日本共産党柏原市会議員 橋本みつおのブログです。

2015年7月

夫 菅原文太の遺志継ぎ 沖縄に心寄せる(赤旗より)

 俳優の故・菅原文太さんは、昨年11月、沖縄県知事選挙で翁長雄志氏(現知事)の応援に立ち、約1カ月後急逝しました。妻の菅原文子さんはその遺志を継ぎ、今年4月、米軍新基地建設に反対する「辺野古基金」の共同代表の一人に就任しました。その思いは――。 

「落花は枝に還(かえ)らず」といいますが、夫は小さな二つの種をまいて去りました。一つは、先進諸国に比べて格段に生産量の少ない無農薬有機農業を広めること。もう一粒の種は、日本が再び戦争をしないという願いが立ち枯れ荒野に戻ってしまわないよう、ともに声をあげることです。今も生者とともにあって、これらを願い続けているだろうと思います。

 3・11の福島原発事故のあと彼は「俳優はやめた」といったのです。「おれが俳優やっている時代じゃない」と。

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言論弾圧戦争の道 みのもんたさん(赤旗新聞を購読してください)

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7月5日号です。

戦争法案や沖縄・米軍新基地建設を批判する報道機関をやり玉に広告主への圧力をちらつかせ「懲らしめる」「つぶさないといけない」などと大合唱。

自民党本部の「勉強会」(6月25日)で、安倍首相に近い自民議員、作家がそんな暴言をはき厳しい批判が集中しています。

日本共産党の志位和夫委員長がツイッターで指摘しました。「強権的な『異論封じ』の言動は、自ら提出した安保法案を、国民に説明する道理も論理も、持ち合わせていないことを自ら告白するものだ。こんな勢力に戦争法案を扱う資格はない!」。

キャスターのみのもんたさんにも話を聞きました。
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第65回社会を明るくする運動・柏原市民の集いに参加しました

第65回社会を明るくする運動・柏原市民の集いが行われ参加しました。

社会を明るくする運動とは、すべての国民が、犯罪や非行の防止と罪を犯した人たちの更生について理解を深め、それぞれの立場において力を合わせて、犯罪や非行のない、明るい地域社会を築こうとする全国的な運動です。

映画「心のリレー」は、保護観察中の青年が困難もありながら、周りの支えの中で更生する内容でした。

最後は、母校でもある堅下北中学校吹奏楽部の皆さんによる演奏でした。

私の妹も北中の吹奏楽でトランペットを吹いていたことを思い出しました。その当時は、ベレーボーをかぶっていて「かっこいい」、あこがれの的でした。顧問の先生は、徂徠先生で北中の校歌の作曲者です。

卒業して34年がたちましたが、母校の後輩の頑張る姿を見ることはうれしいものです。学校の歴史と文化は大切にしなければ・・・・(意味深です)

 

 

個人質問で「教科書の選定問題」を取り上げました

6月議会での個人質問で、来年度から採用される、中学校の教科書の選定について取り上げました。質問した内容を紹介します。

中学校の使用教科書の選定については、柏原市の生徒にとって最も適した教科書を採択するため、公正で適正に行うという答弁でした。

最終的に選ぶのは、教科書を使う現場の先生ではなく、市長が任命した教育委員さんの教育委員会会議で採択されます。

今回取り上げたいのが、社会科の教科書です。19の出版社の中から選びますが、その中には、日本の侵略の歴史を歪め、平和憲法を攻撃する2社の社会科教科書も含まれています。

ある出版社の歴史教科書は、アジア太平洋戦争を「大東亜戦争」と記載し、「アジアを解放する戦争であった」「正しい戦争」と書いています。

また、公民教科書は、本来ならば、公民の学習で大切なのは、日本国憲法の理念と原則つまり、国民主権・基本的人権の尊重・平和主義を学ぶことですが、ところが、ある出版社では、「国民主権と天皇」、国民主権の説明は短く、ほとんどが天皇の話になっています。また、「平和主義」もほとんど自衛隊の説明になっています。

