「こんにちは橋本みつおです」のニュース配布のお手伝いのお願い
5日(土)は、タクシーの日。
1912年(大正元年)に営業開始。
しんぶん赤旗の配達。
早朝は涼しい。
続いて日曜版の配達に山間部に。
爽やかな朝でした。
記事。
維新の会の国会活動。
日曜版記事。
「こんにちは橋本みつおです」のニュースの配布をお手伝いしていただきる方を募集中です。
「こんにちは橋本みつおです」8月号をフルカラーで作成しました。
全戸配布を行います。
記事の内容は、市民文化センターがつぶされ、図書館がリビエールホールに詰め込まれる等、公共施設の再編整備の問題点を分かりやすく説明しています。
裏面は、学校給食の無償化・町会などが行う古紙回収の補助金が5円に増額される等の情報提供です。
100枚でも結構なので、皆さんのご協力をお願いいたします。
072-973-1660(大県事務所)までお電話ください。
私もニュース配布してきます。
ニュースにも触れていますが、「公共施設の再編整備」について昨年の12月議会・3月議会・6月議会の質問内容を紹介します。
昨年の12月議会の個人質問。
(答弁は、簡略化します。あくまでも基本原稿です。)
整理番号77 公共施設 堅下合同会館、市民文化センター健康福祉センターオアシスの複合化、統合、廃止(案)の考えについてお伺いします。
( 既存の施設は、具体化されていないが市役所庁舎、サンヒル柏原、KIホール、市民プラザへの集約化・複合化を検討する。)
堅下合同会館、市民文化センター、健康福祉センターオアシスは集約化・複合化に向けて市役所庁舎、サンヒル柏原、KIホール、市民プラザに移転予定と答弁がありました。
資料①をご覧ください。
これは、柏原市の公共施設再編に関する市民アンケートの中にあります。
既存施設を集約化・複合化つまり、堅下合同会館、市民文化センター、健康福祉センターオアシスは廃止になると考えます。
堅下合同会館は公民館の分館であり、市民文化センターは、図書館のある公民館です。
文部科学省のホームページには、公民館の目的は、社会教育法第20条があり、住民の教養の向上、健康の増進、生活文化の振興、社会福祉の増進に寄与することを目的にするとあります。
公民館の根本的な狙いとして、生涯学習の推進のために公民館は住民の身近な学習・交流の場である。そのための教育機関として、地域社会の改善・改革の基礎としての公民館でありたいと文科省は考えています。
公民館は重要な教育機関です。
また、文科省は、公民館の役割として、1、集会と活用「集まる」、地域生活に根差す事業。地域の社会生活は、集会活動を通して向上する。このため、集会所、憩いの場、茶の間など、多様な役割を果たすものが公民館である。
2、学習と創造「学ぶ」、生活文化を高める事業。住民の継続的な学習活動は、それらはさらに個人や小集団による自主的な学習によって深められ、進められる必要がある。そのような学習活動を支え、発展させるための活動は、数多く考案されるべきであると文科省のホームページに書かれています。
住民の生涯学習を保障する場が公民館だという中で、そういう理念で大阪府下の中でも公民館を持っている市、今、他市では公民館を生涯学習センターという形で移行しているところもあるんですが、そういう中で、大阪には33市あって、大阪市と堺市の2市が政令指定都市なので、31市中27が公民館を持っています。
このような状況の中で、堅下合同会館、市民文化センターの教育施設をサンヒル柏原や市役所等に機能を集約するということは、いまある教育施設がなくなります。
市民の皆さんは、どう思われるでしょうか。
次にお聞きしますが、これからの施設再編整備のスケジュールをお尋ねします。
(関係団体等と協議を行い、取りまとめ、パブリックコメントを来年4月に実施し、意見を可能な限り繁栄させ、6月に再編整備計画を策定する予定です)
パブリックコメントを来年4月ごろに実施、6月には計画が策定されると言うことですね。
私が何回も取り上げてきたのが、「柏原市まちづくり基本条例」です。
まさしく今回の問題は、多くの市民に関わることです。
第4条「まちづくりは、夢のある地域社会の実現に向けて、柏原市の現在及び未来に責任を負うことの出来る市民主体のまちづくりを行うものでなければならない」とあります。
したがって、市民参加の方法第12条の(2)は意見公募、パブリックコメントのことですが、(3)として、公聴会とあります。
