日本共産党柏原市会議員 橋本みつおのブログです。

活動報告

八尾地区メーデーのご案内



橋本みつお」の市政報告・懇談会をおこないました
プロジェクターが活躍しました

 

 

27日(日)は、絆の日。

 

目覚まし時計より90分も早く目が覚めた。

しんぶん赤旗の配達。

 

主張。

万博協会 指針を恣意的運用/「赤旗」排除に説明不能

 

記事。

国民利益に最もかなう/消費税減税 共産党の提案/四つの特長 小池書記局長訴え

 

 

帰宅後は、本日行われる市政報告・懇談会の段取りと進行の最終確認。

 

午前は下合同会館で、午後からは男女共同参画センター(旧市民プラザ)で同じ内容で市政報告・懇談会を行いました。

3月議会の映像も視聴していただきました。

その後は、政治のお話をしました。

 

参加された皆さんから貴重なご意見やご要望をお聞きしました。

 

「柏原市の教育行政がなっとらん」「パブリックコメントを本当にとる気があるのか」「図書館、あかんで」等々、6月議会でも取り上げさせていただきます。

本当にありがとうございました

 

 

八尾地区メーデーのお知らせ。

江村じゅん議員と一緒に参加します。

一緒にパレード(デモ)しませんか

消費税減税に財源示す日本共産党

          大正公園の桜も終わりました
太平寺石神社の楠木 


しんぶん赤旗日曜版 月990円 問い合わせ 973-1660(大県事務所)

 

 

26日(土)は、わらびもちの日。

 

先日、両親と息子が奈良県でワラビをとってきました。

 

いつもより早くしんぶん赤旗の配達からスタート。

 

主張。

焦点の消費税減税/責任ある財源示す共産党提案

 

記事。

食料安全保障へ自給率向上こそ/主食のコメ差し出すな/米国の無法要求巡り 農水相に共産党議員団/輸入自由化路線脱却を

 

 

早朝から大県事務所へ。

月に1度の後援会実行委員会の取り組み日。

車で市内のお宅を訪問しました。

 

終了後は、しんぶん赤旗日曜版を山間部も含め2地域の配達。

爽やかなお天気で気持ちよかった。

 

 

午後からは、柏原市党の会議が行われました。

各支部の苦労や取り組みが紹介されました。

共に頑張りましょう。

 

 

明日の市政・懇談会のご参加お待ちしております。

近鉄本社と懇談

近鉄本社ビル

25日(金)は、市町村制公布記念日。

1888年(明治21年)「市制」「町村制」が公布されました。

 

しんぶん赤旗の主張。

米兵女性暴行続発/米軍任せでは犯罪なくせない

 

記事。

SNS不法行為に対応を/衆院委 辰巳議員が要求

 

 

近鉄法善寺駅で朝のご挨拶。

「こんにちわ橋本みつお」を配布しながらマイクでお話をしました。

 

さすが、地元駅。

車から大きな声で「おはようございます」と言って手を振ってくれたお知り合いの現役世代のママさん。

「もう孫が7人おるねん」と孫話ができる同級生。

 

ある同級生「駒井って知ってる」「何処の駒井や、もしかして、桃山の・・・。今、共産党の大阪府の委員長やで」

「同じ大学に通ってたんやでー」と教えてくれました。

 

自転車から降りて「応援してます。頑張ってください」と励ましもありました。

 

高校生の反応が面白かった。

見守りのおっちゃんは、議員?と言う視線をビシバシ感じました。

100分のロングラン宣伝になりました。

 

大県の事務所に戻ると電話が・・・。

市民交流センターのカラオケが有料になるの・・・・」と超お怒り電話でした。

昨日の臨時議会の話をしました。

 

 

上本町にある近畿日本鉄道の本社で懇談を行いました。

八尾・東大阪・日本共産党柏原市会議員団と清水ただし元衆議院議員、宮本たけし前衆議院、しんぶん赤旗の記者さんらが参加しました。

奈良線・大阪線に関わる駅の無人化の問題や踏切りの安全対策と利便性向上に関する要望書を提出しました。

 

江村議員から、堅下駅・法善寺駅のトイレがのぼりホーム(上本町行き)しかない問題。

 

橋本は、踏切り道の拡幅を要望しました。

施設部工務課の職員さんから大変前向きな回答を頂きました。

6月の議会で追及します。

 

日曜付のしんぶん赤旗に掲載されます。

 

要望書を清水ただし元衆議院議員と東大阪・八尾・柏原の議員団で提出しました。

写真を提示し危険性を訴えました
橋本からは、山ノ井交差点から道路拡幅工事が行われているが、踏切り道(3,6メートル)が車1台しか通過できなく、通学路になっていて子どもにとっても危険であるため、狭い踏切り道を拡張するよう要望しました。


子どもたちの登校時間に60台の車が踏切りを通過します。


実現すれば、高尾橋の拡幅も実現できます。



資料です



橋本の調べた資料
Screenshot

2022年10月1日のブログより。

 

2012年から取り組んできました駅のバリアフリー化。

この程、近鉄法善寺駅も上下線とも地上改札口が完成しました。

 

署名活動から開始し、近鉄本社と懇談や議会で繰り返し要望し、実現するまでに10年かかりました。

近鉄・柏原市・国を動かす大きな事業でした。

 

堅下駅の国分方面。

上本町方面。

 

法善寺駅の国分方面。

上本町方面。

 

この間の流れ。

 

私がこの問題を取り上げたのは、平成26年6月議会の個人質問でした。

 

その時の答弁は「当該事業は、国、近畿日本鉄道株式会社、柏原市がそれぞれ費用を負担し、近鉄が事業主体となり実施するものであり、

1駅当たりの事業費が多額なことから、それぞれの財政状況を考慮しながら、関係機関と十分協議を重ね、検討してまいりたいと考えております」というものでした。

検討でした💢。 

この答弁に対し、

私も平成26年6月6日に上本町にある近鉄本社に行って、地域の方と協力し集めた「エレベーター設置の要望署名2000筆以上を持って、バリアフリー化の要望書は提出してまいりました。

 

