クリーンピア21の継続を(22名)
20日(日)は、国際幸福デー。
国連は、ウクライナで住居を失い、国内で非難生活をしている人は、16日よ時点で約648万人に上ると推計。
ウクライナから外国人に脱れた難民は、320万人以上となり、9割は、女性と子供です。
冨宅市長の市政運営方針に対しての最後の質問です。
整理番号51 「協働のまちづくりにつきましては、市民と市が互いの責任と役割を理解し、それぞれの立場を尊重して、ともに考え協力していく市民協働と市民が市政に参加しやすい仕組みづくりに努めてまいります」
とありますが、市民意見を聴取することなく、クリーンピア21の閉鎖を進めることに対する市長の考えについては、
まず、協働のまちづくりについて何が重要であるとお考えかをお尋ねいたします。
本市で所有する施設の改廃などにおきまして、広報誌などの様々な媒体を通じて積極的に市の情報を提供することにより市民と情報を共有し、市民の意見の聴取をはじめ、市民が市政に参画しやすい環境づくりに努めることが重要である。
市民が市政に参画しやすい環境づくりが大事です。
何度も言ってきましたが、柏原市まちづくり基本条例は「5つの基本原則を定めています。
①市民と市は、対等の立場で、協働してまちづくりを推進します。
②市民は、まちづくりへの参加の機会が公正かつ平等に保障されています。
③市民と市は、お互いに、まちづくりに関する情報を共有し合います。
④市民と市は、一人ひとりの人権を尊重します。
⑤市民公益活動は、自主性と自立性を基本に尊重されます」。とあります。
そして、柏原市まちづくり基本条例第1条、目的、
この条例は、柏原市のまちづくりの基本理念を明らかにするとともに、市民の権利と責務及び市の機関の責務を明確にし、市民がまちづくりに参加し、
協働することにより、市民主体による地域社会の実現を図ることを目的とするとあります。
第5条、基本原則、1、市民及び市の機関は、対等の立場に立ち、協働してまちづくりを推進すること。
2、市民は、まちづくりへの参加の機会が公正かつ平等に保障されること。
3、市民及び市の機関は、互いにまちづくりに関する情報を共有しあうこととあります。
ここでお聞きします、それではなぜ今回、
クリーピア21を令和4年度末に閉鎖することに対して市民の声を全く聴かなかったのかお尋ねいたします。
クリーピア21は、一部事務組合である柏羽藤環境事業組合により運営されている。柏羽藤環境事業組合議会で閉館する予算編成となった。
柏原市議会として、11月29日にクリーンピア21を閉鎖する旨の説明会が柏羽藤環境事業組合の事務局からありました。
私は、17年間議員をしてきましたが、柏羽藤環境事業組合事務局が全議員を対象に説明会を開いたのは、初めてのことでした。
それだけ、クリーンピア21を閉鎖することは重要な案件であり、柏原市民に関わる問題であるあらわれです。
パンフレットを読み上げます。
「クリーピア21は、「柏羽藤環境事業組合は、柏原市と羽曳野市と藤井寺市から日々排出される一般廃棄物を共同処理するために全力をあげて取り組んでいます。
平成4年4月から現在稼働中の清掃工場が運転開始したのに伴い、ごみ焼却熱の有効利用を目指した施設の整備を計画し、平成10年9月に余熱利用施設「クリーンピア21」が完成いたしました。
当施設は、温水プールのほかにトレーニングルーム、浴室、大広間等を併設し、健康増進、市民相互のふれあい、コミュニケーションづくりの場としてオープン以来、老若男女を問わず、多くの市民の皆様にご利用いただいております。
特にプールゾーンに設けました歩行プール、ジャクジープールが好評で、リハビリテーションの場としてもご活用いただいており、健康増進に大いに役立っているものと確信いたしております。
クリーンピア21が末永く円滑に運営できますよう、市民の皆様のご理解とご協力をお願い申し上げ、ご挨拶といたします。」とパンフレットに書かれています。
私は、12月議会で閉鎖問題を取り上げるところでしたが、柏羽藤環境事業組合事務局から、公にしないでくれと言われていました。
それもおかしな話です。
だから、12月議会では、クリーンピア21の存在をもっと柏原市として広報すべきであるという質問しかできませんでした。
クリーンピア21の利用者数も、令和元年度では約8万人です。
