柏原中学校校舎の早期耐震化を求める要望書を提出
本日(18日・水)は、中野市長あてに、柏原中学校校舎の早期耐震化を求める要望書を提出しました。
市長は不在のため、松井副市長が対応をしてくれ懇談をしました。
吉原教育長にも同要望書を提出する予定でしたが、今週は、教育長会議のため出張中とのこと本日は提出出来ませんでした。
要望書の内容です。
昨年の3月議会で可決され、柏原中学校の耐震化事業は国の目標通り、補助金も増額された形で本来であれば、28年度中に柏原中学校は、震度5強以上の地震が起きても、崩壊するおそれがなくなる耐震補強工事が行われる予定でした。
しかしながら、柏原中学校区一体型一貫校の計画が出され、危険な校舎は放置されたままです。特に柏原中学校の校舎は、建設区分として、4つの校舎に分かれますが、2校舎は、大規模の地震の際に被害を受ける可能性が高いとされるIS値が最低のCの結果が出ています。そして、柏原市が行った耐力度調査の結果からも 国の危険度改築事業(構造上危険な状態にある建物の改修)の対象になる数値の校舎が3校舎棟もあることが明らかになっています。
柏原市及び、柏原市教育委員会は、現在柏原中学校で学ぶ400名の生徒及び教職員の命と安全を最優先に考える必要があります。
国の学校校舎の耐震補強工事の補助金の増額も平成28年度も継続されています。
よって、早急に耐震補強工事にかかわる関連予算を上程し、平成29年度には、耐震補強工事が完了するよう予算措置及び計画を立てることを要望いたします。
その後、教育部長・教育監が会派の控室に来られて、6月議会で補正予算を提案したいと報告がありました。
これで、柏原中学校校舎も1年遅れになりますが、来年度中には耐震補強がされます。
今年の3月の予算審議で、予算の組み替え動議を出していましたが、実現できました。
(3月24日のブログより)
3つめは、柏原中学校校舎耐震化・改修工事設計業務委託料(市単費)2600万円を計上します。昨年の3月議会では、学校の耐震化事業は国の目標通り、補助金も増額された形で計上され、本来であれば、28年度中に柏原中学校は、震度5強以上の地震が起きても、崩壊するおそれがなくなる耐震補強工事が行われる予定でした。
しかし、6月議会で市長のトップダウンで小中一体型の校舎を作る計画がされ、耐震化はストップされたままです。
特に柏原中学校の校舎は、建設区分として、4つの校舎に分かれます。2つ校舎が大規模の地震の際に被害を受ける可能性がある、構造耐震指標IS値がBです。
後の2校舎は、大規模の地震の際に被害を受ける可能性が高いとされる、IS値が最低のCの結果が出ています。
いったい柏原市は、また教育委員会は、現在柏原中学校で学ぶ400名の生徒の命をどのように考えているのでしょうか。
今年、4月夢と希望を持ち、柏原小学校や柏原東小学校を卒業し、柏原中学校の新1年生になる、約130名の生徒の安全と命を守る視点があるのですか。
土地はお金で買うことができますが、命はお金では買えません。
そこで、国からの補助金もつきますが、市の単費だけで、柏原中学校校舎耐震化の工事設計と老朽化を改修するために改修工事設計業務委託料に2600万円を計上することは、当然であります。
先ずは、生徒の命を守ることを最優先にしなければなりません。柏原中学校が、耐震化されれば、柏原市は、100%になります。