近鉄さんは、やる気になってくれていることも、申し上げ、再度バリアフリー化のお考えをお尋ねしました。

当時の担当部長は、山本整備部長でした。

本市といたしましては、バリアフリー基本構想で位置づけてある特定経路の整備、これは先ほど答弁しました平成15年3月に設置したものでございますが、それの特定経路の整備に未完成箇所もございますことから、

今後は、未完成の特定経路及び近鉄法善寺駅と堅下駅も含めて、早期着手に向けて検討💢していきたいなと思ってございます。

やっぱり、検討💢でした。

そして1年後、平成27年6月でも同じ質問・要望をしました。

 

そうすると、検討から協議🎵に答弁が前進しました。

答弁では、「鉄道駅にエレベーターや多目的トイレ等を設置するには、非常に高額な予算を確保する必要がございます。

したがいまして、財源を確保するために国土交通省や大阪府と協議を重ねるとともに、早期実用化に向け、できるだけ早くエレベーターが稼働するよう、

近鉄と協議🎵を行いたいと考えております。」と協議に前進しました。

 

さらに、昨年平成28年6月議会では、平尾都市整備部長から答弁をいただきました。

 

結果的には、改正された基本方針に基づくバリアフリー基本構想を策定することが財源を確保できる一番の方法であるため、

平成29年度から平成30年度の2カ年で新たなバリアフリー基本構想の策定を行う予定でございます。

 

 そして、策定後、早期にバリアフリー化事業に着手していただきますよう近鉄と引き続き協議🎵を進めてまいりたいと考えております。

と具体的な年度も示され予定🎶となりました。

 

検討💢から始まり、協議🎵になり、予定化され、今回、予算化🎶されたわけです。

 

ここで、一点だけお聞きします、

今回取りました、市民アンケートに

「エレベーター設置反対。

駅の両サイドにある、通用出入り口を工夫すれば、税金をかけなくてもいい」

という意見もありますが、この意見に対してはどのようにお考えでしょうか、お尋ねいたします。

 

部長(近鉄として、切符販売機設置費用や駅員配置などの人件費等も柏原市で出すように言われていることや安全面などから現実的ではない)

 

つい先日も、大きな旅行かばんをもたれた、若い女性が、通用門から出ようとして、インターホーンで、八尾駅の駅員さんと会話されていましたが、

切符を買わず、ICカードを使用されていたので、混乱されていました。

 

高齢者の方にも、そして、子育て真っ最中のお母さん、お父さんからも期待されています。

1日でも早く、法善寺駅・堅下駅にエレベーターを設置していただくことをお願いしておきます❗❗❗。

 

2017年8月23日

法善寺・堅下駅にエレベーター設置に向け、2017年6月議会において関連する予算が提案、可決されました。

 

日本共産党国会議員団近畿ブロック事務所として、近鉄と交渉を行いました。

大阪府・奈良県・京都府の地方議員と辰巳コウタロー参議院の秘書(国会開会中のため)総勢20名が参加しました。

近鉄側は、鉄道本部大阪統括部の運輸部運行課・営業課・工務課の各課長さんが対応してくれました。

①駅の無人化の問題

②エレベーターの設置

③踏切・危険箇所の安全対策

以上のことを中心に各自治体の実態を伝え改善を求めました。

 

私は、大阪教育大学前駅のエレベーター設置のお礼を申し述べ、22日(月)に、法善寺駅構内で起こった人身事故も紹介し、写真を提示して命と安全が問われる問題として、法善寺駅・堅下駅の時間帯での駅員無人化の改善とエレベーター設置の緊急性を訴えました。

 

特に大阪府下の61駅ある中で、終日無人駅3駅(柏原南口駅)・一時無人駅が5駅ある中で、そのうちの2駅が法善寺駅・堅下駅という柏原の実態を伝えました。

奈良県の議員さんからは、高校の女子生徒が、クラブ活動で遅くなり、駅員さんがいない時はトイレに怖くていけないという声も伝えていました。

法善寺駅も八尾翠翔高校の生徒さんが多く利用されています。

近鉄側としては、実態を上司に伝え検討していくとの回答でした。

丁寧に対応していただきありがとうございました。

 

翌日のしんぶん赤旗に記事が載りました。

写真は、近畿日本鉄道会社 取締役社長あての要望書を提出したときの物です。

私も後列中央に写っています。

DSCN1556

 

2019年2月の橋本みつおニュースより。

サンヒル柏原を交流センターに 反対討論

ガチャピンとムックです 


明日に近鉄本社で懇談します

24日(木)は、日本ダービー記念日。

父親が競馬が好きだったので子どもの頃、駅前に競馬しんぶんの買い出しによく行かされました。

 

しんぶん赤旗の配達からスタート。

 

帰宅後、臨時議会の質疑・討論の最終確認

 

主張。

中谷防衛相の暴言/牛島司令官の句 美化を許すな

 

記事。

いま「赤旗」が面白い/大阪・関西万博/群を抜く追及・拡散

 

 

登校見守り挨拶活動。

 

今年度に入り8時20分以降に登校する児童・生徒さんがいなくなりました。

みんな、余裕を持って登校しています。

 

市役所へ。

臨時議会が開会されました。

お忙しい中、傍聴に来ていただいた皆さんありがとうございました。

 

採決の結果は、橋本・江村議員以外は、全ての議員が賛成をして可決されました。

 

橋本みつおの質疑と反対討論を紹介します。

最後に江村議員の討論も。

 

答弁は、後日 議会のホームページに動画がアップされればブログに投稿しますのでご視聴ください。

 

「議案第26号財産の取得について」質疑を行います。取得の目的に(仮称)市民交流センター内に室内遊び場の遊具や備品等の設置とありますが、この議案が出るまでの経緯をお尋ねいたします。

(            )

現在進められている公共施設再編整備計画です。

当初の再編整備プランでは、サンヒル柏原には、多世代交流拠点として、子育て支援センタースッキプKIDS、公民館本館、公民館堅下分館、柏原市立青少年センター、老人福祉センターやすらぎの園、柏原市立勤労者センターの機能がはいるとして多世代交流する拠点としてスタートしました。

 

