日本共産党柏原市会議員 橋本みつおのブログです。

2020年6月

クーラー設置されていて本当によかった

柏原市では、夏休み期間が8月8日(土)~16日(日)
の9日間で、大阪府下の自治体では、最も期間が少ない
自治体の1つです。

あとは、通常の授業が行われます。
給食がない午前中だけの授業もあるようですが・・・。

もし、クーラーが設置されていなかったら
どうなっていたでしょう。
考えるだけでぞーとします。

7年前の市議選でも「普通教室へのクーラー設置」を
公約し「少しでもいい環境で子供たちに勉強させてあげる、
これは、大人の責任ではないでしょうか」と訴えました。

私が議員になった平成17年からクーラー設置を
議会で訴え続けました。

議事録がある議会検索の平成21年からだけを検索しても
73件ヒットしました。
「クーラー」という発言をした回数です。


最初に支援学級に設置され、その後は、
音楽室などの特別教室に設置されました。

そして繰り返し訴える中で中学校の普通教室に設置されました。
そして、昨年度に小学校の普通教室に設置されました。

平成28年9月議会の議事録を紹介します。


整理番号41、小・中学校の普通教室へのクーラー設置
についての計画についてお尋ねいたします。
◎尾野晋一教育部長 議員お尋ねの小・中学校の普通教室
への
クーラー設置につきましては、今年度、
平成28年度に予定しております図書室3室及び音楽室4室
への設置により、まずは小・中学校の音楽室及び図書室への
空調の設置が全て完了する見込みでございます。

 また、平成29年度に予定しております柏原中学校の校舎の
耐震化工事の終了をもって、
全ての小・中学校の校舎の耐震化が完了することにもなります。

 それを受けて、普通教室への空調設備の設置につきましては、
平成30年度からの4年間の予定で、
初めに中学校の普通教室など約60室へ設置を進め、
続いて小学校の普通教室など約120室へと順次進めてまいりたいと、
このように考えております。よろしくお願いします。
◆11番(橋本満夫議員) 今、平成30年度から4年間で小学校、
中学校の普通教室へのクーラー設置を行うということで、
やっと具体的な数字が明らかになったと思うんですが、
今までの答弁では、先にまずは小学校、中学校の特別教室、
音楽室とか図書室をつけてから、
普通教室につけていくという答弁をずっといただいていたんです。

お聞きしたいんですけれども、
今年度で特別教室が完了すると言われましたけれども、
29年度で特別教室が完了するのであれば、
平成29年度、来年度には、もう普通教室へクーラーを
設置する
必要があったと考えられるんです。
今では30年と言われましたけれども、
なぜ1年おくれるんでしょうか、お尋ねいたします。
◎尾野晋一教育部長 少し詳しく答弁させてもらいますと、
これまで平成29年度から毎年1校ずつの実施設計と
設置工事を
単年度で行っていくこととしており、
その結果、全小・中学校へ普通教室への空調設備の設置には
15年程度の期間を要するものと考えておりました。

 しかしながら、今般、少しでも短期間に普通教室への
空調設備の設置を進めるということで、
改めて再検討しました結果、
平成29年度にまず中学校3校の実施計画を行い、
その後、平成30年度にその3校の設置工事と、
次年度、次の3校の実施計画を同時に予定することで、
早期に空調設備の設置が完了することといたしました。

 議員ご指摘のように、実際、平成29年度に空調設備工事を
行う学校はございませんが、
実施計画を含めた5年間の予定で小・中学校への空調設備の
設置が行えることとなりますので
、結果的には当初我々が想定した予定よりも
早期に完了ができるものと、このように考えております。
 以上でございます。

11番(橋本満夫議員) 今答弁いただきましたけれども、
私は大きな原因としては、当初柏原中学校の耐震化が
平成28年度で完了する予定やったけれども、
教育委員会の都合で1年間ずらして
、来年度に耐震化が完了するということがあると
思う中では、やっぱり私は教育委員会の責任かなと思います。

柏原市議会としてもクーラー設置に関しては
全会一致で決議も上げました。
一刻も早く全ての小・中学校の
普通教室にクーラー設置を求めます。

スポーツ公園をつくるのであれば、以前計画のあった恩智川の遊水地に

今日(9日)の新庁舎建設工事現場です。

昨日と比べ高くなりました。

現在、議会中ですが、議会で発言の大切さを 改めて実感しました。

議員2年生の時の話です。

平成17年の出来事です。

以前の市長が突然、山間地の土地を購入しスポーツ公園を 作りたいという提案がされ、議会も大変混乱しました。 結局なんやかや (途中市長の答弁でスポーツ公園でなくていいから土地を 購入したい) も飛び出し賛成少数で否決出来ました。 そして、長い月日が流れ・・・・

