日本共産党柏原市会議員 橋本みつおのブログです。

高齢者に優しい社会つくろう(12名)

19日(月)は、敬老の日。

 

しんぶん赤旗の配達からスタート。

生暖かい風が吹いていました。

 

午前中は、後援会ニュースを2地域配布しました。

 

坂道が多い地域もあり、日頃の運動不足を実感。

 

汗だく💦なりました。

午後からは、委員会対策をするもなかなか進まず😂。

 

午後4時時点での避難所開設。

 

 

しんぶん赤旗の配達の主張より。

敬老の日

高齢者に優しい社会つくろう

きょうは「敬老の日」です。高齢者がこれまでの人生経験や持ち味を発揮して、個性豊かに過ごしている姿は、次の世代にとって励みになっています。長年にわたり人生を重ねてきた方々に心から感謝し、お祝い申し上げます。

いくつになっても安心して暮らせる高齢者に優しい社会にするために、政治の役割が重要です。

長寿社会の土台を崩すな

今年、全国で100歳以上の人は9万526人となり、初めて9万人を超えました。52年連続で過去最多を更新しました。世界有数の長寿社会へと発展してきたことは、医療や公衆衛生など命と健康を守るさまざまな仕組みの拡充をめざし、改革を求めてきた多くの国民の努力のたまものです。

一方、2021年の日本の平均寿命は男性81・47歳、女性87・57歳と若干前年を下回りました。厚生労働省は、コロナ拡大の影響を指摘します。コロナ禍は、政府の後手と無為無策が重なり、多くの高齢者が感染し、命も奪われました。感染症に強い医療・保健・検査の体制をつくることが、長寿社会の土台であることを改めて浮き彫りにしています。

高齢者が安心して医療を受けられるようにすることも大切な課題です。岸田文雄政権が10月から、75歳以上が加入する後期高齢者医療制度の窓口負担(現在原則1割)に、初めて2割負担を導入することは重大です。約370万人が負担増の対象です。昨年の国会では負担が「2倍化」すれば、大規模な受診抑制を招くことが明らかになりました。お金を気にして病気がちな高齢者が受診を我慢すれば手遅れになり、命にかかわる危険につながります。

収入の大きな支えである年金は4月から引き下げられています。すでに深刻化している生活必需品の値上げは秋以降、さらに加速すると予想されます。高齢者の暮らしに追い打ちをかける「2倍化」は中止を決断すべきです。

欧州諸国では、医療費窓口負担は無料やわずかな定額が主流です。日本でも1973年から83年まで、国の制度として70歳以上の医療費を無料にした歴史があります。70歳以上の窓口負担を全て1割にし、将来的に「窓口負担ゼロの制度」へ前進することが求められます。年齢で差別する後期高齢者医療制度の廃止も欠かせません。

自民党政権や財界は“日本の社会保障給付は高齢者に偏っている”かのように描きます。しかし、日本は欧州諸国と比べ高齢化が進んでいるのに、それらの国々より社会保障費全体が少ないことが問題です。世代間の対立をあおって、社会保障費削減を進めることは許されません。高齢者を粗末に扱う政治に若者は希望を持てません。

二度と戦争繰り返さない

日本の敗戦から77年を迎え、戦争の惨禍を直接知る人の体験を引き継いでいくことも大きな課題です。広島・長崎の被爆者、沖縄戦の体験者、東京大空襲をはじめとする民間の被害者らは、いまロシアのウクライナ侵略が招いた悲劇を自らの体験と重ね合わせて心を痛め、平和への声を上げています。改憲・大軍拡を進める岸田政権への不安を募らせています。

高齢者が語る戦争体験に耳を傾け、思いを受け止め、憲法9条を生かした平和の取り組みをさらに進めることが不可欠です。