日本共産党柏原市会議員 橋本みつおのブログです。

個人質問で法善寺・堅下駅のエレベーター設置を求めました

 6月議会の個人質問で法善寺・堅下駅のエレベーター設置を求めました。質問内容を紹介します。

法善寺駅・堅下駅にエレベーターを設置する市の考えについてお聞きしましたが、昨年要望して1年が過ぎましたが、具体的な動きはないようです。

近鉄と協議をするとの答弁がありましたが、昨年わたくし共は、地域の方々と要望署名も添えて、近鉄本社とも2回に及ぶ、懇談・交渉をしてまいりました。

近鉄側としては、柏原市からの要請があればエレベーターの設置をしていきたいと回答されています。あとは柏原市の問題です。

現在、エレベーター設置の必要性が1年前と比べても高くなっています。

それは、なぜかというと法善寺駅・堅下駅も始発列車から9時30分までの間と夕方5時30分から最終列車の時間帯は、駅員さんが不在になっています。乗降客が多い時間帯に駅員さんがいないんです。

近鉄さんのご案内にはこう書かれています。「車椅子をご利用のお客様は、係員の手配を行ないますので、あらかじめ近鉄八尾駅へご連絡願います。ご連絡がない場合は、お待ちいただくことがございますのでご了承願います。これでは、車椅子の方にとって、こんな不便なことはありません。高齢化が進む中で、階段の上りおりが不自由な方も多くいらっしゃいます。

平成15年に策定された、「柏原市の交通バリアフリー基本構想では、柏原駅、国分駅、高井田駅のバリアフリー化が書かれ、現在すべての駅に設置されましたが、この基本構想はいつまでを目標の年にされていたのですか。

部長答弁(平成22年になっています。)

今は、平成27年です。もう5年も経過しています。新たな構想を今までに作る必要があったのではないでしょうか。特に、平成23年に法律が改正され、乗降客が3000人以上の駅にもバリアフリー化するよう定められました。

柏原市においても法善寺駅・堅下駅にエレベーターを設置する内容の事業計画及び基本構想を早急に作る必要があると考えます。

駅のエレベーター設置は、障害の有無にかかわらず、高齢者の方そして、子育て世代など市民のニーズは大変高いです。柏原市としても、早急にしっかりと事業計画を立て、エレベーター設置をすべきであります。