スポーツ公園は、 指摘していた通り恩智川遊水地に出来ました。

 

平成19年12月議会 6番(橋本満夫議員) この場ではなかなか金額も示されないということで、 特別委員会で詳しいお話がまたあると思うし、審議もできると思うん ですけども、岡本市長が就任されて以来、財政難を理由にして 市民の皆さんの福祉や暮らしなどさまざまな市独自の制度が 打ち切られてきました。高齢者、障害者、母子家庭の福祉金の廃止、 歳末見舞金、中小企業利子補給金制度の廃止、そしてスポーツ施設の有料化、 住民基本健診の有料化、住民票などの発行手数料の値上げや公民館講座の有料化 、就学援助費の基準引き下げなど、 市民サービスの低下や市民の皆さんに痛みを押しつける改革がされてきました。 そして、今後計画されていることは、水道料金、下水道使用料金の値上げや、 一般家庭ごみの有料化までもが検討されています。 また、今後必要な事業としては、公共下水道の整備なども計画され、 既に実行に移されています。  国の構造改革路線のもとで、福祉や教育、医療制度が次々と 切り捨てられている中で、市民の皆さんは悲鳴を上げています。 そういう中で、市民の皆さんのニーズも高まり、 地方自治体の柏原市としてもやるべきことはたくさんあります。 高過ぎる国民健康保険料の問題、子育て支援の問題、教育予算の増、 高齢者の問題など多岐にわたり、みんな切実な問題となっています。  何も公園をつくるなとは言っていません。 市街地には公園をつくる必要はあります。 スポーツ公園をつくるのであれば、 以前計画のあった恩智川の遊水地につくるべきではないでしょうか。 それなら市民の皆さんにも喜ばれ、理解も得られるのではないでしょうか。 市民の皆さんが、市街地から離れたあの跡地の土地をわざわざ買って 総合スポーツ公園をつくることを、今本当に必要としているのかは、 やっぱりこれからも市民の皆さんにも聞いていく必要があると思います。  私ども会派の見解では、そんなところに今後お金を使っていくのであれば、 そのお金を市民の切実な要求である福祉や教育、 暮らしのために使うべきではないかと考えており、 今の段階では到底認めることができませんが、 (仮)国分東総合スポーツ公園特別委員会での審議を経て、 最終的な判断を今後させていただきたいと思っています。

 

柏原市 コロナ関連の支援策を紹介します 

コロナ関連の支援策を紹介します 

現在柏原市議会第2回定例会が25日までの会期で開会されています。

国のコロナ支援策関連の議案や柏原市独自の支援策の議案等が審議されています。

主なものをご紹介します。

①児童扶養手当の対象者に1人1万円を支給。

②1人親家庭の子ども(高校生まで)1人2万円支給。

③小学生の児童に1人1万円支給。この3つは、手続き不要です。

④市の広報でもありましたが、水道料金の基本料金が7月検針分から4か月間減額されます(704円×4か月で2816円)。

⑤自転車駐輪場の定期購入者の方は、期間を延伸して利用が出来ます。コロナの影響で定期は買ったが利用されていない方(市によると6割近い方が利用していない)が対象で、例えば、3か月定期購入の場合4・5・6月分であれば、6・7・8月分として利用できます。(各駐輪場での手続きが必要です)

 

国の法律改正により、柏原市の条例の一部改正がされるものは、

①低所得者の方の介護保険料が引き下がります。第1・2段階は、年間28832円が23066円。第3段階は、48054円が38443円。第4段階は、55742円が53820円にそれぞれ減額されます。

②国民健康保険料が減額されます。条件として、新型コロナウイルス感染症の影響により、主たる生計維持者の収入が前年に比べ、3割以上減収する見込みがある方です。(詳細は、6月12日発送の本決定通知書の中にお知らせがあります。)

テレビでも報道されていた国よる「地方創成臨時交付金」1兆円では、柏原市は、2億6千万円の配分があり、コロナ関連対策のため活用されています。

また、国会では第2次補正分として、新たに2兆円が計上されました。

 

まだまだ、多くの市民の方の生活・暮らしが大変な状況になっています。

ご要望・ご意見をお聞かせください。

 

