勢をかけたことに対して、自民党などから激しい攻撃がくわえられ、逆流に正面から立ち向かい、押し返しつつある。これが現状です。
こうした攻防は、同じことの繰り返しではありません。この60年余、自民党政治は行き詰まりをいよいよ深めています。長年にわたって賃金が下がりつづけ、経済が成長せず、少子化が進み、衰退する日本。憲法9条という宝があるのに、それをないがしろにして海外派兵の道を進み、平和を危うくする震源地になろうという日本。人々の人権、人々の尊厳が侵害され、粗末にされる日本。こんな国でいいのか。多くの方々が日本の前途を憂えています。
いま日本は、新しい日本への変革を強く求めています。しかし社会の進歩はひとりでには進みません。「社会を変えよう」という国民多数の合意が必要です。そして、そうした国民多数の合意をつくりあげていくためには、社会進歩を先頭に立って進める強く大きな日本共産党がどうしても必要です。
(4) いま、いろいろな形で日本共産党への批判や攻撃が行われていることについて、「どうして」と思われる方もいらっしゃるかもしれません。しかしそれは、私たちが何か悪いことをしているから起こっていることでしょうか。まったく反対です。
私たちへの攻撃は、101年の歴史が証明しているように、私たちが、平和・民主主義・人権・暮らしのために、国民とともに不屈にたたかい、それを阻むゆがんだ政治を「もとから変える」ことを大方針に掲げている革命政党であることの証しではないでしょうか。古い政治にしがみつく勢力からの攻撃は、新しい政治をつくるものの名誉だと考えて、多くの方々と力をあわせて打ち破っていく。これが私たちの決意です。
多くの人々の幸福のために働くことにこそ、自らの幸福がある――こうした思いで集っている人間集団が日本共産党です。一度きりしかない大切なあなたの人生を、どうかこの党とともに歩んでいただきたい。日本共産党の記念すべき創立101年の7月に、あなたの入党を心からよびかけます。
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