つまり、住民説明会やタウンミーティング等の実施が必要であると考えます。
お聞きしますが、住民説明会やタウンミーティング等と行うお考えはありますか。
(今年の8月に市民や利用者にアンケート調査をし、意見等が確認できた。具体的な意見などを聞くための方法を検討する)
堅下合同会館、市民文化センター、健康福祉センターオアシスの廃止は、赤ちゃんから、高齢者の方まで全市民に関わることです。
だからこそ、市民対象とした住民説明会を開くべきと考えます。
今、利用されている方だけの問題ではありません。
公共施設の再編整備は、住民との同意が大前提です。
私は、老朽化した市民文化センターの跡地に図書館機能も入れた生涯学習センターを新たに建設すべきと考えます。
生涯学習センターは、生涯学習に関する相談や情報提供のほか、趣味・教養から現代的なテーマまで様々な学習機会を提供するとともに、ボランティア育成などの人材育成、各種団体との協働事業など様々な事業が実施できます。
また、少人数で利用できる会議室から研修室、大人数に対応できる講堂、ダンスや軽スポーツの出来るスタジオ、創作活動に最適なアトリエ、和室やギャラリー等多様な用途に対応出来る貸室があります。
文化センターをつぶす費用や新に立て直す生涯学習センターには、国から起債に対しての交付もあります。
公共施設の再編整備は、安上りをまず考えるのではなく、市民の立場に立ち計画を進めていくよう強く指摘します。
今年の3月議会での市長の市政運営方針に対しての代表質問です。
橋本みつおの代表質問その⑤
整理番号46 みんなでつくる暮らし続けられるまち 公共施設等の最適化 市民文化センターを廃館する考えについて 市民文化センターにある公民館・図書館はどうなるのかお尋ねいたします。
公民館はサンヒル柏原に、図書館はリビエールホールに再編する案を検討している。
12月議会でも明らかにしましたが、堅下合同会館を含む、公民館機能は、サンヒル柏原に。
図書館は、リビエールホールに再編する。
社会教育法における公民館の定義があります。
紹介します。
社会教育法。
第3条国及び地方公共団体の任務です。
社会教育の奨励に必要な施設の設置及び運営集会の開催、資料の作成、その他の方法により、すべての国民があらゆる機会、あらゆる場所を利用して自ら実際生活に即する文化的教養を高め得るような環境を醸成(じょうせい)するように努めなければならない。
第5章公民館には、第20条目的として 公民館は、市町村その一定区域内の住民のために、実際生活に即する教育、学術及び文化に関する各種の事業を行い、もって住民の教養の向上、健康の増進、情操(じょうそう)の鈍化を図り、生活文化の振興、社会福祉の増進に寄与することを目的とするとあります。
市長にお聞きしますが、このように社会教育法に公民館に関する規定がありますが、サンヒル柏原が公民館の機能を果たせるとお考えなのかお尋ねいたします。
公民館は、生涯学習の推進に重要な役割を果たしている。市として任務を果たしていく。
平成10年12月の文部省告示第160号には公民館の設置及び運営に関する基準に第9条施設及び設備があります。
公民館は、青少年、高齢者、障碍者、乳幼児の保護者等の利用の促進を図るため必要な施設及び設備を備えるよう努めるものとする。
最後に第3条施設には次のように書かれています。
1,公民館の建物の面積は、330㎡以上とする。ただし、講堂を備える場合には、講堂以外の建物の面積は、230㎡をくだらないものとする。
2項と3項 公民館には、少なくとも次にあげる施設を備えるものとする。
1,会議及び集会に必要な施設(講堂または、会議室)
2,資料の保管およびその利用に必要な施設(図書室、児童室又は展示室) また、体育及びレクリエーションに必要な広場等を備えるように努めるものとする。
第4条設備 公民館には、その事業に応じ、次に掲げる設備を備えるものとする。
1,机、椅子、黒板。
2,写真機、映写機、視聴覚教育用具。
3,ピアノまたはオルガン
4,図書及びその他の資料並びにこれらの利用のための機材器具。
5,実験・実習に関する機材器具。
6,体育及びレクリエーションに関する機材器具
サンヒル柏原を公民館に位置付けることが出来ますか。
現在、JR柏原駅東側に帝人跡地に高層マンションが建築中です。
