日本共産党柏原市会議員 橋本みつおのブログです。

2015年3月

平成27年度柏原市一般会計予算に対する組み替えを求める動議

3月27日(金)10時から開催される最終本会議に、日本共産党柏原市会議員団として、平成27年度柏原市一般会計予算(約244億円)に対する組み替えを求める動議を提案します。

この提案に全市会議員で賛成か、反対かの態度表明を起立採決で決定します。

平成27年度柏原市一般会計予算を下記のように組み替えを要求する。

拡充・創設する項目

1、 新婚世帯居住祝い金制度の創設のための予算として        6,000千円

2、 こども医療費助成事業の通院の対象を小学校6年生から中学校2年生まで拡充させる予算として      

 20,000千円

3、 柏原市火葬場の大人の使用料を現行の15,000円に据え置くための予算として

4,000千円

 

 

削減する項目

1、まちの魅力づくり課事務費 嘱託職員報酬 (1人)         1,628千円

2、自衛隊隊内生活体験研修負担金          64千円

3、公立施設民営化事業            14,382千円

4、自然体験学習施設管理運         12,036千円

5、学力対策事業 学力向上対策業務委託料  2,300千円

学生さん見てください(赤旗号外2・3月号)

学生生活のこと 平和、社会のこと いっしょに考え、行動しませんか。ブラックバイト・集団的自衛権・ローン化した奨学金等々。日本共産党の考えをお知りください。

PDF(クリック)

自然体験学習施設に待った

27年度第1回定例会での市長の市政運営方針に対しての、日本共産党柏原市会議員団を代表しての橋本みつおの代表質問の内容を抜粋して紹介します。

自然体験学習施設を竜田古道の里山公園内に開設」とありますが、竜田古道の里山公園調査特別委員会の総括の結果を尊重するならば、今からでも見直すべきであると訴えましたが、「見直さない」そして、「維持管理費は、引き続き環境組合に求めていく」という答弁です。

私は毎年この問題を取り上げています。なぜならば、そもそも、竜田古道の里山公園は、前市長時代に地元や議会に相談なく、所有者の環境事業組合と柏原市の間で、前市長の独断で無償譲渡する覚書が交わされたからです。そこで柏原市議会として、疑念を解明するために100条委員会が設置された土地です。

柏原市の今までの答弁でも、「維持管理費が解決されない限りは、柏原市のものにする必要はないと、すなわち、3市で維持管理費を負担していただかないと名義変更はしない」と言われていました。

柏原市議会が立ち上げた、竜田古道の里山公園調査特別委員会調査報告書の総括を正面から受け入れるべきです。

中野市長に代わって、26年度も、27年度も、1円も環境事業組合からお金が出ていません。維持管理費の問題は全く解決されていません。環境事業組合から名義を変更すれば、今後将来にわたり、柏原市が単独で公園の維持管理費を負担することになるのではないですか。

岡本前市長の後継者である中野市長は、北川管理者に心から前市長の失態を詫び、土下座をするぐらいの気持ちで誤り、柏原市に無償譲渡するとした22年の覚書を白紙撤回させることです。

また、平成14年に結んだ、かりんどうばたの地元と環境事業組合が結んだ覚書、すなわち、迷惑施設である処分場の跡地施設を公園にするという原点に立ち返り、環境組合として、公園を管理していくために維持費を出すというような新たな覚書を結ぶことこそが、柏原市民を代表する。市長の責任であります。

3市との関係を失墜させたのは、前柏原市長の責任ですよ。つまり、柏原市です。だからこそ現在の市長に責任があるんです。市民を守ってください。議会の声を聞いてください。

市長、竜田古道の里山公園調査特別委員会の総括が全く生かされていない中で、無計画で進められている、里山公園内に自然体験学習施設を設置し、運営すべきではありません。今後、1年間で約1000万円、10年間では約1億円もの市民の税金を投入されるんです。今のままでは、市民に説明責任を果たすことが出来るんですか。

市長、無計画に強引に事業を進めるべきではありません。

もうすぐ春です。心を癒すためにも花の写真を載せていきます

公明党 安倍暴走政治のアクセル役(赤旗より)

公明党・創価学会によるとみられる反共謀略ビラが全国でまかれています。ビラでは「『弱いものいじめ』の日本共産党」「『平和の党』なんてウソ」などと事実をあべこべに描いています。しかし事実をみれば、安倍暴走政治という「毒薬」を、国民に無理やり飲み込ませる役割を果たしているのは公明党です。公明党が日本共産党攻撃で覆い隠そうとしている「戦争推進の党」「福祉破壊の党」の実態とは―。