議会や市民の声を受け大きく変更されてきたのが経過です。

当初、子どもの遊び場は全く計画されていなかった訳です。

2年前の今頃は、現在の内容になった公共施設再編整備計画に対して市民からパブリックコメントをとっていました。2年前の2023年7月の広報柏原には、図書館がはいる市民文化センターは、違う建物に建て替える報告もされました。現在進められている公共施設再編整備がしっかりとした計画性があったのか疑問です。

 

先日、厚生文教委員会で福井市立図書館の視察に行ってまいりました。そこでは、図書館をリニューアルするため1番最初に行われたのが、利用者アンケートでした。平成29年のことです。そこから基本構想策定、基本計画策定、基本設計・実施設計などが行われ令和6年5月に図書館をリニューアルオープンさせました。7年間かけて市民の声から始まり計画的に行われたことを学んできました。

 

3年間で無計画に進められきた柏原市の公共施設再編整備は破綻していると言わざる負えません。

 

市民の声を聞いたと言われましたが、最初から「いくら使ってない建物があるからといえ、どうしてあんな不便なところにするのか理解が出来ません。ちょっと子どもとお散歩がてらとか、ベビーカーを押して徒歩では行きづらい」と言う子育て世代の方々からサンヒルの立地問題を取り上げた意見が多くありました。

そのような流れがある中で、今回、市民の税金を7590万円使うわけです。

次にお聞きしますが、7590万円でどんな遊び場になるのかお尋ねいたします。

(           )

動のゾーン、静のゾーンやベビーゾーンの3つがあると言われました。

市民交流センターの2階には、子育て支援センタースッキプKIDSがはいります。

親子・療育教室機能があります。内容は、療育上での課題や発達面に心配のあるこどもや保護者に対し、親子がともに育ちあうことを目的にし、生活習慣や規則正しい生活リズムを獲得し、子ども達が生き生きとした活動ができ、安心して遊べる場を整備されます。

ほぼ、同じ目的です。

 

今回の契約の相手さんは、奈良県桜井市ある「ひみっこぱーく」も手掛けられました。

全く同じような設備です。大きな違いは、延床面積が約2倍あり、桜井駅に直結した利便性がいいことです。

「ひみっこぱーく」の利用定員は180名。今回の遊び場の利用定員は100名です。(説明)延床面積の狭さと立地条件がサンヒルでは、致命的な問題点です。

次にお聞きしますが、今回の遊び場の運営はどのように行う予定かお尋ねいたします。

(           )

 

業務を委託するということを確認しました。

委託するのであれば毎年、数千万円の予算が必要になることを指摘します。

 

(休憩)(2人の議員が質疑しました)

 

今回の遊び場は、何歳ぐらいをターゲットにしているのかお尋ねいたします。

(        )

 

アンケートでも小学生の子ども達が自由に遊べる、公園や広場が少ないの声も多くありました。お聞きしますが、子どもだけの利用は出来るのかお尋ねいたします。

(        )

 

小学生だけの利用な出来ない。

必ず、家族同伴が条件ですね。次にお聞きしますが、新しく出来る市民交流センターの集客面では、目玉施設になると考えますが、入場者を年間どれぐらい見込まれているのかお尋ねいたします。

(           )

 

年間で3万8千人と言うことは、単純に言えば1日約105人程度です。

平日、小学生は、学校です。夏場は、サンヒルのプールが営業され、土日はそれだけで駐車場もいっぱいです。

遊び場の空間の狭さや坂の上と言う立地条件で、柏原市民も含め、どれだけ柏原市外の集客が見込めるでしょうか。

この手の遊び場・施設は、どれだけリピーターを呼べるかにかかっています。

最後にお聞きしますが、使用料金などはどうなるのかお尋ねいたします。

(            )

 

しかも有料。

市民が親子で1時間遊べば500円が必要になる。

柏原以外の方であれば、親子で700円が必要となる。

柏原市民と藤井寺市民などの見分け方もどうなるのか。

以上、課題・問題点を明らかにし、質疑を終わります。

 

 

反対討論です。

 

市民交流センター
桜井市にある「ひみっこぱーく」

 

 

日本共産党柏原市会議員団の橋本みつおでございます。

令和7年第1回柏原市議会臨時会において、議案第26号 「財産の取得について」を反対の立場から討論を行います。

7590万円の予算で現在のサンヒル柏原に室内遊び場の遊具や備品等の設置するものです。

 

反対理由の1つ目。

公共施設等再編整備計画の計画性のなさゆえにあまりにも早急に進められていることにより、多くの矛盾が出てきています。現在進められている公共施設再編整備計画は、当初の再編整備プランでは、サンヒル柏原には、多世代交流拠点として、子育て支援センタースッキプKIDS、公民館本館、公民館堅下分館、柏原市立青少年センター、老人福祉センターやすらぎの園、柏原市立勤労者センターの機能がはいるとして多世代交流する拠点としてスタートしました。公共施設再編整備計画がしっかりとした計画性があったのかが疑問です。その影響が市民の利便性の悪化や市民との合意形成でも問題が出ています。

 

反対する2つ目の理由として、サンヒル柏原と言う坂の上にある施設を利用することです。

市民の声は「いくら使ってない建物があるからといえ、どうしてあんな不便なところにするのか理解が出来ません。ちょっと子どもとお散歩がてらとか、ベビーカーを押して徒歩では行きづらい」と言う子育て世代の方々からサンヒルの立地問題を取り上げた意見が多くありました。

 

最後3つ目に反対する理由として、奈良県桜井市にある「ひみっこぱーく」とほぼ同じような子どもの遊び場です。

 

しかしながら、大きな違いは、「ひみっこぱーく」は、延床面積が約2倍あり、桜井駅に直結した利便性がいいことです。

「ひみっこぱーく」の利用定員は180名。今回の遊び場の利用定員は100名です。

延床面積の狭さと立地条件がサンヒルでは、市民の利便性や子ども視点からも使いづらさと言う致命的な問題点があります。

業務委託で運営され、毎年、数千万円の予算が必要となります。以上3点の理由により、議案第26号 「財産の取得について」の反対の討論といたします。

 

江村じゅん議員の反対討論です。

 

日本共産党柏原市会議員団の江村淳でございます。

私は、議案第25号 工事請負契約の締結について反対し、関連する報告第7号 専決第7号 令和6年度柏原市一般会計補正予算(第13号)について不認定の立場から討論します。

