日本共産党柏原市会議員 橋本みつおのブログです。

堅下・法善寺駅 バリアフリー化のあゆみ(1名)

28日(水)は、なにわの日。

 

今年9月から法善寺・堅下駅の地上改札化の工事が始まり来年9月頃完成予定です。

2017年からの取り組みや議会での要望を紹介します。

 

9月2017年8月30日のブログ

私は、今回の予算化は、署名活動を取り組むなどの住民運動と近鉄本社・柏原市との交渉と議会での粘り強い要望が議会も動かし、柏原市政も動かしたと考えています。

7月16日のブログより。

そこで、この間の3年間のあゆみについて、橋本みつおが6月議会で発言した内容を紹介します。

議案第57号 柏原市バリアフリー基本構想協議会条例の制定については、条例の制定に至った経緯と目的についてお尋ねいたします。

部長(基本構想を作ることにより、国から優先して、交付金が充当され、大阪府からもバリアフリー化設備整備補助金の交付があり、これらを活用して、両駅にバリアフリー化の事業を進めていきたい)

エレベーター設置に向け初めて事業を進めると答弁をいただきました🙌。

そして、予算化もされています🎶。

本当にありがとうございます🙏。

今回の答弁をお聞きし、毎年毎年の答弁が前進してきたことを実感しました❗。

 

私がこの問題を取り上げたのは、平成26年6月議会の個人質問でした。

 

その時の答弁は「当該事業は、国、近畿日本鉄道株式会社、柏原市がそれぞれ費用を負担し、近鉄が事業主体となり実施するものであり、

1駅当たりの事業費が多額なことから、それぞれの財政状況を考慮しながら、関係機関と十分協議を重ね、検討してまいりたいと考えております」というものでした。

検討でした💢。 

この答弁に対し、

私も平成26年6月6日に上本町にある近鉄本社に行って、地域の方と協力し集めた「エレベーター設置の要望署名2000筆以上を持って、バリアフリー化の要望書は提出してまいりました。

近鉄さんは、やる気になってくれていることも、申し上げ、再度バリアフリー化のお考えをお尋ねしました。

 

当時の担当部長は、山本整備部長でした。

本市といたしましては、バリアフリー基本構想で位置づけてある特定経路の整備、これは先ほど答弁しました平成15年3月に設置したものでございますが、それの特定経路の整備に未完成箇所もございますことから、

今後は、未完成の特定経路及び近鉄法善寺駅と堅下駅も含めて、早期着手に向けて検討💢していきたいなと思ってございます。

やっぱり、検討💢でした。

そして1年後、平成27年6月でも同じ質問・要望をしました。

 

そうすると、検討から協議🎵に答弁が前進しました。

答弁では、「鉄道駅にエレベーターや多目的トイレ等を設置するには、非常に高額な予算を確保する必要がございます。

したがいまして、財源を確保するために国土交通省や大阪府と協議を重ねるとともに、早期実用化に向け、できるだけ早くエレベーターが稼働するよう、

近鉄と協議🎵を行いたいと考えております。」と協議に前進しました。

 

さらに、昨年平成28年6月議会では、平尾都市整備部長から答弁をいただきました。

 

結果的には、改正された基本方針に基づくバリアフリー基本構想を策定することが財源を確保できる一番の方法であるため、

平成29年度から平成30年度の2カ年で新たなバリアフリー基本構想の策定を行う予定でございます。

 

 そして、策定後、早期にバリアフリー化事業に着手していただきますよう近鉄と引き続き協議🎵を進めてまいりたいと考えております。

と具体的な年度も示され予定🎶となりました。

 

検討💢から始まり、協議🎵になり、予定化され、今回、予算化🎶されたわけです。

 

ここで、一点だけお聞きします、

今回取りました、市民アンケートに

「エレベーター設置反対。

駅の両サイドにある、通用出入り口を工夫すれば、税金をかけなくてもいい」

という意見もありますが、この意見に対してはどのようにお考えでしょうか、お尋ねいたします。

 

部長(近鉄として、切符販売機設置費用や駅員配置などの人件費等も柏原市で出すように言われていることや安全面などから現実的ではない)

 

つい先日も、大きな旅行かばんをもたれた、若い女性が、通用門から出ようとして、インターホーンで、八尾駅の駅員さんと会話されていましたが、

切符を買わず、ICカードを使用されていたので、混乱されていました。

 

高齢者の方にも、そして、子育て真っ最中のお母さん、お父さんからも期待されています。

1日でも早く、法善寺駅・堅下駅にエレベーターを設置していただくことをお願いしておきます❗❗❗。

 

2017年8月23日

法善寺・堅下駅にエレベーター設置に向け、2017年6月議会において関連する予算が提案、可決されました。

 

以前のブログより。

005

日本共産党国会議員団近畿ブロック事務所として、近鉄と交渉を行いました。

大阪府・奈良県・京都府の地方議員と辰巳コウタロー参議院の秘書(国会開会中のため)総勢20名が参加しました。

近鉄側は、鉄道本部大阪統括部の運輸部運行課・営業課・工務課の各課長さんが対応してくれました。

①駅の無人化の問題

②エレベーターの設置

③踏切・危険箇所の安全対策

以上のことを中心に各自治体の実態を伝え改善を求めました。

私は、大阪教育大学前駅のエレベーター設置のお礼を申し述べ、22日(月)に、法善寺駅構内で起こった人身事故も紹介し、写真を提示して命と安全が問われる問題として、法善寺駅・堅下駅の時間帯での駅員無人化の改善とエレベーター設置の緊急性を訴えました。

特に大阪府下の61駅ある中で、終日無人駅3駅(柏原南口駅)・一時無人駅が5駅ある中で、そのうちの2駅が法善寺駅・堅下駅という柏原の実態を伝えました。

奈良県の議員さんからは、高校の女子生徒が、クラブ活動で遅くなり、駅員さんがいない時はトイレに怖くていけないという声も伝えていました。

法善寺駅も八尾翠翔高校の生徒さんが多く利用されています。

近鉄側としては、実態を上司に伝え検討していくとの回答でした。

丁寧に対応していただきありがとうございました。

 

翌日のしんぶん赤旗に記事が載りました。

写真は、近畿日本鉄道会社 取締役社長あての要望書を提出したときの物です。

私も後列中央に写っています。

DSCN1556

地下改札のあるエレベーター設置された近鉄二上駅

近鉄本社での懇談。