 公明党 安倍暴走政治のアクセル役/反共謀略で隠す実態は(クリックしてください)

おやじ頑張れ

昨日の20日(金)は、私の父親(10年前議員に立候補することを相談したら、大大反対。何日もかけ、説得し理解を求め許してくれました。今では身内の中では1番の理解者でもあり、協力者)が大阪警察病院で腹部の大動脈瘤の手術日でした。

しかしながら、私は、建設産業常任委員会での予算審議でした。柏原市の一般会計の所管事項の事業で必ず発言しなければならない事業予算や水道事業会計・公共下水道会計や条例案に対しても山ほど発言しなければなりませんでした。

父親のことは、母親と妹に任せ、共産党の議員としての役割を果たしました。うまいことか他の議員さんの発言が少なく早く終了することが出来、バイクで病院に駆けつけました。

全身麻酔からはさめていましたが、「気分が悪い」を繰り返し酸素マスクをしながら訴えていました。何度も看護師さんに来ていただき、血圧を測ってもらったり、氷まくらを用意してもらいました。しかし、絶食をしていましたが、吐き気をもようし「げーげー」と苦しむ父の姿がありました。7時からは、八尾で選挙の重要な会議があったので、悩みましたが病院をでました。

今年で74歳を迎える父ですが、若いころは大変怖い親でした。うまくいけば27日(金)最終本会議の日に退院予定です。

 

 

八尾市長選挙にあたっての日本共産党の見解

八尾市に維新政治の持ち込みは許しません。

私が、柏原市(中野市長は大阪維新の会の顧問)で実感しています。

イチゴ食べ放題時間無制限

現在、柏原市の農業委員をしていることもあり、全国農業新聞(こんな新聞あるの知ってましたか?)を購読しています。

そこでこんな記事を見つけました。「イチゴ食べ放題 時間無制限 紀の川市」 タマ駅長もPR

私の1番下の高校1年生の息子がフルーツで唯一好きなのがイチゴです。この記事を 読んで「行きたい、腹いっぱい子供にイチゴを食べさせて上げたい」と思いました。5月下旬までなので、5月に入ったら考えよう。

結論、何が言いたかったというと、この記事を読んで、「柏原市も観光ぶどう狩りやってるやん、記事を載せてもらったらいいやん」と思い、今議会の建設産業委員会の予算審議で要望しなければと考えたのです。

安全な食料を日本の大地から TPPストップの願いをこぞって日本共産党に

PDF(クリック)

 

塾の先生による授業は大問題

27年度第1回定例会での市長の市政運営方針に対しての、日本共産党柏原市会議員団を代表しての橋本みつおの代表質問の内容を抜粋して紹介します。

「学力向上に民間教育産業」(モデル事業として、市内の小学校2校で5年生の国語の授業に週1回、塾の講師が授業を受け持つ)を導入する理由についてお尋ねしました。確かにすべての子供たちが基礎学力をつけていくことは大切なことです。決して否定はしませんが、学力向上だけに目をうばわれてはいけません。「通常の授業は公教育の根幹」です。その中に、学力向上対策として、民間教育産業を導入することは許されるべきではありません。市長のトップダウンはすべきではありません。教育現場に市長が介入するべきではありません。何を持って柏原市内の子供たちの学力が向上したと見るのですか。結局、全国学力テストでしょ。

文科省は調査結果分析でも、着実に成績が改善している県として、2013年度は、高知県、14年度は、沖縄県の取り組みをあげています。その教訓は全国平均を超える「テスト対策の徹底」のみです。沖縄県では、月に1回行われる県独自の統一テストを中心に据えて、日常の授業をテスト対策へと組み直し、学芸会を2年に1度など、行事活動や部活動も減らし、過去問題を活用した補修や宿題を徹底しました。そして1月から3月はテスト対策の強化期間として行事を入れず、朝補習や春休み中の補修も行っています。さらにテスト直前の4月にはテスト強化を中心に特別の対策時間割を組み、家庭訪問も夏休みに移し、対策付にして当日にのぞんでいます。

公教育の目的は、「テスト学力」を身につけさせることや「学力テスト」の平均点を上げることでもありません。「人格の完成」を目指し、子供たちに豊かな学力と人間的な発達を保障していくことです。そのためには、ひとりひとりの子供の生活実態や発達段階、そして、子供の集団関係等をしっかりとつかみながら、指導を積み上げていくことが重用です。この点から見ても、公教育の通常の授業時間に公務員でない民間人が入ってくることは問題があります。首長の思いだけで教育に介入してはいけないんです。

