柏原市におけるICT教育の課題(6名)
18日(土)は、おにぎりの日。
しんぶん赤旗の配達からスタート。
帰宅後は、睡眠不足解消の取り組み。
起きるとお昼でした。
その後は、しんぶん赤旗日曜版の配達を2コース。
山間地の横尾地区は、ブドウ栽培のビニールハウスが沢山あります。
出荷待ちのデラウェア。
そして、後援会ニュースを3地域配布しました。
ええ運動になりました。
橋本みつおの個人質問を紹介します。
パート3。
あくまでも用意した原稿です。
答弁は、簡略化しています。
柏原市におけるICT教育の課題についてお尋ねいたします。
学校現場における身近なツールになっている。課題は、教員の中には十分な機器の扱いに慣れていない者もいる。研修なども行い、スキルアップを目指し取り組んでいる。
ギガスクールについて、考えていきたいと思います。
しんぶん赤旗に東京大学の名誉教授で教育学者の佐藤学さんのギガスクール構想どうみると言う記事があったのでご紹介します。
ICT危機の普及状況、機器を扱える教師の数や割合、ICT教育の研修、どの指標でも日本は世界で最低レベルだったので、学習環境整備は必要と言われています。
しかし、1番懸念されるのが、未来の教育がICT教育であるかのような誤解を生んでいる事と指摘されています。
2015年にOECD(経済協力開発機構)の国際的な学習到達調査のまとめでは、加盟国の学校でのICT活用と教育効果に関する報告書では、読解力、数学、科学の3領域でコンピューターの利用時間が長いほど学力は低下している。
ICT教育を推進すればするほど学力は低下することになります。
その理由は、第1にICT技術の教育における利用の仕方が間違っている。
第2にICT技術は、浅い思考、情報や知識の検索には有効であるが、深い探求的な思考には適さない。
第3には、コンピューターやタブレットを使うと、学びが個人化していまい、協同の探求が阻害される危険があります。
ただし、コンピューターは道具なので、使い方によっては、良くも悪くも働くとあります。
ここで、お聞きしたいのですが、令和4年、今年の4月に出された、第2期柏原市教育振興計画の中身です。
基本的方向に「思考力・判断力・表現力」を軸にした確かな学力の育成をめざし、新学習指導要綱の趣旨を踏まえた授業づくりや研究体制を推進します。」とあり、重点2に「ICTを活用した授業づくり」があり、タブレットの有効的な活用が示されています。
そこには、こう書かれています。「全ての教員が日常的に授業において積極的に活用できるよう・・」とあります。
ここで書かれてる「全ての教員が日常的に授業において積極的に活用できるよう」とは、どういうことなのかをお尋ねいたします。
タブレットPCは、文房具や教材と同様に、教育活動において不可欠なものである。ICT機器を使うことが目的にならないよう、教員研修の充実を進めていく。
「ICT機器を使うことが目的にならないようにする」と答弁をいただきました。
コンピューターの教育利用では、「教える道具」と「学びの道具」という2つの使い方があります。
効果があるのは、「学びの道具」としての使い方です。
コンピューターは、文房具と同じように自然に活用するのが1番効果がある言われています。
ところが、ギガスクールが始まり、教師の研修も授業の計画も、コンピューターの利用が自己目的になってしまっていると指摘されています。
くれぐれも、ルル申し上げましたが、問題点を十分に考慮して頂くことをお願い申し上げます。
最後に、先ほど触れた、第2期柏原市教育振興計画の中にアンケート調査の結果があります。
「お子さんに将来どうのような人になってもらいたい」かの問いに、
1番に多かったのが「柔軟に物事を考えられる人」
2番目は、「心身共に健やかでたくましい人」
3番目には、「互いの違いを認め合い、助け合える人」との保護者の方の結果がありました。
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