5500万円を無駄に 怒り💢の不認定討論をしました
28日(月)は、プライバシーデー。

登校見守り挨拶活動。

柏原市議会の最終本会議でした。
橋本みつおが議員団を代表して、認定第1号 令和7年度柏原市一般会計歳入歳出決算の認定について、不認定の立場から討論を行いました。
認定討論を公明党・大阪維新の会がそれぞれ行いました。
我々は、「市民の代表であり、職員の代弁者でないぞー」と言いたくなる討論でした。
採決の結果、共産党以外の議員が皆さん認定し可決されました。
午後から、相談者の方と一緒に職員さんと相談にのっていただきました。
夕方からは、八尾の地区委員会事務所で会議が行われました。
夜は、私用で東大阪市へ行ってきます。
5500万円を無駄にした怒りの不認定討論を紹介します。
日本共産党柏原市会議員団の橋本みつおでございます。私は、令和8年第3回柏原市議会定例会におきまして、認定第1号 令和7年度柏原市一般会計歳入歳出決算の認定について、不認定の立場から討論を行います。認定できない理由は、以下に述べる3つの点からです。
不認定の理由1つ目は、2025年大阪関西万博に関連する事業費2千238万2207円と児童・生徒招待事業の527万8602円の柏原市独自の事業費です。
万博会場の夢洲では、2024年3月末にガス爆発が発生し、25年4月6日のテストランでも同じ場所でガス漏れが発生しました。大阪メトロが運休し、夢洲に多くの来場者が取り残される事態となりました。記録的な猛暑が続き、30度以上の夏日は100日を超え、熱中症の危険は高まりました。夢洲でおこなう万博だからこその問題点を繰り返し指摘してきました。特に万博招待事業は、大阪府内の自治体でも参加しない自治体があったり、同じ自治体の中でも学校長の判断で参加しない学校、低学年が参加しないと言う自治体・学校がありました。ところが柏原市では、小学校・中学校のすべての学校・学年が万博遠足を実施しました。やはり、安全性や万博遠足の教育的意義から見ても特に小学校の低学年には課題があったと考えます。委員会審議で、世界各国の文化や先端技術、環境・エネルギー分野の取り組みなどに直接触れる機会となり、未来社会について考える契機になったことが一定の教育的効果があったと」と答弁されましが、小学低学年にも教育的意義があったと言えるでしょうか。実際、低学年の児童が途中で「しんどい」と言って泣き出したり、熱中症の症状が出て、歩くことが出来なくなり、半日を教師と救護室で過ごす児童もいました。大事に至らなくて本当によかったです。
不認定の理由2つ目は、公共施設等再編事業を進めたことです。
サンヒル柏原を市民交流センターに改修して、健康福祉センターオアシスや老人福祉センター「やすらぎの園」を廃止して移転しました。KIホールへの社会福祉協議会の移転や、市役所別館3階への予防接種など健康福祉センターの機能を移転する事業で、総事業費は総額約18億円です。
令和7年度末で市民交流センターに係る事業費は約11億円です。子育て世代や高齢者を、高台にあるサンヒルに集めることが根本的な問題があり一貫して指摘してまいりました。高台にあるサンヒル柏原を多世代の交流施設として整備したことは、「高齢者、障害者等の移動等の円滑化の促進に関する法律」から見ても矛盾しています。特に老人福祉センター「やすらぎの園」は、高齢者の健康の維持増進、教養の向上及びレクレーション活動を提供し、介護予防講座も行い高齢者に健康で明るい生活を営んでもらうことを目的にしていました。令和7年度で延べ1万5513人の方が利用されていました。公共施設等再編整備計画にある複合化する施設の利便性を下げないとある中で老人福祉センター「やすらぎの園」の利用者をはじめとする高齢者施策は、高齢者サービスの低下、利便性の低下が顕著に現れました。今後、坂道を登り降りする場所に位置する市民交流センターを利用するにあたり、自転車事故をはじめ安全性に危機感を持ちます。
不認定の理由3つ目は、市民文化センター長寿化工事設計業務委託料の5500万円です。厚生文教委員会でも発言しましたが、我々議会人として決算審査に当たって、最も力点を置かなければならないとことは、予算が議決した趣旨と目的に従って適正に、そして、効率的に執行されたかどうか。それによってどのように行政効果が発揮できたか。また、決算審査において、支出が歳出予算の目的通りに適法適正になされているのか。そして、その成果が十分達成されたかどうか、予算の執行がすべて計画的にされていたか。公共施設の整備が計画的に進められているのか。を審議するのが決算審査です。
柏原市議会として市民文化センター長寿化工事設計業務委託料の5500万円の予算を可決しました。計画通り進めば工事期間は15か月間で来年5月には、完成する予定でした。
議会で可決したにも関わらず、職員でつくるワーキンググループの内部決定を優先するのであれば柏原市議会の存在価値がなくなってしまいます。議会制民主主義の崩壊です。
決算審査の着眼点である、予算が議決した趣旨と目的に従って適正に、そして、効率的に執行されたかどうか。と言う点からも計画を変更し、工事に着手していないことは、市民文化センター長寿化工事設計業務委託料の5500万円、市民の皆さんの貴重な税金を無駄にしてしまいました。
委員会の答弁でもありましたが、1階の図書館は、令和7年には、のべで53042人の方が154004冊の貸し出しで利用されていました。また、2階3階にある公民館は、約2万人の方が利用されていました。この方々は、市民文化センターを利用できなくなってしまいました。
そもそも柏原市の公共施設等再編整備計画(案)では、図書館がリビエールホール。公民館はサンヒル柏原への複合化が提案されました。パブリックコメントで多くの市民の皆さんの意見を受け、JR柏原駅と近鉄堅下駅の間にあり図書館・公民館として市民文化センターは、最適な立地条件として計画が見直されました。
したがって柏原市の公共施設等再編整備計画では、市民文化センターは複合化の対象にはなっていませんでした。決算の着眼点である公共施設の整備が計画的に進められていません。大問題です。
本会議において冨宅市長は、「計画を変更することで多額の工事費や維持管理費と言う財政負担を未然に防ぐことが出来た」と答弁されました。果たしてそうでしょうか。ハローワーク跡地にリビエールホールと市民文化センター、堅下合同会館の複合化を計画されています。住民説明会でも34億円と言われました。先の6月議会でも明らかにしましたが、6年後の完成であれば、人件費、資材の高騰で50億円以上は必要になることが予想されます。また、問題点は、2階建てを想定され、現在の図書館より延べ床面積が狭く、公民館機能はほとんど果たせない計画です。嘘で固められた計画です。支出が歳出予算の目的通りに適法適正になされているのか。と言う決算審査の着眼点から見ても議会人として認めることはできません。
以上の理由により、認定第1号 令和7年度柏原市一般会計歳入歳出決算の認定については、不認定とします。ご清聴・ご協力ありがとうございました。



