国民健康保険事業特別会計決算の反対討論
10月1日(日)は、国際高齢者デー。
目覚ましで起きた。
鼻水ボロボロ、鼻声・微熱あり。
雨が止んだみたいでしんぶん赤旗の配達。
本郷事務所前の国道25号線。
やっとアンダーパスの上部の舗装がされた。
5時を過ぎたころからぽつぽつと降ってきた。
引きつづき、しんぶん赤旗日曜版と大阪民主新報の配達へ。
5時30分ごろから本格的に降ってきた。
ぼとぼとになりました。
記事。
写真。
日曜版の記事。
大阪民主新報。
記事。
9月議会でも江村じゅん議員が本会議で取り上げました。
微熱もあったので自宅でのんびり過ごしました。
最終本会議で行った討論を紹介します。
日本共産党柏原市会議員団の橋本みつおでございます。
私は、認定第2号「令和4年度柏原市国民健康保険事業特別会計(事業勘定)歳入歳出決算の認定ついて」不認定の立場から討論を行います。
委員会審議でも明らかになりましたが、令和4年度の柏原市の国民健康保険料は、未就学児のいる世帯と賦課限度額99万の世帯以外、全ての国保世帯が値上がりなりました。
具体的には、所得がない65歳以上74歳以下の夫婦2人世帯では、37247円に値上がりしました。
この保険料は、大阪府下43市町村の中で上から3番目に高い国民健康保険料です。
また、現役世代である所得200万円の4人世帯いわゆる国のモデルケースの保険料は、4237円増加し412109円の値上げにいなりました。
この保険料は、大阪府の統一保険料金額です。
412109円の保険料が全国の自治体で1番高い保険料です。
北海道札幌市は、339360円。
埼玉県さいたま市339000円。
東京都新宿区は、295526円。
愛知県名古屋市は、233760円。
京都府京都市354440円。
沖縄県那覇市は310900円です。
柏原市の412109円の保険料は以上に高いと言わざる負えません。
なぜ、大阪府の統一保険料がこんなに高いのか。
それは、大阪府以外の都道府県は、少しでも保険料を引き下げるために法定外繰入をしているからです。
4人世帯であれば、約600万円の所得で年間99万円の保険料がかかってきます。1か月の保険料は9万9千円です。
大阪府の統一保険料化がされるまでは、柏原市独自で保険料率を算定し、所得割、均等割、平等割で調整して、低所得者対策もされ、保険料の引き下げも行われてきました。
しかしながら平成30年度からは、維新府政が進める大阪府の統一保険料率を採用しました。
平成31年、令和元年度決算からは、今まで累計赤字だったのが、累積黒字に転じ、令和4年度の単年度黒字は7823万9772円になりました。
その結果、柏原市国民健康保険財政調整基金は、4億3336万265円にまで膨れ上がりました。
高すぎる国保料は市民の暮らしを苦しめています。
それにまして、令和6年度からは、大阪府の統一保険料化が完全実施されます。
柏原市独自で実施している、低所得者減免や医療費負担が3か月間免除されるという年金生活者の一部負担金減免制度も廃止されてしまいます。
以上の理由により、認定第2号「令和4年度柏原市国民健康保険事業特別会計(事業勘定)歳入歳出決算の認定ついて」は不認定といたします。ご清聴ありがとうございました。
2023年10月1日 4:44 PM | カテゴリー:お知らせ, しんぶん赤旗, 日本共産党, 活動報告 | コメント(0)