個人質問で怒りの冒頭発言
本日(21日・木)は、明日行われる最終本会議に向けて議会運営委員会が行なわれました。
議案第52号 「財産の取得について」の反対討論の申し出を行いました。
少し息抜きです、早朝たいへん冷え込んだ為か、市役所から国分方面を見るとまるで「竹田城跡」?のように雲海?が立ち込めていました。
さて、平成28年第4回定例市議会で、12月12日に行われた、個人質疑・質問での橋本みつおの冒頭発言を紹介します。
11番議員、日本共産党柏原市会議員団の橋本満夫でございます。私は、平成28年度第4回定例会におきまして、個人質疑質問をさせていただきます。最後までのご静聴とご協力をお願い申し上げます。
まず初めに、中野市長が就任され4年が経とうとしています。今までの4年間を振り返ると毎年、混乱続きの4年間であったのではないでしょうか。平成25年6月の第2回定例会で初めての市政運営方針でこのように言われました。
「私は日本国憲法に基づく二元代表制の重みをしっかりと受けとめ、市議会の皆様と真摯な議論を展開してまいりたいと考えております。」と言われ、私も大変期待をいたしましたが、見事に裏切られました。本当に残念です。
そして、このようにも述べられました。「私の思いを私の手足となって実現していただくのが、市役所組織であり、職員であります。」また、「トップダウンが日常に作用する組織へ発展させていく」と、これは一体何を意味したのでしょうか。
中野市長と同じく大阪維新の会公認で大阪市の市長になった橋下徹市長は、2012年4月にこのような発言をされました。「あなたたちは国民に命令する立場になった」4月2日、新規採用職員発令式。また、「市役所の組織で、市長の顔色を伺わないで誰の顔色をうかがうのか」4月13日、大阪市議会財政総務委員会の発言です。まさしく、トップダウンの政治、市長の独裁政治を意味するものです。
柏原市政のこの4年間でも、そのことが現れているのでは、ないでしょうか。年度当初の市政運営方針に触れられていないことが毎年のように、年度途中の議会で重大な議案が提案されてきました。
1年目の平成25年度は、青少年教育キャンプ場の廃止の提案がありました。
平成26年度は、9月議会に、突然の法善寺保育所の民営化提案でした。
そして、昨年度は、6月議会で、学校の耐震化予算を削除し、施設一体型一貫校の関連予算の提案をされました。
そして、今年度は、大きな予算が伴う国分中学校グラウンド整備のための土地の取得です。その度、本会議、委員会で審議し、議論してまいりましたが、担当職員さんの混乱ぶりも見てきました。果たして、しっかりとした計画があったのでしょうか
。私自身も議会も振り回されました。私は、この4年間の中野市長の行動や市政運営に怒りがいっぱいです。この思いを込めて、質疑をいたします。
整理番号21 議案第52号 財産の取得について 財政状況が厳しい中、国分中学校グラウンド整備事業用地である、ジェイテクト社宅跡地を3億1422万1904円もかけ取得する必要性についてお尋ねいたします。
以降の再質疑、および質問は、質問席に戻り行いますのでよろしく、ご答弁をお願いいたします。 ご清聴ありがとうございます。