これらの議案は、公共施設再編に伴う(仮称)市民交流センターの工事を約9億5千万円で契約し、交付金約4億8千万円を使うための補正の予算です。

反対する理由は、臨時議会を開いてまで、(仮称)市民交流センターの工事請負契約の締結を急ぐ問題です。

交付金や有利な起債が利用できる期限である、令和8年度(2026年度)末までに、サンヒル柏原の改修と移転、これに伴う施設の解体撤去や玉突き移転など、再編整備事業を完了させる必要があります。とくに、市民交流センターの工事は屋内遊び場を設置し、第2世代交付金4億8千万円を取得するため、2026年3月末までに、工事を完了しようとしています。つまり、公共施設再編整備基本計画を策定した2023年度からわずか3年あまりで、交付金や有利な起債が使える期日のためとして、再編計画が変更になっても、逆算で事業を進めています。遊休施設「サンヒル柏原」の活用にしがみついています。今回の工事請負契約を結べば、後戻りはできなくなります。

反対する第2の理由は、今回の改修後も多額の負担を必要とする問題です。

空調施設、トイレ、屋上防水などの整備を行い、一般的に60年使えるようにというだけで、根本的な耐震化や長寿命化ではありません。今後も大規模な改修工事と多額の費用負担が予想されます。

「サンヒル」を「(仮称)市民交流センター」に改修する事業をふくめた公共施設再編事業の総額は、20億円を超える見込みです。「サンヒル」の改修・移転の事業だけでも、物価や人件費の高騰に加え、「室内遊び場」など子育て支援施設の増額により、概算8億7千万円から10億2千万円へと膨らんでいます。

反対する第3の理由は、利便性の悪化は避けられないからです。

廃止されるオアシスは、健康、子育て支援、社会福祉のための施設です。災害時には「福祉避難所」としても最適な施設です。オアシスの「介護や健康、医療などの様々な面から地域で暮らす高齢者を支える拠点」としての役割が失われることになります。

現在の老人福祉センター「やすらぎの園」は、社会福祉協議会が運営し、人が配置され、様々な相談事業、血圧測定や健康体操なども実施されています。無料でカラオケも楽しむことができます。改修後の市民交流センターでは、高齢者が相談する相手も、備品などを管理する人もいなくなります。会議室や施設、設備などは多くが有料となります。明らかに市民の利便性が悪くなります。

反対する第4の理由は、サンヒルの立地からくる避けられない根本問題が解決できないからです。

日本共産党は2023年12月議会以来、それぞれの公共施設が果たす役割や、財政面とともに、「サンヒル」の立地条件による周辺道路が狭い問題、交通手段の改善をしても解決しないことを指摘し続けてきました。「サンヒルへは交通の便が悪く自転車では行きにくい。子ども連れでも年寄りでも行きやすい場所にしてください。」との意見は解決することはできません。

最後の理由に、税金のムダ遣いです。

今回の改修工事を進めることは、3月議会で問題となった、今後の公共工事などで100億円超える費用負担が始まることになります。模範とか成功事例として、たとえ、補助金や交付金などを獲得できたとしても、数十億円の市の負担となります。しかも国の補助金や交付金といっても、もとはといえば、柏原市民が納めた所得税や固定資産税です。将来への大きな負担の始まり、禍根を残すことにつながりなります。

どう考えても「サンヒル柏原」を「(仮称)市民交流センター」に改修する工事はするべきではありません。改修工事の契約はやめるべきです。

以上をもって、議案第25号 工事請負契約の締結について反対し、関連する報告第7号 令和7年専決第7号 令和6年度柏原市一般会計補正予算(13号)について不認定とします。ご清聴ありがとうございました。

臨時議会の傍聴をお願いします

7時~8時20分までの見守り

熱中症予防

議会時はいつもの光景 
なんで臨時議会やね

 

 

23日(水)から熱中症警戒アラートの運用開始。

気象庁と環境省が、熱中症への注意を呼びかけます。

過去に例のない危険んな暑さが予想されるときは、「熱中症特別警戒アラート」が出ます。

 

しんぶん赤旗の主張。

収まらない米価高騰/安心して増産できる体制作れ

 

記事。

消費税減税 政界に旋風/世論うけ各党からも/恒久財源示し提案は共産党のみ

 

 

登校見守り挨拶活動。

堅下北小学校の1・6年生が万博遠足に参加します。

「もうすぐ雨やむから気を付けていってらっしゃい」と挨拶すると「ありがとうございます」と返ってきました。

 

生徒さんが私の顔に近づいてきました。

「アイプチばれるかな」「アイプチってなんや」「二重瞼」「全然わかれへんわ、いってらっしゃい」と小学生時代に比べ、頑張って早く登校している中学生。

 

 

市役所へ。

気合いデーでしたが・・・。

 

朝から印刷業者さんとの対応や給食センターの職員さんが給食メニューについて説明に来られたり、職員さんから色々と報告を受けました。

最後に、最終のヒアリングを行いました。

 

 

結局、午後から明日の臨時会に向けての最終の質疑と反対討論作りを行いました。

 

夕方か夜にお互いの討論原稿を送信して確認します。

必要があれば修正します。

 

江村議員が議案第25号で橋本が議案第26号を担当し、質疑・討論を行います。

 

 

24日(木)の臨時議会は、10時開会です。

担当部長から議案説明が行われます。

その後、一括して質疑(本会議場の自席)を行います。

そして、討論が行われ起立採決を行います。

 

日本共産党柏原市会議員団は、5案件のうち、3案件に反対を行います。

内容は、公共施設再編整備に伴う、サンヒル柏原を(仮)市民交流センターとして工事をする関係予算等です。

 

臨時議会の傍聴をお願いします。

午前中には、閉会します。

山ノ井交差点から高尾橋まで道路拡幅



交通量調査
踏切りの拡幅が必要です

 

22日(火)は、清掃デー。

 

しんぶん赤旗の主張。

再審制度の改正/冤罪救済へ今国会で成立図れ

 

記事。

「思いやり予算」増額要求は不当/参院予算委で小池書記局長 米国従属やめ削減迫れ

 

