予算の組み替え動議提案(最終本会議)

10日(月)は、東海道・山陽新幹線全通記念日。
1975年(昭和50年)、山陽新幹線が岡山駅から博多駅間が延伸開業した。
登校見守り挨拶活動。
「今、何時」「7時50分。いつもより早いやん」
「6番目ぐらい」「そうの通り。いってらっしゃい」
その1分後、妹さんも同じことを聞いてきて「7番目ぐらい」と言っていました。
さすが、仲良し兄妹。
市役所へ。
最終本会議でした。
令和7年度一般会計予算に対し、予算の組み替え動議を提案しました。
橋本が提案理由説明を行いました。(最後に投稿)
その後、維新の議員が反対討論。
江村じゅん議員が賛成討論(明日、投稿)を行いました。
採決の結果、共産党(2人)以外の維新・自民・公明・賛政党の議員が反対し否決されました。
その結果、原案の当初の一般会計予算が可決されました。
可決後、自民党の議員から付帯決議の件で休憩の動議が出されました。
1時間後に再開しました。
一般会計予算に対する付帯決議が全会一致で可決されました。
内容は、「予算委おいて、財政調整基金を約8億円、減債基金を約3億円取り崩し、厳しい財政運営である。そう言う中で今後大きな公共事業が予定されている・・・・・・・柏原市が安定的に市政運営していくことが出来るよう、事業の実施に必要な財源を確保し、事業を進めるように努めること。」です。
予算の組換えを求める動議についての提案の理由を説明です。

日本共産党柏原市会議員団の橋本みつおでございます。ただいまから議案第1号令和7年度柏原市一般会計予算に対し、予算の組換えを求める動議について、会派を代表して提案の理由を説明いたします。まずは、削除する予算項目です。
1つ目は、公共事業等再編整備事業の8239万6千円です。現在進められている公共事業等再編整備事業には、今後、総額で20億円以上の予算が必要になります。移転される各施設は、市民の利便性が悪くなる等、費用対効果は全くありません。完成後に後悔しても税金は使われた後です。
2つ目は、2025年日本国際博覧会関連事業の3783万1千円です。IRカジノのありきで夢洲での大阪・関西万博に膨大な国民・大阪府民の税金が投入されています。メタンガスが発生し、南海トラフ大地震の発生率が80%に引き上げられた中、夢洲での万博開催は、危険性が増しています。命にかかわります。夢洲での万博開催はすべきでありません。
3つ目は、(仮称)市民交流センター施設運営費の82万7千円です。先ほど述べた公共事業等再編整備事業に関する予算です。
4つ目に2025年日本国際博覧会児童・生徒招待事業補助金の844万2千円です。熱中症の危険をはじめ、安全面等から学校遠足は参加すべきではありません。
以上の予算の削除総額は、1億2949万6千円です。
この予算を使って次に拡充すべき予算として、
1つ目は、こどもの医療費を18歳まで完全無償化するための予算として、4800万円。
少子化が叫ばれる中、物価高騰等で子育て世帯の生活はますます苦しくなっています。財布の中身を気にすることなく、病院に通うことが出来ます。4月からは、高槻市でも、こどもの医療費を18歳まで完全無償化されます。
2つ目は、市道本復旧及び補修工事 3149万6千円です。
この予算は、道路の補修等、市道の維持管理をするための予算です。市民意識調査でも毎年、市民の満足度が低いのが道路整備です。予算計上されている4650万円に上乗せすることで、より多くの道路を補修することが出来ます。
3つ目として、水道料金の基本料金を2か月間全額免除するための予算に5000万円を計上します。ガソリン、お米をはじめ多くの商品が値上がりし、現役世代から年金暮らしの世帯まで生活が苦しくなっています。柏原市として出来ることは限られていますが、全ての市民の皆さんへ還元でき、喜んでいただけると考えます。このように予算の使い方を変えるだけで市民の皆さんに喜んでいいただき、住みよい柏原市に貢献できる提案であると確信しています。
地方自治体では、首長と市会議員をともに市民が直接選ぶのが二元代表制です。議会の役割は、議会と市長と対等な立場で、柏原市の予算をチェックしたり、市民の皆さんの声を届けることです。
今回の令和7年度柏原市一般会計予算を認める、つまり議会が可決すれば、議会の責任が問われてきます。
以上の理由により、議案第1号令和7年度柏原市一般会計予算の組換え動議に対する提案理由といたします。御清聴ありがとうございました。