平成22年度では9万人が利用されていました。特にプール利用だけで、令和元年を見ると、一般、高校生以上は約1万8,000人、小学生5,000人、中学生900人、高齢者、障害者だけで1万8,000人です。
多くの市民の方々が健康増進や介護予防、生涯学習の場として利用できる数少ない公共施設です。
しかしながら、柏原市民の方でも、このクリーンピア21の存在を知らない方も多いのではないでしょうか。という内容でした。
こんな声がありました。
「大阪市内から2年前に藤井寺市に引っ越しし、グリーンピア(ゴミの焼却施設)にプールやジムがある事を昨日、友人から聞き知りました!(◎_◎;)
大阪市内では一つの区に一つのスポーツ施設があり、一日券、1ヶ月券と色々種類があるので、1ヶ月券を購入し5年以上利用してましたが、こちらに引っ越ししてプール運動できる所を探したのですが、ネット検索にひかかりませんでした。
ブログにも書かれてましたが、グリーンピアにプール等あるとは全然知らなかったし横を通った事ありますがゴミの焼却施設と思ってました。
道路の看板等に(スポーツ施設有り)とか設置したり、羽曳野、柏原、藤井寺の広報誌に宣伝したら、きっと利用者も増えると思います。
1ヶ月単位の料金を作り、お安くしたらもっと利用者が増えると思います。
2022年2月18日 6:58 PM | 匿名
日本共産党柏原市会議員団として昨年12月23日に市長に要望書を提出しました。
読み上げます。
11月29日に柏原市議会として、柏羽藤環境事業組合事務局からクリーンピア21を令和4年度末を持って閉鎖する方向である説明を受けました。
当該施設は、温水プールのほかにトレーニングルーム、浴室等を併設し、健康増進、市民相互のふれあい、コミュニケーションづくりの場として、多くの柏原市民も利用されています。
特に、プールゾーンに設けられた歩行プール、ジャクジープールは、リハビリテーションの場、また、介護予防の役割も担っています。
令和4年2月2日の柏羽藤環境事業組合議会で予算案等を審議されますが、クリーンピア21の閉鎖は、柏原市民の公共の用に託される施設の閉鎖にあたることから、柏原市まちづくり基本条例の目的からも、市民にパブリックコメント等をとることを要望します。」という要望書でした。
しかし、最後まで、市民や利用者の方の声は聴かれませんでした。
利用者の方の声を紹介します。
69歳の女性です。変形性膝関節症で杖をついて歩いていましたが、プールで歩き始めてから筋肉がつき痛みも取れてきました。
会員にならなくてもプールを利用できるので、気軽に使えるのがここのプールのいいところです。
プールのない生活は考えられません。気軽に使えるプールをなくさないで欲しい。
68歳になります。
退職してしまうと身体を使うことが少なくなるので、動く必要があり、平日会員になって2、3日通って10年になります。エアロビクスやヨガなどの内容も色々あって楽しんでいます。
生活の一部になっているので、なくなると大変寂しくなります。
72歳になります。
週4回は通って14年になります。エアロビクス、ヨガ、フラダンス、太極拳、ジャズダンスなどを楽しんでいます。
日課になっているので、なくなれば家からでなくなってしまうのではいのかと思います。
8年通っています。
腰痛が治らなくて困っている時に、知り合いから誘われて会員になりました。
年金生活なので、他のフィットネスクラブと比べればお財布に優しくて、とても助かっています。
週3回ほどエアロビクスやヨガを続けているといつもの間にか、腰の痛みやしびれがなくなってきました。また、プログラムに一緒に参加するので、友人関係が広がりました。
心も身体も元気になれるので、なくなったら困ります。
市長、皆さんの声をどう受け止めますか。
心が痛みませんか。
健康増進、介護予防など後退しませんか。
冨宅市長は、柏羽藤環境事業組合の副管理者です。
責任もあります。
どうか、冨宅市長。
管理者である羽曳野市長に令和4年度末の閉館には待ったをかけてください。
そして、5月に開かれる柏羽藤環境事業組合議会では、クリーンピア21を廃止する条例ではなく、開閉屋根の修繕費を計上するよう求めてください。
もう冨宅市長しか閉鎖を止めることが出来ません。
そのことを心よりお願い申し上げ質問を終わります。
最後までのご清聴とご協力ありがとうございました
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