日本共産党柏原市会議員 橋本みつおのブログです。

サンヒル柏原を交流センターに 反対討論

ガチャピンとムックです 


明日に近鉄本社で懇談します

24日(木)は、日本ダービー記念日。

父親が競馬が好きだったので子どもの頃、駅前に競馬しんぶんの買い出しによく行かされました。

 

しんぶん赤旗の配達からスタート。

 

帰宅後、臨時議会の質疑・討論の最終確認

 

主張。

中谷防衛相の暴言/牛島司令官の句 美化を許すな

 

記事。

いま「赤旗」が面白い/大阪・関西万博/群を抜く追及・拡散

 

 

登校見守り挨拶活動。

 

今年度に入り8時20分以降に登校する児童・生徒さんがいなくなりました。

みんな、余裕を持って登校しています。

 

市役所へ。

臨時議会が開会されました。

お忙しい中、傍聴に来ていただいた皆さんありがとうございました。

 

採決の結果は、橋本・江村議員以外は、全ての議員が賛成をして可決されました。

 

橋本みつおの質疑と反対討論を紹介します。

最後に江村議員の討論も。

 

答弁は、後日 議会のホームページに動画がアップされればブログに投稿しますのでご視聴ください。

 

「議案第26号財産の取得について」質疑を行います。取得の目的に(仮称)市民交流センター内に室内遊び場の遊具や備品等の設置とありますが、この議案が出るまでの経緯をお尋ねいたします。

(            )

現在進められている公共施設再編整備計画です。

当初の再編整備プランでは、サンヒル柏原には、多世代交流拠点として、子育て支援センタースッキプKIDS、公民館本館、公民館堅下分館、柏原市立青少年センター、老人福祉センターやすらぎの園、柏原市立勤労者センターの機能がはいるとして多世代交流する拠点としてスタートしました。

 

議会や市民の声を受け大きく変更されてきたのが経過です。

当初、子どもの遊び場は全く計画されていなかった訳です。

2年前の今頃は、現在の内容になった公共施設再編整備計画に対して市民からパブリックコメントをとっていました。2年前の2023年7月の広報柏原には、図書館がはいる市民文化センターは、違う建物に建て替える報告もされました。現在進められている公共施設再編整備がしっかりとした計画性があったのか疑問です。

 

先日、厚生文教委員会で福井市立図書館の視察に行ってまいりました。そこでは、図書館をリニューアルするため1番最初に行われたのが、利用者アンケートでした。平成29年のことです。そこから基本構想策定、基本計画策定、基本設計・実施設計などが行われ令和6年5月に図書館をリニューアルオープンさせました。7年間かけて市民の声から始まり計画的に行われたことを学んできました。

 

3年間で無計画に進められきた柏原市の公共施設再編整備は破綻していると言わざる負えません。

 

市民の声を聞いたと言われましたが、最初から「いくら使ってない建物があるからといえ、どうしてあんな不便なところにするのか理解が出来ません。ちょっと子どもとお散歩がてらとか、ベビーカーを押して徒歩では行きづらい」と言う子育て世代の方々からサンヒルの立地問題を取り上げた意見が多くありました。

そのような流れがある中で、今回、市民の税金を7590万円使うわけです。

次にお聞きしますが、7590万円でどんな遊び場になるのかお尋ねいたします。

(           )

動のゾーン、静のゾーンやベビーゾーンの3つがあると言われました。

市民交流センターの2階には、子育て支援センタースッキプKIDSがはいります。

親子・療育教室機能があります。内容は、療育上での課題や発達面に心配のあるこどもや保護者に対し、親子がともに育ちあうことを目的にし、生活習慣や規則正しい生活リズムを獲得し、子ども達が生き生きとした活動ができ、安心して遊べる場を整備されます。

ほぼ、同じ目的です。

 