ホームページにこのように書かれています。
「様々な都市機能が身近に集積するこの地では、あらゆる世代に心地よい暮らしを届けます。
市民文化センター・図書館徒歩4分とあります。
4月には、市民の皆さんに意見を聞くパブリックコメントも実施すると聞いています。
この事業は、将来の柏原市の在り方を左右する大きな問題であると考えます。
柏原市まちづくり基本条例の方針で検討して下さい。
6月議会
整理番号57 公共施設 市民文化センターの公民館機能を、市民プラザ6階とサンヒル柏原に、図書館機能をリビエールホール1階と地下に移転する問題については、素案から案になって変更された内容についてお尋ねいたします。
パブリックコメントなどを受けて、文化センターの公民館機能をサンヒル柏原から市民プラザに。リビエールホールに移転される図書館は、子どもの遊び場が無くなるという意見から、新たな図書館に子どもが遊べるプレイスペースを配置する。
私は、昨年の12月と今年の3月議会でも今回の公共施設の再編に対しては、議会でとりあげてきました。
特に教育施設である、公民館について、社会教育法の条文も紹介し、市民にとって公民館と生涯学習の大切さを訴えてきました。
柏原市まちづくり基本条例に触れ、市民の意見を聞くこと同時に市民との協働で進めていくべきであると指摘してまいりました。
答弁では、パブリックコメントなどの結果をうけて、一部見直されたというものでした。
ここでお聞きします。
市民の皆さんの声・意見であるパブリックコメントです。
5月12日に締め切られました。
もう1か月がたっています。なぜ、いまだに公表されていないのか、お尋ねいたします。
パブリックコメントが289件あり、意見に対する回答などに時間がかかている。
公共施設等再編検討委員会でパブリックコメントの意見も受けて、素案から6月6日に計画案を公表されました。
勿論、検討委員会では、パブリックコメントの意見を委員の皆さんは、ご覧になられたはずです。
意見にたいする整理に時間がかかっているのは、理由になりません。
本来は、市民の皆さんの意見であるパブリックコメントを公表してから、計画案を公表すべきではないでしょうか。
再編の事業スケジュール案によれば、10月から2月までに設計業務を業者に発注することになっています。
早ければ、次の9月の議会には、予算が計上されます。
今議会では、各会派の議員が今回の再編に対し、一般質問をしてきました。
しかしながら、もし9月の議会に予算案が提出されれば、賛成・反対の議決をしなければなりません。
今回の289人の方のパブリックコメントは、今までになく、強い関心を持たれたからこそ多くの意見が出されました。
意見には、多種多様なご意見があったと思われます。
それが、この6月議会の時点で公表されていないことは、大問題です。
市民の代表の議員がパブリックコメントの内容が分からない。
こんな事ありますか。
パブリックコメントが締め切られて1か月以上が立っています。
余りにも無責任です。
ここでお聞きします。
柏原市にとって図書館をどのように位置付けられているのかお尋ねいたします。
豊かな文化を生む生涯学習の場として位置づけ、幅広い世代の方々が身近な学びの場として利用いただいている。
ここで、ユネスコ公共図書館宣言2022 7月18日採択を紹介します。
少し長くなりますが、お聞きください。
社会と個人の自由,繁栄および発展は,人間にとっての基本的な価値である。
このことは,十分に情報を得ている市民が,その民主的権利を行使し,社会において積極的な役割を果たす能力によって,はじめて達成される。
建設的に参加して民主主義を発展させることは,十分な教育が受けられ,知識,思想,文化および情報に自由かつ無制限に接し得ることにかかっている。
地域において知識を得る窓口である公共図書館は,個人および社会集団の生涯学習,独自の意思決定および文化的発展のための基本的条件を提供する。
それは,商業的,技術的,あるいは法的な障壁に妨げられることなく,科学や地域に関する知識をはじめとする,あらゆる種類の知識へのアクセスを提供し,知識の生産を可能にし,かつ共有することによって,健全な知識社会を支える。
図書館は,どの国においても,とりわけ開発途上国において,教育を受ける権利,および知識社会や地域の文化生活へ参加する権利をできるだけ多くの人々が享受しうるよう支援する。