 

登校見守り挨拶活動。

いつもは、7時20分に家を出ますが7時に出ました。

 

7時30分集合で堅下北小学校の2・5年生が万博遠足に参加します。

 

2年生のお友達が「暑いから、首に巻く冷たいやつもっていくかママと話したけど、持って行っていいかわからんからやめてん」と教えてくれました。

「水筒持ってきたかー」と聞くと「持ってきたよー」答えてくれました。

 

通常の子どもたちが登校する7時40分から8時20分まで踏切りを通過する車の交通量調査を行いました。

 

60台でした。

金曜日の近鉄本社との懇談の為です。

 

踏切りが車1台しか通過できない現状です。

子どもたちが通学するのに危険です。

踏切りの拡幅が必要です。

 

 

午前中は、臨時議会対策を行いました。

苦戦しています。

 

 

午後からは、大県事務所の会議が行われました。

学習をたっぷりされました。

 

夕方からは、大県・本郷事務所合同の会議を行いました。

4月活動の報告と5月活動の確認を行いました。

各支部の悩みも出されました。

橋本みつおブロックは1つ、助け合いをする意思統一がされました。

 

 

 

山ノ井交差点から西に向かう大和屋(実家)がある高尾橋までの区間の道路幅を拡張する工事が進められています。

 

 

遊水池工事に伴う工事です。

 

車道幅6メートル、歩道2メートルの道路になります。

完成予定は、令和7年夏頃です。

 

現在は、歩道整備の工事が行われています。

代表質疑その⑤です。

あくまでも基本原稿です。

本番では、少し付け加え発言もしています。

答弁は、簡略化します。

 

整理番号59(款)7土木費 (項)2道路橋りょう費 (目)2道路維持費 市道本復旧及び補修工事 46、500(千円)については、内容についてお尋ねいたします。

 

(補修及び復旧工事を行い、市道の維持管理をするもの)

 

市道の凸凹の改修や道路補装の予算です。少しの凸凹があれば、職員さんがすぐに現場に駆け付け対応されていることに感謝いたします。

しかしながら、職員さんでは、対応できず、業者さんにお願いしなければ通行の安全を確保できない道路もたくさんあるのも事実です。その時に言われるのが「限られた予算」です。

この項目は、冨宅市長にも直接、予算を増やすことを要望しましたがほとんど増額もされていません。お聞きしますが、

 

(資料4)令和7年1月の柏原市市民意識調査の結果、行政サービスに対する30項目中の道路については、満足度と重要度の乖離が大きい順で1位です。

 

市民の皆さんは、道路に関心が高いものの不満に思われている結果です。

21が道路です。3が交通安全です。

(資料5)さらに柏原市の住みやすさにに対する17項目の評価の中では、道路事情が最下位から2番目です。最下位は、公園などの憩いの場です。逆に1位は自然環境になっています。

 

道路事情に不満を持たれていることに対し、どのように考えになられているのかお尋ねいたします。

 

(道路行政に対するニーズが高いのは、認識している。満足度が上がるよう、道路行政に取り組む )

 

この質問は、以前にも部長にお聞きしました。ぜひとも積極的に取り組むべきです。柏原市市民意識調査の目的は、こう書かれています。「柏原市の行サービスに対する評価やニーズを把握し、今後のまちづくりや行政サービスの向上を図るため実施するものです」とあります。

 

冨宅市長になって8年間、予算もほとんど変わっていませんよ。

市民アンケートに寄せられた市民の皆さんの声を紹介します。

 

最下位の公園などの憩いの場に関して1人だけ市民の方の声を紹介します。

「公園がひどい。ブランコできる公園がない。一体柏原の子どもはどこで遊んでいるの?? 奈良の方が公園がめちゃ良かった。ブランコちゃんと整備して欲しい。「だから人が来なくて、草ボーボーになるんですよ」って言いたくなる公園ばっかり。河川敷は蚊が多すぎてブランコできない。公園に子ども集まっているか? 30代女性・非正規社員 

 

道路に対する市民の皆さんの声を紹介します。

柏原市の道路行政は最悪だ。幹線道路でない場所でも、アスファルト舗装を二層施工している。こんな無駄なことをしている市は近隣では見当たらない。信貴のどか村へ抜ける道を来年から再度工事するようだが、なぜここなのか。優先的に工事する場所を考えよう。東小学校前の道路は早くきれいにすべき。予算がないという前に、予算を使う優先順位を考えるべき。

柏原市長は1週間かけて柏原市を歩いて、もっと認識を改めて欲しい。

 

教育大前駅に向かう原川沿いの歩道について。近鉄大阪線側の樹木がうっそうと茂り、5年近く市が手入れしていない。夜になると街灯をさえぎり不気味。私たちが引っ越してきた約30年前は、植え込みも肩の高さ程度で、近鉄線の反対側の歩道や車道まで見渡せた。

 

市役所の周りだけ美しくするのではなく、市民が不安なく安心して通れる歩道にして欲しい。道路の舗装。車移動も歩きもガタガタな道が多く、しんどい、疲れる。

 

大県商店街は車(くるま)通行不可にしてほしいや歩道(大県~太平寺)旧170号線が狭く危険で通るのが怖い。そして、国分市場くらいから25号線の歩道が悪い、歩道の点字ブロックが真ん中にある、ガタガタ 自転車で走るのが怖い、という声がありました。そして多かったのが車道より歩道の整備して欲しいでした。

 

以上のように生活道路に対するご意見やご要望が多いことがわかりました。

道路に対する声は、柏原市道、大阪府道、国道も含まれています。

市長、市民の皆さんの声を伝えました。

よろしく改善するようお願いします。

柏原病院に対しての感謝の声

フェイスブックより

臨時議会提出議案

 

 

21日(月)は、民放の日。

しんぶん休刊日。

 

登校見守り挨拶活動。

 

堅下北小学校の3・4年生、堅下北中学校の全学年は、万博遠足に参加します。

暑くなるので熱中症が心配です。

7時30分に学校集合なのでお父さんと一緒に登校するお友だちもいました。

 

鯉を見るのが大好きなお友だち。

お母さんと一緒に登校しました。

腕を包帯でつっていました。

 

