柏原市立市民交流センター条例の反対討論



30日(月)は、集団疎開の日。
しんぶん赤旗の配達からスタート。
主張。
軍事費GDP比5%/常軌逸した大軍拡を拒否せよ
記事。
大企業優遇正し財源に/NHK討論 消費税減税へ山添氏主張
梅雨明け後の登校見守り挨拶活動。
朝から直射日光があたり暑かった。
暑さには、低年齢の子ども達の方が強いようです。
7歳から高校生(18歳)の生徒さんが登校しますが、高校生は顔が暑いという表情でしんどそうに登校していました。
法善寺駅から7分ほど歩いているせいもありますが・・・。
市役所へ。
最終本会議でした。
橋本みつおが柏原市立市民交流センター条例の反対討論を行いました。
公明党(新屋議員)の議員さんが賛成討論を行いました。
まるで職員さんのような内容でした。
起立採決の結果、日本共産党柏原市会議員団以外の全議員の賛成で可決されました。
(反対2 賛成13)
江村じゅん議員が補正予算の反対討論を行いました。
維新の会が賛成討論を行いました。
起立採決の結果、日本共産党柏原市会議員団以外の全議員の賛成で可決されました。
(反対2 賛成13)
本会議終了後に柏原市土地開発公社の役員会が行われました。
その後、議長室へ。
議員20年表彰を受けました。
20年間支えていただきありがとうございました。
市役所前河川敷広場へ。
国民平和行進の奈良県から大阪府へのバトンタッチ集会が行われていました。
遅れましたが、パレードに間に合いました。
少しだけ歩きました。
今までは、八尾の市役所まで歩きました。
遅い昼食後に団会議。
急ぐ案件を議論しました。
本日締め切りの議会だよりの原稿を作成し、議会事務局に提出しました。
夕方からは、私用で東大阪市へ。
柏原市立市民交流センター条例の反対討論
日本共産党柏原市会議員団の橋本みつおでございます。
令和7年第2回柏原市議会定例会において、議案第33号 「柏原市立市民交流センター条例の制定について」反対の立場から討論を行います。
この議案は、現在柏原市が進めている総事業費約18億円で健康福祉センターオアシスや老人福祉センター「やすらぎの園」を廃止し、サンヒル柏原に統廃合する等の柏原市公共施設再編整備に基づくものです。
これまでもサンヒル柏原が高台にあると言う立地条件の悪さを何度も指摘してきました。議案の制定理由として、にぎわいとコミュニティが生まれる多世代交流拠点として柏原市立市民交流センターの整備を進めており、令和8年5月に設置することからその管理運営に関することを規定すると書かれています。
果たしてにぎわいとコミュニティが生まれる多世代交流拠点となるのでしょうか。
反対する1つ目の理由が子どもと保護者の視点から問題があります。
今回、この条例に寄せられたパブリックコメントにこうありました。
「坂道等の立地条件、狭いスペース、有料、小学生も保護者同伴、幼稚園保育園学校に通う平日は利
用できないなど、子育て世代には利用し辛く致命的です。8,000万円もあれば、柏原市は公園が非常
に少なく、近隣の他市の公園を利用している子育て家庭が多いので、子どもたちがのびのび遊べる
公園を作ってほしいです。」や
「約8,000万円かけて、子どもの遊び場をサンヒルの屋内に作る計画は本当に子どものために有効なのでしょうか。有料でしかも狭い、小学生も対象にしたスペースだそうですが、子どもだけの利用は不可、幼稚園保育園学校に行っている子は平日利用できません。子どもの健全な成長発達を願うのであれば、屋外でのびのびと遊べるトイレや安全な遊具のある緑豊かな広い公園を作ってほしいと思います。柏原市にはそんな公園がありません。」
や「サンヒル改修工事は市民の税金。多額の費用をかけてする必要はない。キッズの遊び場は屋内に設置するには中途半端な大きさである。また場所的に子どもたちだけでは行ける場所ではない。母親もバスや車、自転車等交通の便が悪い。循環バスにしても今の便数では行けない。子どもの公園こそ大切。オアシスや老人福祉センターやすらぎは壊す費用もかかる。行きやすい場所は避難所としても必要。」等の意見がありました。
この声こそが市民意識調査の結果が示しているように子育て世代の多くが思われていることです。
反対する2つ目の理由は、高齢者の視点からも問題があります。
高齢者の皆さんから見れば著しく利便性が悪くなります。
パブリックコメントでは、「柏原市老人福祉センター 今日までカラオケを楽しく歌わせてもらい生き甲斐でした。それが、サンヒルに変ると有料になるとの事ですが、今まで無料で楽しく過してきましたのに老人をこまらせて良いのですか?年金暮しで細々と暮しているのに、有料と言うのは、どうも納得がいきません。人生百歳時代と言う昨今です。もっと年寄りを大事にして下さい。有料はやめて下さい。歌を生き甲斐にしてきた私共の希望を取らないで。」
や「設置目的は交流の人口の増加及びにぎわいの創出を図り、もって市民福祉の増進と地域の活性化に
寄与するとあるとあるが、これには賛成します…が。であるならば我々高齢者の唯一の交流の場所、いこいの場所が有料となると利用が出来なくなり家でのとじこもりが多くなり、体調不良者がふえて、医療費がかさんで逆効果となるのはあきらか福祉の後退。切りすてにほかならない。」と一例をあげましたが、多くの高齢者の共通した意見です。
高齢者の皆さんに取れば著しく利便性が悪くなります。
反対する3つ目の理由は、学習室の事業です。
教養、調査、研究に資するため場を提供すると言いながらほとんどの部屋などの空間が有料です。しかも閉館時間が18時です。これで児童、学生から社会人、ご高齢までの幅広い方々のニーズ・用途での利用があるのでしょうか。
疑問です。
大前提に立地条件の悪さがある中で反対する3つの理由を述べましたが、総事業費約18億円の柏原市公共施設の再編整備に伴う、柏原市立市民交流センターが市民の皆さんに喜んでもらえる施設になると思えません。
同時に「議案34号柏原市立保健センター条例の一部改正について」も柏原市公共施設等再編整備に伴うものであります。
ルル申し上げましたが、以上の理由により、議案第33号 「柏原市立市民交流センター条例の制定について」の反対の討論といたします。ご清聴ありがとうございました。


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