日本共産党柏原市会議員 橋本みつおのブログです。

市民参加と市民協働になっていない(その⑤)



しんぶん赤旗日曜版月額990円

 

 

21日(土)は、夏至です。

 

しんぶん赤旗の配達。

引き続き、山間部へ日曜版・後援会ニュース配布。

2時間のツーリングでした。

 

しんぶん赤旗の主張。

通常国会閉会/願いの実現へ 参院選で審判を

 

記事。

暮らし危機打開の方向示した/共産党国会議員団総会 田村委員長あいさつ/かけがえのない役割知らせ 都議選・参院選で勝利を

 

 

午前中は、八尾の地区事務所で江村じゅん議員と地区委員長との合同会議

色々と議論しました。

 

 

午後からは、身体を休めながら厚生文教委員会準備と明日の市政報告・懇談会の準備を行いました。

 

 

橋本みつおの冨宅市政運営方針に対する代表質問その⑤最終

 

なお、あくまでも基本原稿なので本番は、少し発言内容が異なることもありました。

市長の答弁は、簡略化しています。

 

整理番号49 みんなでつくる暮らし続けられるまち 市民が市政に参加しやすい協働のまちづくりについてですが、私は、非常に市政運営を行う上で重視しなければいけないと考えます。しかしながら先ほども紹介しました、柏原市市民意識調査集計結果において「協働・市民参加」の満足度が30項目ある中で下から7番目という結果です。

これについて市長はどうのように考えているのかお尋ねします。

 

( 重要な計画立案の際はパブリックコメントを実施するなど、市民の市政の参加を進めていく)

 

最後にお聞きしますが、(資料6)平成27年12月末では、柏原市の人口は、71344人でした。毎年、人口が減少し、令和6年末では、66500人です。冨宅市長就任以降の8年間も柏原市の人口は減少し続けていますが、これについて市長の考えをお尋ねします。

 

( 子育て施策の充実、移住・定住施策、安全・安心と言った取り組みを進める)

 

私が繰り返し何度も取り上げてきた柏原市まちづくり基本条例です。

市民協働のまちづくりとは、行政主導のまちづくりではありません。

 

第1条、目的、この条例は、柏原市のまちづくりの基本理念を明らかにするとともに、市民の権利と責務及び市の機関の責務を明確にし、市民がまちづくりに参加し、協働することにより、市民主体による地域社会の実現を図ることを目的とするとあります。

 

私は、本当に大切な条例であると考えます。

 

意見等の取扱いを示した第13条にはこのように書かれています。

市の機関は、広く市民の意見等を聴くため、市民参加の方法を行ったときは、提出された意見、提案及び情報を総合的かつ多面的に検討しなければならない」とあります。果たして市民の皆さんの意見は生かされていますか。

 

私は、冨宅市長が就任された8年前の議会でこう述べました。

 

「私が議員になってからのこの12年間は、市民協働及び市民が主役のまちづくりにはなっていなかったと強く感じています。 日本共産党柏原市会議員団は、以前、市民が主役のまちづくりを進め、市民参加と市民協働の条例の精神と条文を実効性あるものに進めるために取り組んでいる、柏原市と人口規模も同じ、東京の狛江市で視察を行いました。学んだことは大きく2つありました。


 1つ目が、市の推進する市民参加と市民協働の取り組みが、行政側の意図に左右されずに透明性を持って推進されるために審議会を持ち、市民参加と市民協働の推進指針を出されていたことです。そして、このことを絶えず検証しています。ことしの1年間は市民協働、市民とともに、市民と相談しながら市政運営が出来たのかを毎年検証されています。

 

市民協働を進める上で重要な2つ目は、市の姿勢、つまり具体的には市長の政治姿勢です。清潔で公正、開かれた市政であることが求められています。冨宅市長、ご記憶ありますか。冨宅市長、柏原市は、開かれた市政になっていますか。市民の協働、市民参加への意識を高めるということは、市民の皆さんの声を聞く、市民の声に寄り添う、行政主導のまちづくりではなく、市民の皆さんの声を聞きながら市政運営を進めることです。

 

本日るる申し上げてきましたが、行政主導のまちづくりになっていることを指摘し、以上で冨宅市長の市政運営方針に対する質問を終わります。

最後までのご協力とご清聴ありがとうございました。

 

資料



明日は、東京都議会議員選挙の投票日