この宣言は,公共図書館が教育,文化,社会的包摂(ほうせつ),情報の活力であり,持続可能な開発のための,そしてすべての個人の心のなかに平和と精神的な幸福を達成するための必須の機関である,というユネスコの信念を表明するものである。
公共図書館は,その利用者があらゆる種類の知識や情報をたやすく入手できるようにする,地域の情報センターである。
それは知識社会の不可欠な構成要素であって,ユニバーサル・アクセスを実現し,すべての人に情報の意味のある利用を可能にするという責任を果たすため,情報伝達の新しい手法を継続的に取り入れる。
また,知識の生産と情報や文化の共有・交換に必要な,そして市民の関与を推進するための,公共スペースを提供する。図書館は地域社会を育むもので,積極的に新しい利用者にも手を差し伸べ,実効ある聞き取りによって,地域の要求を満たし生活の質の向上に貢献するサービス企画を支援する。
人々の図書館への信頼に応え,地域社会への積極的な情報の提供と啓発が公共図書館の目指すところである。
公共図書館のサービスは,年齢,民族性,ジェンダー,宗教,国籍,言語,あるいは社会的身分やその他のいかなる特性を問わず,すべての人が平等に利用できるという原則に基づいて提供される。
理由は何であれ,通常のサービスや資料の利用ができない人々,たとえば言語上の少数グループ(マイノリティ),障害者,デジタル技能やコンピュータ技能が不足している人,識字能力の低い人,あるいは入院患者や受刑者に対しては,特別なサービスと資料が提供されなければならない。
いかなる年齢層の人々もその要求に応じた資料を見つけ出せなければならない。
コレクション(蔵書)とサービスには,伝統的な資料とともに,あらゆる種類の適切なメディアと現代技術が含まれていなければならない。
質の高い,地域の要求や状況に対応した,そして地域社会における言語的・文化的多様性を反映したものであることが基本的要件である。資料には,人間の努力と想像の記憶とともに,現今(げんこん)の傾向や社会の進展が反映されていなければならない。
コレクション(蔵書)およびサービスは,いかなる種類の思想的,政治的,あるいは宗教的な検閲にも,また商業的な圧力にも屈してはならない。と宣言されています。
皆さんは、このユネスコ公共図書館宣言2022をどのように受け止められたでしょうか。
次に公立図書館の設置及び運営上の望ましい基準を文部科学省が示しています。
市町村は、住民に対して適切な図書館サービスを行うことができるように公立図書館の設置に努めること。
住民の生活圏、図書館の利用圏等を十分に考量し、必要に応じ分館等の設置や移動図書館の活用により、全域サービス網の整備に努めること。とあります。
今回の計画案では、図書館をリビエールホールの1階と地下に再編することになっています。
現在は、文化センターの1階が図書館になっています。
先ほど、望ましい設置基準に「住民の生活圏、図書館の利用圏等を十分に考量し、」とありました。
リビエールホールの位置は、柏原地区の都市拠点から言うと端になってしまいます。
リビエールホールは、文化会館です。
計画案に書れている市民交流センター、サンヒル柏原の構築では、リビエールホール・文化会館は、現在運用中の公共施設であり、余剰床面積も少ないため集約先としては適していません。とあります。
余剰床面積が少ない文化会館に果たして、図書館を詰め込んでしまってもよいのでしょうか。
改修工事費の経費は約4億5千万円です。
疑問が残ります。
ここで冨宅市長にお聞きします、今回、6月6日答申が出されました。
この計画案を最終的に判断し、計画を進めて行かれるのは、冨宅市長です。
最終決定されるまでに、今回の計画案で住民説明会を行う考えについてお尋ねいたします。
すでにパブリックコメントなどを受けた答申となっているので住民説明会を行う考えはない。
住民説明会を行う考えはない。
とんでもない答弁です。
市民不在の市政運営をされるのですか。
今年3月の冨宅市長の市政運営方針に対して、私は代表質問を行いました。
その時の答弁を忘れたのですか。
紹介します。
「冨宅市長にお聞きしますが、令和4年度の市民意識調査の中で、協働・市民参加の項があるんですけれども、満足度は全体30項目ある中で、24位で下のほうです。この結果を市長はどのようにお考えになられているのかをお尋ねします。