今回の契約の相手さんは、奈良県桜井市ある「ひみっこぱーく」も手掛けられました。

全く同じような設備です。大きな違いは、延床面積が約2倍あり、桜井駅に直結した利便性がいいことです。

「ひみっこぱーく」の利用定員は180名。今回の遊び場の利用定員は100名です。(説明)延床面積の狭さと立地条件がサンヒルでは、致命的な問題点です。

次にお聞きしますが、今回の遊び場の運営はどのように行う予定かお尋ねいたします。

(           )

 

業務を委託するということを確認しました。

委託するのであれば毎年、数千万円の予算が必要になることを指摘します。

 

(休憩)(2人の議員が質疑しました)

 

今回の遊び場は、何歳ぐらいをターゲットにしているのかお尋ねいたします。

(        )

 

アンケートでも小学生の子ども達が自由に遊べる、公園や広場が少ないの声も多くありました。お聞きしますが、子どもだけの利用は出来るのかお尋ねいたします。

(        )

 

小学生だけの利用な出来ない。

必ず、家族同伴が条件ですね。次にお聞きしますが、新しく出来る市民交流センターの集客面では、目玉施設になると考えますが、入場者を年間どれぐらい見込まれているのかお尋ねいたします。

(           )

 

年間で3万8千人と言うことは、単純に言えば1日約105人程度です。

平日、小学生は、学校です。夏場は、サンヒルのプールが営業され、土日はそれだけで駐車場もいっぱいです。

遊び場の空間の狭さや坂の上と言う立地条件で、柏原市民も含め、どれだけ柏原市外の集客が見込めるでしょうか。

この手の遊び場・施設は、どれだけリピーターを呼べるかにかかっています。

最後にお聞きしますが、使用料金などはどうなるのかお尋ねいたします。

(            )

 

しかも有料。

市民が親子で1時間遊べば500円が必要になる。

柏原以外の方であれば、親子で700円が必要となる。

柏原市民と藤井寺市民などの見分け方もどうなるのか。

以上、課題・問題点を明らかにし、質疑を終わります。

 

 

反対討論です。

 

市民交流センター
桜井市にある「ひみっこぱーく」

 

 

日本共産党柏原市会議員団の橋本みつおでございます。

令和7年第1回柏原市議会臨時会において、議案第26号 「財産の取得について」を反対の立場から討論を行います。

7590万円の予算で現在のサンヒル柏原に室内遊び場の遊具や備品等の設置するものです。

 

反対理由の1つ目。

公共施設等再編整備計画の計画性のなさゆえにあまりにも早急に進められていることにより、多くの矛盾が出てきています。現在進められている公共施設再編整備計画は、当初の再編整備プランでは、サンヒル柏原には、多世代交流拠点として、子育て支援センタースッキプKIDS、公民館本館、公民館堅下分館、柏原市立青少年センター、老人福祉センターやすらぎの園、柏原市立勤労者センターの機能がはいるとして多世代交流する拠点としてスタートしました。公共施設再編整備計画がしっかりとした計画性があったのかが疑問です。その影響が市民の利便性の悪化や市民との合意形成でも問題が出ています。

 

反対する2つ目の理由として、サンヒル柏原と言う坂の上にある施設を利用することです。

市民の声は「いくら使ってない建物があるからといえ、どうしてあんな不便なところにするのか理解が出来ません。ちょっと子どもとお散歩がてらとか、ベビーカーを押して徒歩では行きづらい」と言う子育て世代の方々からサンヒルの立地問題を取り上げた意見が多くありました。

 

最後3つ目に反対する理由として、奈良県桜井市にある「ひみっこぱーく」とほぼ同じような子どもの遊び場です。

 

しかしながら、大きな違いは、「ひみっこぱーく」は、延床面積が約2倍あり、桜井駅に直結した利便性がいいことです。

「ひみっこぱーく」の利用定員は180名。今回の遊び場の利用定員は100名です。

延床面積の狭さと立地条件がサンヒルでは、市民の利便性や子ども視点からも使いづらさと言う致命的な問題点があります。

業務委託で運営され、毎年、数千万円の予算が必要となります。以上3点の理由により、議案第26号 「財産の取得について」の反対の討論といたします。

 

