日本共産党柏原市会議員 橋本みつおのブログです。

健康福祉センター「オアシス」つぶすな①

12日(火)は、漢字の日。

 

今日も早起きして、個人質問原稿づくり。

一応完成させた。

 

しんぶん赤旗の記事。

企業団体献金禁止を。

 

もう1つ。

万博運営費も増額。

 

登校見守り挨拶活動。

 

息子の嫁さんからプレゼントしてもらった「ガチャピンとムック」のネクタイ。

 

個人質問をするので少しドキドキしながらの見守りになった。

 

やっくんも珍しく妹さんと一緒に登校。

 

6年生のお友達から「座右の銘ってなんでもいいやんね」と聞かれた。

「雨降って地固まるにしようと思うねけど」

 

「ええやん」そんな会話をしました。

 

市役所へ。

 

本会議が行われました。

 

1番の質問者は、江村じゅん議員でした。

 

時間配分も完璧でした。

お疲れさまでした。

 

私は7番目の15時30分から個人

質問を行いました。

多くの傍聴者の方に来ていただきました。

 

勇気づけられました。

ありがとうございました。

6分ほど時間を残し無事に終了。

質問の反省点は、2つ。

 

①当日に仕上げ原稿を作ってしまった。

②少し早口で質問してしまった。です。

 

質問原稿を紹介します。

漢字の間違えもあります。

答弁は、簡略化します。

 

皆さん、こんにちは。日本共産党の橋本みつおでございます。私は、令和5年第4回定例会におきまして、一般質問をさせていただきます。議員の皆様方には、最後までのご協力をよろしくお願いいたします。

 

まず初めにしんぶん赤旗の記事を紹介します。

 

「カジノのための万博であり、カジノのためのインフラ整備だ」―。

日本共産党の山下芳生議員は8日の参院予算委員会で、大阪・関西万博がカジノを中核とした統合型リゾート(IR)のインフラ整備のために開かれることを明らかにし、万博もカジノも中止するよう強く要求しました。

 

2025年に開催予定の万博と、30年秋ごろの開業を目指しているIRは、両方とも大阪市此花(このはな)区の人工島「夢洲(ゆめしま)」が予定地です。

山下氏は、夢洲へのアクセスのための鉄道建設や上下水道整備など、万博関連事業の全体像は判明分だけで1・2兆円以上になると指摘。夢洲で万博とカジノが一体となって開発されているとして、その経過に言及しました。

 

大阪府・大阪市がIR誘致を決めたのが2014年。

2015年末、安倍晋三首相と菅義偉官房長官、松井一郎知事と橋下徹元市長(いずれも当時)が忘年会を行い、松井氏はその席で「総理にお酒を注ぎながら、一生懸命、(万博の)持論を展開した」「『菅ちゃん、ちょっとまとめてよ』(安倍氏の)この一言で大阪万博が動き出した」と自身の著書で振り返っています。

 

松井氏は16年、候補地から外れていた夢洲での万博開催を提案。

カジノ誘致とセットで、万博も夢洲に誘致されました。

 

山下氏は、2018年、万博の大阪開催が決定した翌日に米大手カジノ事業者ラスベガス・サンズが発表した祝福メッセージでは、万博とIR計画とは「密接な関係がある」「公共施設やインフラを必然的に共有することになる」と露骨に狙いを語っていると指摘。

 

維新の馬場代表も9月28日の記者会見で「万博からIRというレールが敷かれていて」「そこは惜しみなく」「お金を出していく」とまで発言していることをあげ、政府の認識をただしました。

 

岸田文雄首相は、IR整備は「万博とは別のプロジェクト。

関係者のやりとりは承知していない」などと答弁。

 

「万博は西村(経産)大臣と自見(国際博覧会担当)大臣が監督を担い、IRは国交相の所管だ。その経緯については担当大臣に確認を」などと答弁から逃げ回りました。

山下氏は「担当大臣に聞いてもごまかすばかりだから、総理に聞いている」と返しました。

 

山下氏は「万博は一時的なイベントだ。

万博終了後、パビリオンやリング状の大屋根がどうなるか知っているか」と追及。

岸田首相は「基本的に撤去される」と答弁しました。

 