答弁にたった冨宅市長は、「柏原市まちづくり基本条例にもありますように、市民との協働は本市のまちづくりの基本原則であります。
社会が非常に多様化、複雑化をし、また、地方分権が進み、地域のことは地域自らが考える時代を迎える中におきましては、市民の皆さんを含む多様な担い手がお互いにそれぞれの特性を生かしながら、地域の課題に取り組み、協力、協働してまちづくりを進めていくことが欠かせないことから、先ほど申し上げました事業を推進し、市民の皆様の協働、市民参加への意識を高めるとともに、満足度についても高めていきたいと考えております。」と答弁されました。
私は、「 市民の皆様の協働、市民参加への意識を高めるということは、市民の皆さんの声を聞く、市民の声に寄り添う、行政主導のまちづくりではなく、市民の皆さんの声を聞きながら市政運営を進めることです。と申し上げました。
教育施設である公民館や図書館は子ども達から高齢者の方まで全市民に関わることです。
今回の再編は、これからの柏原市の将来にとっても大きな問題です。
最悪、人口減につながる恐れもあるのではないでしょうか。
だからこそ、市民対象とした住民説明会を開くべきと考えます。
今、利用されている方だけの問題ではありません。
公共施設の再編整備は、住民との合意が大前提です。
ここで冨宅市長にお聞きします。
老朽化した市民文化センターを建て直し、新しく公民館機能と図書館機能を併設させた新しい施設を作る考えについてお尋ねいたします。
市民文化センターの跡地に民間活力の活用軸に皆さんに喜んでいただける施設の配置を調査研究する。
市民文化センターは、柏原駅から3分、堅下駅から5分の場所にあります。
図書館の貸し出し利用者数は、平成29年度で5万9千人。
30年度で5万9千人。
令和3年度は、4万8千人です。
利用者数の年齢層では、40歳から59歳が1番多く。
次に70歳以上の方です。
2つの駅に近く住宅街にあるからです。
現在、近隣は、マンションの建築ラッシュです。
柏原東小学校の子ども達は、授業が終わると急いで家に帰り、図書館で本を読むことを楽しみにしている小学生もたくさんいます。
また、横の公園、都市公園ですが、子ども達が楽しそうに集団で遊んでいます。
小さなお子さんを連れたママさん達が立ち話をしている光景をよく目にします。
あの辺りには、都市公園がありません。
都市公園法の第16条「都市公園の保存」には、こう書かれています。
「みだりに都市公園を区域の全部、または、一部について都市公園を廃止してはならない」とあります。
今回の再編整備に係る予算として経費が27億円と書かれています。
廃止による公共施設の跡地は売却等による財源の確保では、文化センターは、柏原駅東地区のまちづくりとの調整が必要とあるだけでこれからどうなるかわかりません。
文化センターの土地は、昭和31年中河内郡柏原町と南河内郡国分町が合併し、中河内郡柏原町になった際、柏原町庁舎になった土地です。
その後、昭和44年の旧庁舎建設まで使われました。
柏原市にとって原点の地であります。
冨宅市長の時代にこの柏原市の市民文化センターという財産をなくしてしまっていいのでしょうか。
市民の生涯学習を保障するための公民館や図書館には最適な場所です。
しかし、老朽化も現実の問題です。
そして、図書館の本館としては、貧弱すぎます。蔵書確保数も制限されます。
また、新型コロナが流行する中で過密にならない一定のスペースが必要です。
現状では、柏原市の文化水準が問われます。
私は、老朽化した市民文化センターの跡地に図書館機能も入れた生涯学習センターを新たに建設すべきと考えます。
生涯学習センターは、生涯学習に関する相談や情報提供のほか、趣味・教養から現代的なテーマまで様々な学習機会を提供するとともに、ボランティア育成などの人材育成、各種団体との協働事業など様々な事業が実施できます。
また、少人数で利用できる会議室から研修室、大人数に対応できる講堂、ダンスや軽スポーツの出来るスタジオ、創作活動に最適なアトリエ、和室やギャラリー等多様な用途に対応出来る貸室があります。
現在の公民館の再編計画では、不可能です。
文化センターをつぶす費用や新に立て直す生涯学習センターには、国から起債に対しての交付もあります。
公共施設の再編整備は、安上りをまず考えるのではなく、市民の立場に立ち今回の計画案は見直すべきであると指摘します。