「どうしたん」と聞くと、お母さんんが「家の階段から転んで、ひびが入りました」と教えていただきました。

いつもめちゃ元気ですが、少し、しゅんとしていました。

 

 

市役所へ。

 

議会運営委員会が開かれました。

24日(木)に開催される、臨時議会の運営について協議しました。

3案件について反対と討論を表明しました。

 

重要案件を臨時議会に提案すること自体が問題です。

 

終了後は、担当課の職員さんとヒアリングを行いました。

 

議員団会議を行いました。

質疑内容を議論しました。

反対討論も確認する予定でしたが・・・。

16時に担当職員と橋本とのヒアリングが行われました。

 

江村議員は、明日から環境事業組合の視察があります。

反対討論確認は、水曜日の夜に行うことになりました。

 

17時現在も悪戦苦闘中ですが、ブログを更新します。

 

 

夜は、八尾で地区党の会議が行われます。

 

 

先日、ブログに匿名さんから柏原病院に対してのコメントを頂きました。

 

 「先日の夜、八尾市に住む3歳4ヶ月の孫が遊んでいて左の肘をボキッと言う音とともに脱臼。痛みで大泣きに。


 診てくれる医療機関はないかとあちこち電話したが、繋がらない。ダメ元で柏原市立病院に電話したら、外科の当直医が診察しますとのこと。地獄に仏とはこのことです。

 

 タクシーで駆けつけました。
 こども好きの医師らしく、大泣きする孫娘と上手く対話しながら徒手整復してくれました。

 こどもは正直なもので、治った途端にニコニコ顔に。


 なかなか小児の時間外は診てくれない中で、本当に助かりました。

 柏原市立病院、なくなったら困ります!」

市政報告・懇談会のご案内

衣替え 



日本の食と農業を守ろう

 

20日(日)は、聴くの日。

 

しんぶん赤旗の配達からスタート。

早朝も暖かくなりました。

 

主張。

万博の「赤旗」排除/「知る権利」守り公正な対応を

 

記事。

どうする競争教育、長時間労働、不登校/子ども大切にする教育ともに/京都「教職員のつどい」 志位議長が語る

 

 

昨日のブログに柏原病院に対しての嬉しいコメントいただきました。(明日、紹介します)

 

大阪市内で会議が行われました。

 

 

市政報告・懇談会のご案内

4月27日(日)

10時 堅下合同会館2階会議室

14時 市民プラザ6階中会議室(JR柏原駅西口)

 

議会映像の視聴や皆さんからご意見やご要望をお聞きします。

皆さんのご参加をお待ちしています

柏原市役所の4年前

桜も終わりかな 


本郷事務所


孫のもーちゃんが来ました

 

 

19日(土)は、地図の日。

 

しんぶん赤旗の配達と山間部にしんぶん赤旗日曜版と後援会ニュース配布へ。

 

主張。

学術会議解体法案/独立性なくすのが狙い 廃案に

 

記事。

「赤旗」万博取材許可を検討/辰巳議員へ経産相答弁/衆院経産委

 

 

午前は、地域の後援会ニュース配布へお散歩。

ええ運動になりました。

 

 

午後からは、月に1度の本郷事務所の土曜日会議が行われました。

諸課題を議論されました。笑いの出る仲間っていいもんです。

 

会議終了後は、急いで帰宅。

お昼から孫のもーちゃんが遊びに来ていました。

夕方まで少し遊べました。

駐車場でズボンに水をかけられました。

 

 

夜の21時30分より、東大阪市・八尾市の党議員団でZOOM会議

25日(金)に行う近鉄本社との懇談会の調整・打ち合わせ会議です。

 

 

2021年の4月18日(日)のブログより。

 

柏原市役所の新庁舎開庁記念式典が行われました。

セレモニー終了後は、内覧会。

新庁舎は、5階建てです。

 

玄関を入ると左に各種発行の市民課のコーナーがあります。

1階フロアーも充実感。

広々とした空間が広がっています。

カウンターにもそれぞれ仕切りもありました。

キッズスペースもありました。

トイレ🚻も自動照明、自働水洗で明るい。

 

5階は、議会フロアーです。

議員の登庁掲示板もデジタル化。

議事堂から大和川の風景が見れます。

私の席のここです。

傍聴席も立派になりました。

エレベーターから私の控え室までは、100メートルほど・・・。

議員の控え室。

何も置かなければ広い。

雨の中でしたが、現庁舎が寂しそうに見えました。

現在庁舎は、4月30日まで開庁します。

給食センターからの眺め。

5月6日(木)からは、新庁舎で運用開始されます。

 

物価高騰から暮らしを守る緊急提案

こども達と接すると元気が出ます 


柏原市役所と鯉のぼり



特殊詐欺にご注意を

 

 

18日(金)は、岡山県創立の日。

母親の里が岡山県です。

 

しんぶん赤旗の主張。

バンドン会議70年/継承される巨大な平和の本流

 

記事。

日米交渉内容を明らかにし不当な要求撤回させよ/小池書記局長が会見

 

 

登校見守り挨拶活動。

1番登校は、フィギアちゃんでした(フィギアスケートを習う)。

「1番やん。運動場で遊ぶや」「そうや」と行って嬉しそうに登校していきました。

 

堅下北小学校は、来週の月・火・木曜日に万博遠足に参加します。

「バスは、何処から乗るの」と尋ねると「スポーツ広場の駐車場から」と教えてくれました。

 

 

市役所へ。

議員団会議を行いました。

24日(木)に開かれる臨時議会対策でした。

 

江村議員と議案を分担し、それぞれ担当課の職員さんとヒアリングを行いました。

かなりハードな臨時議会になります。

 

 

午後からは、万博遠足に参加に随行された教育委員会の職員さんに様子をお聞きしました。

議会前と言うこともあり職員さん達が、控室に来られました。

 

 

物価高騰から暮らしを守る緊急提案

 

 日本共産党の田村智子委員長が16日の記者会見で発表した「物価高騰から暮らしを守る緊急提案」は次のとおりです。


 物価高騰が暮らしと営業を直撃しています。日本共産党は、「要求対話」「要求アンケート2025」に取り組み、100万人近い方々から切実な声が寄せられました(4月15日現在)。