質問内容決まりました

5日(金)は、第2回定例会の質問通告の締め切り日(正午)でした。

今議会は、1人議員(会派に属さない議員)の持ち時間は20分しかありません。

色々な事も考え悩んだ結果、コロナ禍関連も含め3問に絞ったというかひろがりました。

 

①高校生等(16歳から18歳)の子どもを育てる世帯への支援策の考えについて

②小中学校の給食費を無償化にする考えについて

③教育面・生活面・3密をさける必要性からも効果がある少人数学級を小学3年生以上に拡充させる考えについて 

 

限られた時間でどう展開するのかを考えなければなりません。

 

多くの資料も用意できました。

いつも使うのは、ほんの一部ですが・・・・。

 

さあ、これからが勝負です。

 

原水爆禁止大阪府協議会より依頼がありました。

国民平和行進の奈良県から大阪府へのバトンタッチ集会が毎年柏原市で行われます。

大和川河川敷緑地公園の使用許可申請を柏原市の公園緑地係で行いました。

本庁舎の別館まで(300mほど)移動しなければなりません。

マスクをしての移動で汗が吹き出しました。

 

藤井寺市柏原市学校給食組合議会の第1回臨時会の議案書も届けられました。

来週の12日(金)に議会が開会されます。

医療・検査の抜本強化、くらしと営業を守り抜くために――感染抑止と経済・社会活動の再開を一体にすすめるための提言

医療・検査の抜本強化、くらしと営業を守り抜くために――感染抑止と経済・社会活動の再開を一体にすすめるための提言

2020年6月4日 日本共産党

 緊急事態宣言は解除されましたが、経済・社会活動の再開は、感染抑止をしながら、段階的にすすめていかなければなりません。感染拡大を抑止するための医療と検査の体制を抜本的に強化して、安心して経済・社会活動の再開に取り組めるようにすることと、“自粛と一体の補償を”の立場で、大打撃を受けているくらしと営業を支えることを一体にすすめることを強く求めます。

1、感染流行の「第2波」に備え、医療と検査体制を抜本的に強化する

再び緊急事態宣言という事態を避けるために、最大限の努力をすることが政治の責任です。北九州市や東京都での新規感染者の拡大に見られるように、ウイルスによる市中感染は続いており、「第2波」へのしっかりした備えが必要です。国民に「新しい生活様式」を呼びかけるだけでなく、医療・検査を抜本的に強化することが求められます。

(1)積極的な検査戦略に転換し、経済・社会活動再開のもとでの感染拡大を抑止する

安心して経済・社会活動を再開していくうえで、感染者を早期に発見し、症状に応じた医療と隔離を行う必要があります。そのためには検査のあり方を根本から見直し、大規模に行える体制を整えることが必要です。

日本の人口当たりPCR検査数は、諸外国に比べてけた違いの少なさです。(韓国は日本の8倍、米国は14倍、欧州諸国は20~30倍)

広島、岩手、愛知など18道県の知事が、感染拡大を防止しながら経済・社会活動を正常化する「緊急提言」を発表し、これまでの「受動的な検査」から「感染者の早期発見・調査・入院等による積極的感染拡大防止戦略への転換」を提言しています。「ごく軽症も含むすべての有症者やすべての接触者への速やかな検査を行う」とともに、症状の有無にかかわらず医療・介護・福祉施設の従事者および入院者・入所者などに対して優先的に検査を行うことを求めています。これまでのように強い症状があらわれた有症者に限定して受動的に検査を行うのではなく、無症状者も含めて検査対象者を適切かつ大規模に拡大し、先手を打って感染拡大を防止しようというものです。そのためにPCR検査の検査能力を現在の2万件から10万~20万件に引き上げるとしています。

「第2波」に備え、再度の緊急事態宣言を回避するうえでも、この「緊急提言」は積極的で合理的提案だと考えます。

――発熱などの強い症状がある人だけを対象としてきた、これまでのやり方と発想を根本から転換して、受動的検査から積極的検査への戦略的転換を政府が宣言し、次の三つの柱で検査をすすめることを提言します。

①感染が疑われる人――ごく軽症を含む有症者とすべての濃厚接触者を速やかに検査する

「症状があるのに検査を受けられない」など、多くの人が検査を受けられず苦しみ、重症化して「手遅れ」になる事例も相次ぎました。こんなことを繰り返してはなりません。

PCR検査の対象を大規模に広げ、感染を早期に発見し、適切な治療・隔離を行えるようにします。感染が疑われる人、すなわち、ごく軽い症状であっても症状がある人とともに、症状がなくてもすべての濃厚接触者がすみやかに検査を受けられる体制にします。抗原検査もあわせて活用していきます。