山下氏は「万博が終わればパビリオンも大屋根もすべて撤去される。

一方、カジノは未来永劫(えいごう)、営業を続けることになる。大阪・関西万博のレガシーはカジノということになる」と指摘。

 

「そのために何百億円、何千億円もの税金が使われることを国民が納得するはずはない」と万博中止を迫りました。

 

岸田首相は、万博もIR計画も「中止を考えてはいない」と答弁しました。

山下氏は万博中止の場合、補償上限額は来年4月までなら大屋根と同程度の349億円だが、それを過ぎれば835億円に倍増すると指摘。

 

「リーダーに求められるのは決断だ。冬山登山には『引き返す 勇気が大切 冬の山』という格言がある。リーダーの優柔不断で、国民を遭難させるようなことがあってはならない」と論戦しました。

それでは、一般質問にはいります。

整理番号33 公共施設 保健センター、子育て支援センター、地域福祉センターの役割がある市立健康福祉センター「オアシス」をサンヒル柏原や大正地区にある市立勤労者センター等に移転させる再編についてです。

まずは、子育て支援センター(スキップキッズ)をサンヒル柏原へ移転させるあたり、今まで果たしてきた機能・役割が果たせて行けるのかお考えをお尋ねいたします。ご答弁をよろしくお願いいたします。

 

サンヒル柏原に移転するにあたり現在実施している事業を確実に実施できるようスペースを確保する。役割も十分果たせる。

 

市民目線が抜けているのではないでしょうか。

答弁で、機能訓練室や集団指導室は借りていると言われましたが、オアシスは、社会福祉協議会が乳幼児から高齢者の様々な事業を一体化して行っています。

 

オアシスは、「保健センターと地域福祉センター」の複合施設です。公共施設再編整備計画には、計画の方向性として「市民の利便性を著しく悪化させない再建計画」と書かれています。

 

オアシスにある保健センターには、こども家庭安心課事務所、相談室、プレイルーム、集団指導室 子育て支援センター、トレーニングルーム、機能訓練室があります。

 

今回の計画では、サンヒル柏原に移転させる計画です。当初の計画案の参考資料に施設利用者調査があります。 オアシスまでの交通手段には、徒歩が10%、自転車23% 車の送迎27%。特にスキップキッズの目的は、地域の子育て家庭に対する支援であり、乳幼児から就学前のお子さんとその保護者を対象にして様々な事業が行われています。

 

特にスキップキッズを利用される市民の方は、徒歩27%、 自転車が23%、自動車48%です。 

 

このオアシスをサンヒル柏原に移転することに対して利用者の皆さんの声は、「小さな子供を連れての坂道は大変で危険を伴い、子育て世代に優しい提案をしてください」

や「子ども、妊婦、身体の不自由な人のことを考えておられるのでしょうか」など不安な声が多くあります。

 

安堂駅からサンヒルまでの道も途中狭くなり、危険です。

 

高井田駅方面からも何回も坂道を登らなければなりません。

 

計画には、「循環バスの増便・送迎用バス」とありますが、新たな費用負担も発生するのではないでしょうか。

 

計画の維持管理方針には、「状況に応じて借地期間の延長」もあります。

 

オアシスは、1999年に建設され築24年の施設です。

借地で1年間で746万7千円です。

仮に今後10年間借りても借地料は、7468万円です。

 

今回の計画では、事業全体の概算事業費が16億9255万円。

 

うち、オアシスの解体費用3億1200万円。

 

サンヒル柏原の改修工事費用は、8億7千万円です。

 

利便性が悪くなるという利用者の声がある中で、オアシスを解体し、機能を3つの既存施設に分散する必要があるのでしょうか。

 

次にお聞きします。

 

保健センターがフローラルセンターに移転し、人権推進課が市民プラザに移転される計画ですが、今まで果たしてきた機能・役割が果たせて行けるのかお考えをお尋ねいたします。

 

権事業については、移転後も実施することが可能と考える。相談事業も他課と連携しつつ相談者に負担がないよう取り組む。男女共同参画センターで実施している各種講座も使用できるよう検討する。

 

利用者アンケート、パブリックコメントの声を紹介します。

 