 「買い物に行くのが怖くなる」「カードの支払いが月に2万円も増えた」など、暮らしの不安と苦しさを訴える声が圧倒的です。また賃上げを求める声、医療・介護への不安も全世代から多数寄せられています。

 「トランプ関税」への不安も強まっています。貿易ルールを無視した一方的な関税措置の撤回とともに、国内経済対策として、「トランプ関税」による犠牲を雇用や中小企業に転嫁する動きを許さないために力をつくします。同時に、国民の家計消費と内需を応援する思い切った対策をとることは、「トランプ関税」から日本国民の暮らしと営業を守るためにも、いよいよ大切になっています。

 寄せられた要求・切実な声にもとづいて、以下の緊急提案の実現のために力をつくします。

1、消費税の廃止めざし、緊急に5%に引き下げて年12万円の減税を、インボイスは廃止に

――大企業・富裕層への減税・優遇をやめて消費税の緊急減税を

いまこそ消費税の緊急減税、インボイスは廃止を

図

 消費税を5%に減税すれば、平均的勤労者世帯(世帯主の給与年収500万円程度)で年12万円の減税になります。(表)

 

 食料品、水光熱費、衣服など、あらゆるものの価格が上がっているいま、毎日の買い物にかかる消費税の負担を減らすことは、もっとも力強く、効果的な暮らし応援です。物価高騰による中小企業の倒産が続いています。中小企業、自営業者の経営を守るためにも、消費税減税は待ったなしです。

 アベノミクスで、消費税は2度も増税されたために、いま中間所得層まで、最も重い税負担が消費税となっています。しかも、低所得の人ほど収入に対する負担が重く、税全体の負担率は年収800万円以下まで10%程度とほぼ同じ、税負担の累進性がなくなってしまいました。「不公平な税制」をただすためにも、消費税減税が必要です。

 

 消費税を5%に減税すれば、政府のインボイス導入の口実もなくなります。フリーランスや自営業者、中小企業を苦しめているインボイスを廃止します。

 いま、消費税の減税を求める国民の声がいちだんと大きく広がり、重要な政治課題に浮上してきました。力を合わせて消費税の緊急減税、インボイスの廃止を実現しましょう。

 

財源をどうするか――

本気で消費税減税を実行するためには、借金に頼らず、恒久的な財源を示すことが必要です

図

 「消費税減税の財源をどうするのか」。これが大きな焦点となっています。日本共産党は、大企業と富裕層への行き過ぎた減税や税の優遇をやめることと一体で、消費税減税を提案しています。

 

 自公政権がすすめてきた大企業減税は、年間11兆円にもなっています(グラフ)。政府は、大企業を支援すれば、賃上げや設備投資に回ると言ってきました。しかし、与党も「意図した効果をあげられなかった」(与党税制調査会)と認めざるを得ず、石破首相は、「効果を上げなかったことを深く反省する」とまで国会で答弁しました。「効果がない」減税を続けることは、大義も目的もない大企業へのバラマキそのものです。

 

 所得が1億円を超えると逆に税負担率が減っていく――「1億円の壁」など、富裕層・大株主への優遇も、いつまで続けるのでしょうか。

 

 消費税5%への減税は15兆円規模の大きな財源が必要ですが、日本共産党は、大もうけをしている大企業や大金持ちを優遇する不公平な税制をただせば、財源をつくることができることを具体的に提案しています。

 

 一部に財源について、「借金でまかなえばいい」という議論があります。

日本共産党は、コロナや災害対策など、国民の暮らしに緊急に必要不可欠な一時的支出は、国債でまかなうことに賛成してきました。しかし消費税減税は一時的な話ではありません。

 

10%から緊急に5%に減税し、さらに廃止する――これが日本共産党の大方針であり、多くの国民の願いでもあります。「借金でまかなえばいい」ということになれば、将来にわたって、毎年、毎年、数十兆円規模で借金を増やし続けることになります。急激なインフレへのリスクも高めます。「インフレになったら国債発行を止めればいい」という議論もありますが、“インフレになったら消費税減税をやめて増税する”とでも言うのでしょうか。あまりに無責任な議論ではないでしょうか。

 

 本気で消費税減税を実行するためには、借金に頼らず、恒久的な財源を責任を持って示すことがどうしても必要です。「大企業と富裕層に負担能力に応じた税金を! 消費税は減税を!」――ともに声をあげることを呼びかけます。

 

 

2、物価高に負けない賃上げを、物価にふさわしく上がる年金に

 

 「賃上げは好調」と石破首相は言いますが、働く人の多くが、賃金が物価高に追いついていません。これが暮らしの苦しさの最大の要因です。実質賃金は、昨年1年間で▲0・3%、今年もすでに2カ月連続で減少し、ピーク時(1996年)から年額74万円も減っています。

 

 この間、大企業は過去最高の利益を更新しています。ところが、どれだけ労働者にまわしているかという労働分配率をみると、大企業ではこの30年で60%から45%程度まで下がり、過去最低です。利益が労働者にも、取引先企業にも回らず、ただただ内部留保として積みあがる――アベノミクス以降、大企業の内部留保は200兆円も増え、539兆円(23年度末)にも膨れ上がりました。

 「大企業の内部留保を賃上げへ回せ、中小企業の下請け単価引き上げへ回せ」と、労働者と国民の運動を大きく広げましょう。

 すべての働く人の賃上げをすすめていくために、政治が次のような責任を果たすことを強く求めます。

 

最低賃金をすみやかに時給1500円(月額手取り20万円程度)に引き上げ、1700円をめざす

 

 最低賃金を「2020年代に1500円に」と石破首相も言い出しましたが、「5年先」では遅すぎます。物価高に負けない賃上げをすすめるためにも、最低賃金を全国一律1500円(月額手取り20万円程度)に引き上げ、1700円をめざします。

 

中小企業への賃上げ支援を抜本的に強化する

 この問題の最大の焦点は、雇用の7割を支える中小企業の賃上げへの直接支援をやるかやらないかにあります。“賃上げをしないと働き手が集まらない、しかし賃上げができる体力がない”――追い詰められ「人手不足倒産」まで増えています。