②医療、介護・福祉従事者と入院患者・入所者への検査を積極的に行う

医療機関や介護・福祉施設での集団感染が各地で発生しています。医療、介護、福祉の現場の安心と安全を確保するために、従事者と入院患者・入所者にPCR検査を積極的に実施できる体制を整えます。

③感染の広がりを把握する抗体検査を広く行う

国による抗体検査を幅広く行い、感染の広がりを把握し、コロナ収束に向けた政策判断に生かすようにしていきます。

――日本医師会の「有識者会議」は、PCR検査が進まなかった「最大の理由」は国から「財源が全く投下されていないこと」だと指摘し、PCR検査センターの設置・維持に必要な予算を4694億円と試算しています。18道県「緊急提言」の記者会見で広島県知事は2000億~3000億円が必要としています。ところが安倍政権の第2次補正予算案ではPCR検査体制の整備は366億円にすぎません。今後、どの程度の感染が、どれくらい続くかにもよりますが、ひと桁違います。数千億円の規模で予算を確保することを求めます。

(2)医療崩壊を起こさない……医療、介護・福祉施設への財政支援を抜本的に強化する

「医療崩壊ギリギリ」という訴えが医療現場からも、政府の専門家会議からも相次ぎました。いまの時期に「第2波」に備えた医療体制を確立しなければなりません。その大きな障害になっているのが医療機関の経営危機です。

日本病院会など3団体の調査によれば、コロナ患者を受け入れた病院は、4月は平均1億円の赤字です。大学病院の調査でも全国の80病院で年間5000億円もの赤字になります。直接コロナ患者に対応していない病院・診療所でも大規模な受診抑制によって経営危機が深刻化しています。東京保険医協会の調査では、4月、93%の診療所が収入減を訴え、そのうち30%を超える診療所が5割以上の減収です。

病院・診療所の経営難による「医療崩壊」を起こしてはなりません。

2次補正予算案で、コロナ対応の医療機関に1・2兆円規模の財政支援を行うとしていますが、速やかに現場に届けねばなりません。一方、非コロナ医療機関、地域医療の経営危機に対する財政支援はまったくありません。地域の診療所が倒産・閉鎖が相次ぐようなことがあれば国民の命と健康は守れません。コロナ対応の医療機関と非コロナ医療機関は、役割分担を行って日本の医療を支えているのであり、その全体の経営を守り抜くための財政支援を行うことを強く求めます。

――医療と介護・福祉で、次の対策が十分に行えるよう、国の財政支援を強化します。

〇コロナ患者を受け入れる病院の減収・負担増に対する補償、病床の確保や宿泊療養施設の借り上げを行う。

〇地域の通常の医療を担う診療所・病院への減収補償を行う。

〇歯科診療所や、眼科、耳鼻科など専門診療科が地域で医療を継続できるようにする。

〇医療従事者への危険手当支給はじめ処遇を改善する。マスクなどの医療用防護具や医療用材料を国の責任で確保する。

〇ワクチンと治療薬の研究開発に力をそそぐ。

――介護事業所・障害者福祉事業所などの減収を補償します。コロナによる減収は介護基盤を崩壊させかねません。全国老人福祉施設協議会、日本障害者協議会など関係者は強く財政支援を求めており、これに応えます。

(3)削減されてきた保健所、地方衛生研、国立感染研の体制強化に踏み出す。感染症対策を総合的に取り組む疾病予防管理センター(日本版CDC)を構築する

この間、エボラ出血熱、エイズ、SARS、MERS、新型コロナウイルスなど毎年のように新興感染症が発見されています。感染症への取り組みの強化は人類的な課題です。

ところが自民党政治のもとで、医療費削減・社会保障費抑制が続けられ、わが国の保健・公衆衛生の体制は、大きく弱体化してしまいました。保健所は、この30年間で約半分に減り、職員定員は7000人も減らされました。地方衛生研究所の予算・人員も、国立感染症研究所の予算・人員も、連続的に削減されました。

新型インフルエンザを総括した2010年の政府報告書では、「国立感染症研究所や検疫所、地方自治体の保健所や地方衛生研究所を含めた感染症対策に関わる危機管理を専門に担う組織や人員体制の大幅な強化」が提言されましたが、実際には、公務員削減を優先し、正反対のことをやってしまったのです。