「フローラルセンターの建設趣旨を思い出してください」

 

や「フローラルセンターを本庁から切り離す自体、市が男女共同参画に対し、消極的だと公表していることになります。男女共同参画の社会づくりは重視するべき事業です。相談事業では、本庁との連携の必要性もあり、隣接しているのが望まし」などが市民の方の声です。

柏原市立男女共同参画センター条例には、第1条に設置目的として、男女共同参画を総合的かつ計画的に推進し、もって男女共同参画社会の実現に寄与するための拠点施設として、本市に柏原市立男女共同参画センターを設置するとあります。

 

第2条に(2)位置として安堂町1-55号と本庁の住所があります。

 

計画では、柏原駅西口にある市民プラザの6階の貸館フロワーの一部に移転するものです。

 

令和4年10月に策定された柏原市人権行政基本方針・推進プランの最後にこう書かれています。

「人権行政推進プランを総合的に、効果的に推進し、市民の人権意識の高揚をさらに図っていくため、「人権施策推進本部」を中心とした全庁的な取り組みをすすめます」とあります。

 

女性のための相談では、子育てや夫のこと、などを中心に経験豊かなカウンセラーの方が問題解決のお手伝いをされています。

 

私の経験です。

夫からのDV被害でした。

相談者の方と同伴し、カウンセラーの方から助言を頂きました。

 

諸事情から生活保護を申請することになりました。

これは、本庁と隣接しているから即手続きをとることができました。

 

計画案では、市民プラザのエレベーター前のフロアーと1つの中会議室と1つの小会議室が柏原市立男女共同参画センターの役割を担う案が示されています。

 

現在、フローラルセンターでは、人権啓発作品展が12月18日まで行われています。

柏原市役所の駐車場は無料ですが、市民プラザは有料です。

 

また、今ある人権に関する書物はどうなるのでしょうか。

 

果たして、柏原市立男女共同参画センターの機能を市民プラザに移転することに意味があるのでしょうか。

これから特に多様な人権問題を考えるうえで機能が低下するのではないでしょうか。

 

次にお聞きします。

柏原市社会福祉協議会がになう地域福祉センターが大正地区にある市立勤労者センター(KIホール)移転されますが今まで果たしてきた機能・役割が果たせて行けるのかお考えをお尋ねいたします。

 

勤労者センターに移転するにあたり、必要なスペースを確保し、役割も十分果たせると考える。

 

市民の方の声です。

「ボランティアで利用している。勤労者センターに変更になると地理的に活動が出来ににくい」と言われています。

 

オアシス内にある地域福祉センターは、基本計画に「介護や健康、医療などの様々な面から地域で暮らす高齢者を支える拠点」とあります。

 

集団指導室があり機能訓練なども行われています。

柏原市社会福祉協議会の拠点施設です。

 

訪問看護ステーションは、「本市の保健センターとして、健康診査、疾病予防、地域包括支援センターの役割も担っています。

オアシスは、1日315人の利用です。

 

高齢者の皆さんの目線から考えると大正地区にある勤労者センターは、柏原地域においても端に位置し、藤井寺市の境目にあるという場所の問題。

そして、駐車場のスペースの問題等々課題がやまづみではないでしょうか。

 

最後に市長にお聞きします。

ルル申しあげてきましたが、市長は、今回の計画が「市民の利便性を著しく悪化させない」再編計画とお考えかをお尋ねします。

 

交通手段の課題についても市民に不便をかけることが無いよう対応することから市民の利便性を著しく悪化するような計画ではない

 

私の考えは、今回の公共施設の再編整備計画は利便性を著しく悪化させる計画だと考えます。

 

紹介しましたが計画には、市民の意向にも最大限考慮するとあります。

 

11月に青年会議所の皆さんと懇談会を持ちましたが、市民アンケートには、柏原市に求める項に「寄り添う行政」や「市民の声を聞いて政策に反映する」がありました。

 

私もるる問題点を指摘しました。

 

本当に今回の再編整備を約17億円もかけてする必要があるのでしょうか。

計画には「市民・市議会等との情報共有や合意形成を図りながら再編する」とありますが、少なくとも私には、全く合意形成はとれていません。