私は、日本国憲法の精神に反する教科書で子供たちが学ぶことは、あってはならないと考えます

実際に採用されている、他市の学校現場からは、「事実を歪めている点が多々ある」「世界と日本の結びつきが教えにくい」「子供たちの思想に具体的に介入する文章が目立つ」「学力向上につながらない」「挿絵や写真など、戦争のイメージにつながる資料が目に余る」などの声が出ています。

今年の4月7日付で文部科学省初等中等教育局長名で各都道府県教育委員会教育長宛に、「平成28年度使用教科書の採択についての通知が出されました。そこには、平成27年度においては、平成28年度使用教科書の採択を行うことになります。教科書採択のあり方については、「教科書採択の改善について」等により、その改善ほうを依頼しているところです。とあります。

つまり、今までは、現場の先生が入っていた選定委員会で検討し、2、3社の出版社を絞っていましたが、文科省は、選定委員会で出版社を絞ることをなくせと迫っています。

私は、文科省の通知、つまり改善策の押しつけの裏に、今の安倍政権のねらいがあると考えます。

安倍政権は、先ほど紹介した教科書を絶賛し、全面的に支援しています。これは、安倍政権の進める「戦争する国づくり」の人づくりがねらいです。戦争をする国の兵士やそれを支える国民、戦争を支持する国民を作る、それを教育によってやろうというものです。そして、道徳の教科化で愛国心をはじめとした国定の価値を教育に強制しようとしています。

生徒にとって教科書は学習の基本となるものです。

専門職であり、実際に教科書を使用する、現場教職員の意見を最大限尊重するべきであります。教育委員会におかれましては、教科書採択を公正・民主的に行うこと、そして、平和・民主主義・人権が重んじられる教科書を採択していただきますようお願いします。

私も、7月に行われる、教科書を採択する教育委員会議を傍聴させていただきます。

教科用図書展示会にいきました

共産党の会議で教科書問題の学習後、皆さんで教科用図書展示会に行き、意見をあげてきました。

教育委員会は、来年度から4年間使う中学校の教科書を選びます。

19の出版社の中から選びますが、その中には、日本の侵略の歴史をゆがめ、平和憲法を攻撃する2社の社会教科書も含まれています。

現在使用している出版社の教科書には、「憲法9条」もしっかりと触れられていました。

どこかで見たことのある「○○○グループ」の教科書も・・・。中身を見ると安倍政権の答弁かなと思う戦争観が書かれていました。

柏原市教育委員会は、7月下旬の教育委員会議で採択されます。

柏原小学校内にある、柏原市教育研究所で、7月8日まで見本本展(各教科書を閲覧して、意見を述べることが出来る)が行われます。

皆さんもお時間かあれば足を運んでいただいてご覧になってください。

 

 

 

 

 

 

 

 

議会傍聴者の方の感想

総務文教委員会と本会議を傍聴して

 先ずは、お二人に心から「ご苦労様」と言いたい思いでいっぱいです。橋本議員と山本議員が、事前に年密な打ち合わせや下調べに努力してこられた様子が伝わってくるものでした。他会派の発言にはない胸を打つものです。

 3月議会では、柏原中校区3校の耐震補強工事を決めておきながら、6月には勝手にこの計画を転換し、おまけに予算の国への補助まで断っていたなんて! 唖然とするばかりです。小・中一貫教育の名を借りた安上がり教育に奔走するやり方とも言えるでしょう。

 そこで他会派の方々は、この暴挙に少しは抗議されましたが・・・いつの間にか煙に巻かれたように市長提案に賛成していくのです。この柏原市議会の構図は不思議としか言いようがありません。

 いよいよ大詰めの討論にはいり、橋本議員の正義を貫く発言内容に「ウン」よく言ってくれた!その通り!と、胸がジーンと熱くなりました。しかしその後の採決では、濱浦議員を含め3人しか起立しないのです。「わあ、情けない!もっと素直な心を出せないの!?」と叫びたくなりました。

 党を設立して93年、民主主義と反戦平和を貫いてきた共産党の真髄に、柏原市議会で触れさせていただいた今回の傍聴でした。ありがとうございました。

                                                         安堂町 Kさん