 岩手県、徳島県、群馬県、奈良県などで中小企業の賃上げへの直接支援、補助金がスタートしています。国こそ、中小企業の社会保険料の軽減や賃上げ補助金など、中小企業の賃上げへの直接支援を大規模に行うべきです。

 

大企業の内部留保課税で、賃上げと下請け単価への還元を促進し、10兆円の税収は中小企業の賃上げ支援に

 

 日本共産党は、アベノミクス以降に増えた内部留保に、賃上げ分と設備投資を控除したうえで、年2%、5年間の時限課税を行い、ここから生まれる税収10兆円程度を中小企業の賃上げへの直接支援に充てることを、繰り返し政府に提案してきました。

 これこそ、大企業で働く人も、中小企業で働く人も、賃上げを促進し、内部留保を経済に還流させる最良の方策ではないでしょうか。

 

物価高騰に見合った年金に改定し、現役世代に“減らない年金”を

 

 自公政権が、「100年安心」と言って導入した、年金額を物価上昇より下回らせる制度によって、第2次安倍政権以後の13年間で、公的年金は実質8・6%も削減されました。これがなければ、現在、月10万円の年金を受給している人は、月9400円(年11万円)も多い年金となったのです。この制度の被害は、今後も年を追うごとにひどくなり、現役世代の受け取る年金がどんどん減っていくことになります。

 

 「マクロ経済スライド」などをなくし、年金を、物価の値上がりや賃金上昇に追いつかせて引き上げ、現役世代にも“減らない年金”を保障します。

(1)現在290兆円、給付の5年分もため込んでいる巨額の年金積立金を、年金の引き上げに活用する、

(2)高額所得者の保険料“優遇”を見直して応分の負担を求める、

(3)現役労働者の賃上げと待遇改善をすすめて保険料収入と加入者を増やすなど、物価上昇に見合う年金への改革をすすめます。

 

3、物価高騰による医療、介護の経営危機・提供基盤の崩壊を食いとめ、ケア労働者の賃上げをはかる緊急措置を

 

緊急に国費を投入して、医療崩壊を止め、医療従事者の賃上げをはかる

 「このままでは、ある日突然、病院がなくなります」「地域医療は崩壊寸前」――日本病院会など6病院団体の訴えに、衝撃が広がっています。医療機関の収入となる診療報酬は国が決める公定価格ですが、物価高も、賃金上昇もまともに反映されていません。病院の6割が赤字に陥り、診療科や入院患者の受け入れを減らす、救急医療が廃止されるなどの事態が、全国に広がっています。ボーナスカットや賃下げで、医療従事者の“大量離職”も起きています。日本の医療は崩壊の一歩手前の緊急事態です。医療の危機をもたらした自公政権の責任は重大です。

 

 緊急に国費を5000億円投入して、診療報酬の基本の部分を引き上げます。患者負担増にならないようにして、医療崩壊を止め、医療従事者の賃上げをはかります。

 

介護報酬の緊急引き上げを介護保険への国庫負担割合を増やして実施し、介護・障害福祉の職員の賃上げと事業所の経営支援をすすめる

 

 介護では、すでにその基盤崩壊ともいえる深刻な事態がすすんでいます。とくに、昨年度、政府が訪問介護の基本報酬を2~3%削減したことで、ヘルパーなどの不足と事業所の閉鎖がすすみ、事業所が「ゼロ」「1カ所のみ」という自治体が増え続けています。

 報酬削減の撤回等を求める地方議会の意見書は、16道県議会を含む289自治体にのぼっています(中央社保協集計 3月末)。ただちに削減した訪問介護の報酬を復活します(50億円)。

 介護保険の国庫負担割合を10%引き上げ(1・3兆円)、保険料・利用料の負担増にならないようにしながら、公的助成による介護・福祉職員の賃上げと労働条件の改善、事業所の経営再建、介護事業が“消滅”の危機にある自治体における事業継続への公的支援などを行います。

 

保育士の給与の着実な引き上げと、配置基準の見直しを

 国の責任で、保育士の着実で継続的な賃上げと、職員配置基準の引き上げ、常勤職員の増員など労働条件の改善をすすめます。

 

暮らしを押しつぶす大軍拡をやめ、財界・大企業優先をただし、国民の暮らし第一に

 

 自公政権が維新の会の賛成を得て成立させた2025年度予算は、社会保障関係費、文教費、中小企業対策費など、暮らしの予算はどれも、物価上昇に追いつかない実質マイナスです。食料安定供給費にいたっては、コメ価格が高騰しているのに実額でマイナスとなりました。そのなかで軍事費だけは前年度比9・5%増という、異常な突出となっています。

 

 軍事費突出は、今年度だけではありません。自公政権が「敵基地攻撃能力の保有」などとして2027年度までの5年間に43兆円も注ぎ込む大軍拡計画を決め、3年前には5・4兆円(当初予算)だった軍事費が、わずか3年間で8・7兆円にまで膨れ上がりました。しかも、2月の日米首脳会談で、石破首相は、トランプ大統領に、「2027年度より後も防衛力の抜本的強化を行う」――大軍拡を続けることを約束しました。トランプ政権は、軍事費を「GDP比3%以上」=18兆円以上に、と日本に要求しています。

 

 こんな軍事費の異常膨張の道をすすんだら、暮らしも経済も押しつぶされてしまいます。「日米同盟強化」の名で、憲法を踏み破り、「専守防衛」も投げ捨て、米軍とともに他国に攻めこむための大軍拡は、平和も暮らしも壊します。日本共産党が「東アジア平和提言」で示しているように、東アジアを戦争の心配のない平和な地域にしていくための、憲法9条を生かした平和外交こそ必要です。

 いまこそ、「国民の大切な税金は軍事でなく、暮らしに優先して使え」の国民的な大運動を起こそうではありませんか。

 

 日本共産党は、「日米同盟絶対」でトランプ政権いいなりに大軍拡に突き進もうとする政治、財界・大企業優先の政治――自民党政治の根底にある大きなゆがみに切り込み、切実な要求の実現とともに、国民の暮らし最優先の政治へと改革をすすめるために全力をつくします。

 政治を変え、暮らしと営業を守るための、国民的な大運動を重ねて呼びかけます。