江村じゅん議員の反対討論です。

 

日本共産党柏原市会議員団の江村淳でございます。

私は、議案第25号 工事請負契約の締結について反対し、関連する報告第7号 専決第7号 令和6年度柏原市一般会計補正予算(第13号)について不認定の立場から討論します。

これらの議案は、公共施設再編に伴う(仮称)市民交流センターの工事を約9億5千万円で契約し、交付金約4億8千万円を使うための補正の予算です。

反対する理由は、臨時議会を開いてまで、(仮称)市民交流センターの工事請負契約の締結を急ぐ問題です。

交付金や有利な起債が利用できる期限である、令和8年度(2026年度)末までに、サンヒル柏原の改修と移転、これに伴う施設の解体撤去や玉突き移転など、再編整備事業を完了させる必要があります。とくに、市民交流センターの工事は屋内遊び場を設置し、第2世代交付金4億8千万円を取得するため、2026年3月末までに、工事を完了しようとしています。つまり、公共施設再編整備基本計画を策定した2023年度からわずか3年あまりで、交付金や有利な起債が使える期日のためとして、再編計画が変更になっても、逆算で事業を進めています。遊休施設「サンヒル柏原」の活用にしがみついています。今回の工事請負契約を結べば、後戻りはできなくなります。

反対する第2の理由は、今回の改修後も多額の負担を必要とする問題です。

空調施設、トイレ、屋上防水などの整備を行い、一般的に60年使えるようにというだけで、根本的な耐震化や長寿命化ではありません。今後も大規模な改修工事と多額の費用負担が予想されます。

「サンヒル」を「(仮称)市民交流センター」に改修する事業をふくめた公共施設再編事業の総額は、20億円を超える見込みです。「サンヒル」の改修・移転の事業だけでも、物価や人件費の高騰に加え、「室内遊び場」など子育て支援施設の増額により、概算8億7千万円から10億2千万円へと膨らんでいます。

反対する第3の理由は、利便性の悪化は避けられないからです。

廃止されるオアシスは、健康、子育て支援、社会福祉のための施設です。災害時には「福祉避難所」としても最適な施設です。オアシスの「介護や健康、医療などの様々な面から地域で暮らす高齢者を支える拠点」としての役割が失われることになります。

現在の老人福祉センター「やすらぎの園」は、社会福祉協議会が運営し、人が配置され、様々な相談事業、血圧測定や健康体操なども実施されています。無料でカラオケも楽しむことができます。改修後の市民交流センターでは、高齢者が相談する相手も、備品などを管理する人もいなくなります。会議室や施設、設備などは多くが有料となります。明らかに市民の利便性が悪くなります。

反対する第4の理由は、サンヒルの立地からくる避けられない根本問題が解決できないからです。

日本共産党は2023年12月議会以来、それぞれの公共施設が果たす役割や、財政面とともに、「サンヒル」の立地条件による周辺道路が狭い問題、交通手段の改善をしても解決しないことを指摘し続けてきました。「サンヒルへは交通の便が悪く自転車では行きにくい。子ども連れでも年寄りでも行きやすい場所にしてください。」との意見は解決することはできません。

最後の理由に、税金のムダ遣いです。

今回の改修工事を進めることは、3月議会で問題となった、今後の公共工事などで100億円超える費用負担が始まることになります。模範とか成功事例として、たとえ、補助金や交付金などを獲得できたとしても、数十億円の市の負担となります。しかも国の補助金や交付金といっても、もとはといえば、柏原市民が納めた所得税や固定資産税です。将来への大きな負担の始まり、禍根を残すことにつながりなります。

どう考えても「サンヒル柏原」を「(仮称)市民交流センター」に改修する工事はするべきではありません。改修工事の契約はやめるべきです。

以上をもって、議案第25号 工事請負契約の締結について反対し、関連する報告第7号 令和7年専決第7号 令和6年度柏原市一般会計補正予算(13号)について不認定とします。ご清聴ありがとうございました。

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