公共施設再編整備は問題多し(不認定討論)
早く写真を投稿したいと思う今日この頃です。
4日(金)は、イワシの日。
しんぶん赤旗の記事。
石破首相 幹事長時に政策活動費17.5億円/事実上の“裏金” 使途「明らかにする」
登校見守り挨拶活動。
妹さんが45分に1番に登校しました。
明日の運動会をすごく楽しみにいているようです。
久しぶりの笑顔が見れてよかったです。
やっくんも58分には、登校。と
「明日は、雨や」
「明日は、お天気や」と色々な意見がありました。
途中から笠間が降ってきました。
OB自慢。
堅下北小学校の運動場は、市内の小学校9校の中で1番広いです。
来週は、毎日朝駅宣伝をするのでしばらく見守りができません。
明日は、くもりで運動会できそうでよかった。
来賓参加します。
楽しみです。
今日は、1日実務デー。
後援会ニュースの原稿作り。
市民アンケートの作成。
本番を意識しての演説原稿作り等々。
昼過ぎに地区から連絡があり選挙はがきを取りに行き、大県・本郷事務所におろす。
各支部長さんがいらっしゃいました。
選挙モードですね。
その後は、各団体におろしました。
車で雨の中でしたが、気分転換になりました。
日本共産党柏原市会議員団の江村淳でございます。
私は、認定第1号「令和5年度 柏原市一般会計歳入歳出決算の認定について」を反対、つまり不認定の立場から討論を行ないます。
この一般会計決算には、新型コロナ感染症への対策や物価高騰対策など、命とくらし、営業などに関わる大事な予算執行が含まれており、これに反対するものではありません。
しかし、「公共施設等再編整備事業」について認めることはできません。
決算を認めることができない理由は以下の通りです。
この事業は、委員会での決算審査で明らかなように、「平成29年(2017年)策定の『柏原市公共施設等総合管理計画』などの関連計画を踏まえ、施設の最適化を図るための計画策定に要した業務委託料」を含むものです。令和4年度(2022年度)から5年度(2023年度)までの2箇年の契約額2321万円、2022年度は支払い分約1890万円、2023年度分約430万円となっています。
さらに、2023年度の主な業務内容は、「再編検討委員会の開催や、パブリックコメント及びアンケートの実施に関する支援、また、各施設の整備工事設計業務の仕様書(案)の作成」との委員会答弁でした。
公共施設再編整備事業は、サンヒル柏原を「(仮称)市民交流センター」に改修する工事費用の概算8億7千万円をふくむもので、再編整備事業の総額は約16億9千万円です。
再編整備計画は、本会議答弁で、「昨年6月に柏原市公共施設等再編検討委員会から、再編整備基本計画(案)について答申をうけ、様々な議論を重ね、10月に公共施設の最適化を図るための基本的な計画として策定された」ものです。
再編計画の変遷をたどってみると、2023年6月、計画(案)になる段階で、「公民館」の移転先が「サンヒル柏原」から「市民プラザ6階」に変更されました。
8月には「図書館」の移転先が「リビエールホール」から「柏原駅周辺」として「白紙」になりました。9月、「文化センター(公民館・図書館)」は「再編整備計画」とは別の大規模改修計画となりました。これを経て2023年10月「再編整備基本計画」が策定されました。
この経過のなかで、非常に大事だと実感しているのは、市民の声です。
2023年3月・4月は、パブリックコメント289通と利用者アンケート213通、合計502通でした。2024年1月・2月には、市政モニター68人、子育て支援施設などの利用者347件、他の施設利用者134件、合計549件の回答でした。しかも、件数だけでなく、子育て世代の回答数の多さや、回答内容をみても、関心が高かったと記憶しています。
この間の経過を見れば、整備計画や設計業務などは、市民の声を反映して変わっていったことは明らかです。逆に言えば、「市民の声や願いが、最初の段階からどれだけ反映していたのかが問われる」ということではないでしょうか。
一方で、サンヒルを約8億7千万円かけて改修する計画は、市民の意見を反映して、内容が一部変更されているものの、基本は変わっていません。
日本共産党は、2023年12月の補正予算、つまりサンヒル柏原を改修して「(仮称)市民交流センター」にする設計業務委託料に反対しました。
その反対討論のなかで、サンヒルは交通手段や立地に課題があり利便性が悪くなること、移転元の健康福祉センター「オアシス」には廃止する合理的な理由がないこと、費用対効果など財政上の課題が多いことなどを指摘しました。この時の指摘通りだったのではないでしょうか。
本会議質問では、「オアシス」では、社会福祉協議会が中心となって、「高齢者いきいき元気センター」の運営や相談活動などされています。スキップKIDSは、地域の子育て支援の拠点施設として、「子どもの健やかな育ちを支援する」「親の支援を図る」という2つの大切な役割があり、親子のべ4035人が利用する施設です。
しかも、「保険事業等との連携」あるいは「早期の療育につなげる」ためには、保健センターと併設されていることが大きなメリットです。
「オアシス」の施設内で、子育て支援と老人福祉、障害者福祉が一体で実施されていることは、柏原市内で最大の199人を収容できる「福祉避難所」としても最適です。
しかも、「オアシス」の土地借上料、つまり借地料は、令和5年度決算では年間約728万円で、仮に10年間使用しても約7280円であり、解体費用の約3億1200万円の約4分の1です。
オアシスの管理費約4025万円を10年使用しても、4億円余りで、サンヒル改修費の約半分で、費用対効果は高いです。
サンヒルの改修工事を止めて、オアシスを活用する方が財政効果は大きいと考えます。
どう考えても、公共施設等再編整備事業の支出に問題があると言わなければなりません。
以上の理由から、認定第1号「令和5年度 柏原市一般会計 歳入歳出決算の認定について」は、不認定、認めることができません。
コメントフィード
トラックバックURL: http://jcp-kasiwara.org/hashimoto/archives/84068/trackback