大阪維新の会の維新八策の教育改革にこう書かれています。「教育委員会制度の廃止・首長に権限と責任を持たせる。」

「公立学校長の権限の拡大と校長の公募あります。」それを着実に進めているのが、大阪維新の橋下徹大阪市長です。市長の政治介入が怖いと思う発言がありました。橋下市長は、日本全体で一番必要なことは、子どもたちに近現代史の教育を与えることだ」。と5月下旬の府市統合本部会議で発言されました。いまなぜ近現代史教育施設が必要かは、「中国や韓国がいろいろなことを日本に言ってくるのか、根本を知らないといけない。僕は日本の今の近現代史に大いに不満を持っている」「こんなことをやっていたら、日本の国をしょってたつような人材は育たない」 別の場では、もっと露骨な発言をされています。「学校の現場は育鵬社(いくほう)の教科書は全然採択しない。育鵬社の教科書とかの、考え方もしっかり子どもたちに出さないといけない」とまで言われました。育鵬社などの「新しい歴史教科書をつくる会」系教科書は、太平洋戦争が「アジア解放」「自存自衛」を目的にし、日本は正しい戦争をやったという、ゆがんだ歴史を子どもたちに教え込もうとする意図があります。今年は、28年度の中学校の教科書が採択される年です。

今、 学校では手厚いケアが必要な子どもが増え、学級崩壊や立ち歩き、トラブルの増加などさまざまな教育困難が広がっています。中教審初等中等教育部会「提言」2010年では、「40人という学級規模では学級経営が困難となっている」とあります。また、少人数学級になれば勉強をていねいに見ることができ、子どもの発言や発表の機会も増えます。みんなで話し合いながら認識を深めていくなど学習のあり方も変わります。

 こうした状況があるからこそ、少人数学級は日本PTA全国協議会、全国レベルの校長会や教頭会、教育委員会の協議会、さまざまな教職員組合が求める、文字通りの国民的な要求になっているのです。全国知事会も「中長期的な教職員定数改善計画」の早期策定を求めています。市長にお聞きしますが、学力の向上を目指す上でも、私は柏原市でも、国に先駆けて小学校3年生以上にも35人学級を導入すべきだと考えます。

市長による教育に対しての政治的な介入はするべきではありません。市長がすべきことは、普通教室にクーラーを設置することと、小中学校全学年に対して35人学級制度を導入することです。

大阪府下の学校が「荒れ」はじめた

大阪教職員組合発行の「大阪教育」の記事です。

橋下「教育こわし」がはじまって7年間。悪影響がとうとう子供の成長・悪影響がとうとう子供の成長・発達にもおよび、深刻な形で表面化してきました。

「教育こわし」が各学校で具体化し始めた2010年から「荒れ」が広がり始め、今では全国でも突出した「荒れ」の状況となっています。

その原因は明らかです。「荒れ」を克服し、まともな学校運営を取り戻していくため、今こそ、5つの転換が求められています。

表によると、暴力行為の発生件数の年度ごとの状況がわかりますが、維新府政になってから確かに全国平均に比べ、大阪が突出しているのがわかります。

柏原市では、大阪維新の顧問である中野維新市長が誕生し2年がたちましたが、27年度から、モデルとし市内の公立学校の5年生の国語の授業に1週間のうち1回、民間の塾の講師が授業を担当する提案が、今議会でされています。「授業は、公教育の根幹であり決して許されるべきではありません。」市長は、「将来的には、公設民営が望ましい」と議会でも発言をしています。

今こそ国民の力をあわせ少人数学級の推進を(赤旗より)

少人数学級は、保護者、教育関係者、国民の長年にわたる教育要求です。ところが安倍政権のもとで35人学級への移行が止まり、「子どもたちのために一刻も早く推進を」という声は全国に広がりました。

日本共産党は繰り返し少人数学級を求め、はじめて安倍首相はわが党の質問に「さらに35人学級の実現にむけて努力をしていきたい」と答弁しました(2月23日衆議院予算委員会)。

今こそ、国民の世論と運動によって、国の政策を35人学級推進に明確に転換させる時です。日本共産党はそのために、以下の提言を行います。

今こそ国民の力をあわせ少人数学級の推進を/(クリックしてください)