橋下「維新」 逆流の正体(しんぶん赤旗より)なぜ 安部さんかがわかりました
日本全体で一番必要なことは、子どもたちに近現代史の教育を与えることだ」。5月下旬の府市統合本部会議。強権政治をすすめる司令塔で、橋下徹大阪市長は近現代史教育施設づくりの構想をぶち上げました。
いまなぜ近現代史教育施設か。「中国や韓国がいろいろなことを日本に言ってくるのか根本を知らないと・・・・僕は日本のおまの近現代史に大いに不満を持っている」「こんなことをやっていたら、日本の国をしょってたつような人材は育たない」 別の場ではもっと露骨です。「学校の現場は育鵬社の教科書は全然採択しない。育鵬社の教科書とかの考え方もしっかり子どもたちに出さないといけない」
育鵬社などの「新しい歴史教科書をつくる会」系教科書は、太平洋戦争が「アジア解放」「自存自衛」を目的にし、日本は正しい戦争をやったという、ゆがんだ歴史を子どもたちに教え込もうとする意図があります。
柏原市議会でも総務文教委員会で「道徳教育」をもっと進めるべきの主旨の要望書を審議したことがありましたが、提出した団体は日本の歴史観に関わる育鵬社系の団体のものでした。歴史をゆがめるものとして要望書の中身を批判したことを思い出しました。