日本共産党柏原市会議員 橋本みつおのブログです。

小中学校の特別教室である理科室や家庭科教室等と空いている普通教室にクーラーを設置する考えについて

登校見守り活動。

2番目に通学した高学年の男の子に「今日は、2番目やね。」というと「1番目は」と聞くので「低学年の女の子やで」

「今日は、早いやん」というと「募金活動あるねん」と答えてくれました。

こんな会話もしながら楽しくやっています。

 

午前は、給食組合の会計監査があり、給食センターに行ってきました。

給食に関しての問い合わせがあったので報告します。

米飯とパンの割合です。

 

柏原市・藤井寺市の割合は、2週間を想定すると10回の給食です。

7回が米飯で3回がパンの給食になっています。

 

午後からは、23日に行われる厚生文教委員会に向けて、職員さんとのヒアリングが夕方まで続きました。

 

15日に行った個人質問の2問目です。

あくまでも準備していた原稿なので本番は、少し、言い回しなどが変わっている場合もあります。

そして、答弁は、要点だけをまとめました。

整理番号 79 小中学校の特別教室である理科室や家庭科教室等と空いている普通教室にクーラーを設置する考えについてお尋ねいたします。

 

体育館への空調設備の設置を進めている。今後は、老朽化対策やトイレの様式化等も含め、総合的に検討して実施したい。  

     

特に今年の夏はコロナ禍の元、夏休みも全国で1番短い9日間しかなく、クーラーのありがたさが改めて浮き彫りになりました。

そこで、実際、教室の温度や現場の声をお聞きするために各学校に行ってまいりました。

そこで、わかったことは、特別教室や空いている普通教室にクーラーが設置されていないことです。

ちなみに隣接している八尾市も柏原市と全く同じ状況です。

ただ、藤井寺市は、特別教室を含め、全ての教室にクーラーが設置されています。

 

私は、平成30年9月議会においても、国の補助金を紹介し、起債充当率が100%で元利償還金50%が交付税措置され、

柏原市の負担も少なくてすむ、子ども達の命を守るためにクーラー設置を求めました。

次の年から設置が進められました。

 

私は、なぜその時に全教室に設置しなかったか残念でたまりません。

お聞きしますが、地球温暖化で年々、気温が上がっています。

特に今年は、7月8月に授業が多く行われました。

 

クーラーが設置されていな教室で授業が行われている実態を教育委員会としてどう考えているのかお尋ねいたします。

 

 使用回数を最小限にする工夫をし、既存の扇風機を最大限活用するなどして授業を行った。                

答弁になっていません。

私は、蒸し風呂状態で教育活動をしていることに対しての教育委員会の考えをお聞きしました。

 

コロナがあり、特別だったかもしれませんが、現場の声は、通常でも、6月から10月ごろまでは、クーラーが必要と言われています。

答弁でもありましたが体育館・トイレの様式化等、学校環境設備のため、やらなければいけないことは、山ほどあります。

そこで、優先順位です。

 

「少しでもいい環境で子ども達に勉強をさせてあげる」ことです。

特に、命を守ることです。

 

あの蒸し風呂状態の教室で授業を受け、扇風機で対応している、熱中症になったらどうするんですか。

小学校の給食配膳室では、クーラーがないところで、学校全体に配布された牛乳やデザート類を各教室分に小分けする作業を配膳員の方がされています。

こんな状態が公の施設であっていいのでしょうか。

何かあった場合、責任をとれますか。

 

老朽化対策も答弁されましたが、築60年の中学校の校舎では、廊下の壁のコンクリートが崩れ落ち穴が開き、

外側の転落防止の柵の取り付け部分のコンクリートが劣化して危険な状態になっています。

 

こんな環境で子ども達が勉強しているんです。

まずは、命を守りましょう。

そして、優先的に予算化すべきです。

 

新たにクーラーを設置するには、特別に予算もかさむでしょう。

 

しかし、これは、その時の判断の甘さが原因と指摘しておきます。

 

お聞きしたいのですが、後の質問でも触れますが、国の動向として、少人数学級の拡充に向け動き始めています。

来年度、各学校においてクラス数が増えた場合、教室にクーラーが設置されていな場合、どうするのかお尋ねいたします。

学級数が増えた場合は、関係各課並びに学校とも協議し、検討したい。                  

来年、6月には、クーラーが設置された教室で子ども達が勉強できる環境が保障されていなければなりません。

必要があるなら、12月の議会で補正予算を計上すべきではないですか。

「学校の空き教室は、いまでも、色々と子ども達のために活用したい」これが現場の声です。

教室は、避難所的役割も果たせます。

この9月、来年度の予算編成が始まろうとしています。

教育委員会としても、子ども達の命を守ることを最優先にさせ後から後悔しない予算を作って下さい。