――保健所の予算を増やし、人員・体制を緊急に補強するとともに、定員増に踏み出します。

――地方衛生研究所、国立感染症研究所の予算・体制を抜本的に拡充します。地方衛生研究所の法的位置づけを明確にし、設置基準をつくります。

――感染症発生に対応する専門的機関として疾病予防管理センター(日本版CDC)を構築します。

2、新しい自粛要請と一体の補償を――急いで必要な支援を現場に届ける

“自粛と一体の補償を”という、大きな国民の声が政治を動かし、一律10万円給付、雇用調整助成金の上限額引き上げ、家賃支援などで、一連の前進がかちとられましたが、なお改善すべき問題点が残されています。最大の問題は、支援が現場に届くのが決定的に遅く、失業や倒産・廃業が増え続けていることです。

政府の「新しい生活様式」のよびかけとは「新しい自粛要請」にほかなりません。大きなダメージを受けている中小企業、個人事業主、フリーランスで働く人たちに、新しい自粛要請による“経営難”が加わります。緊急事態宣言の解除や休業要請の「解除・緩和」を理由に、必要な支援を1回限りにしたり、打ち切ることは許されません。

(1)雇用調整助成金、持続化給付金、家賃支援など、必要な支援を迅速かつ確実に届ける

緊急事態宣言による「休業・自粛要請」に応えた事業者への助成や給付が、2カ月に及ぶ緊急事態宣言が解除された段階になっても、多くの人に届いていません。

雇用調整助成金の相談件数は50万件ですが、助成金が支給されたのは5万件です。休業者は600万人に上りますが、助成金が支給されたのは、数十万人程度にすぎないと推定されます。このままでは大量の失業者が生まれてしまいます。すでに非正規雇用は100万人近く減少しており、「6月危機」と言われるなど大規模な解雇・雇い止めや、中小・小規模事業者の倒産・廃業が広がろうとしています。雇用を守る支援が迅速に支給されるかどうかが、問われています。

持続化給付金は、150万件の申請に対して支給は100万件です。しかし、支給まで3週間以上かかった例や「書類不備」を理由に保留になっているものが多数あります。しかも、支給事業が電通やパソナが設立した「幽霊団体」に委託されるという重大な疑惑も持ち上がっています。

「固定費の補償を」という声に押されて家賃補助制度がつくられましたが、対象は5月以降、「1カ月で5割売り上げ減」か「連続した3カ月で売り上げ3割減」です。3月以来のコロナ危機で苦しんできた多くの事業者を切り捨てる不十分なものです。しかも支給開始は早くても7~8月とされています。

――雇用調整助成金は、大量失業の危機を防止するために、申請手続きを思い切って簡素なものとし、「事前審査」から「事後チェック」に切り替える緊急の抜本的措置をとります。「コロナ特例」(上限を月額33万円、中小企業への助成を10分の10にするなど)は、危機が収束するまで継続します。

――労働者が休業補償を国に直接請求できる制度は、緊急措置として、速やかに支給できるようにします。雇用保険未加入の登録型派遣やフリーランスで働く人たちに休業補償が確実に行われるようにします。

――持続化給付金の支給遅れをただちに改善します。申請を簡易にし、窓口での相談体制を強化します。1回限りにせず、新しい自粛要請と一体で持続化給付金を持続化します。「雑所得」などを理由にフリーランスを除外した支給要件はようやく改善されましたが遅れに遅れており速やかな支給が必要です。

――家賃補助は、「5月以降」ではなく、「3月以降1カ月でも売り上げが3割減少」した事業者を対象にします。

――農林漁業者への持続化給付金や経営安定交付金の拡充など、事業継続を支援します。

――文化、芸能、スポーツ、イベントへの補償を行います。政府は500億円規模の支援をやっと決めましたが、自粛要請による3300億円の損失からみれば不十分です。関係者の要望に応え、国が数千億円規模の拠出をして文化芸術復興基金を創設します。

(2)子どもと教育、学生など、必要な支援が届かない分野をなくす

第2次補正予算案でも、支援対象から外されたり、対象が狭いなど、必要な支援が届かない分野がすくなくありません。

①子どもと教育の支援――10万人の教員加配など、教職員・スタッフの配置に1兆円規模の予算を確保する

長期の休校による、学習の遅れと格差の拡大、心身のストレスは大きな問題です。手厚く柔軟な教育と感染症対策をすすめるうえで、教職員を思い切って増やして、20人程度の授業ができるようにします。

政府が第2次補正予算案にもりこんだ教員加配は、わずか3100人、全国の小中学校10校で1人しか増えません。いま求められている規模にてらしてあまりに少なすぎます。小中高校に教員の10万人の増員と、養護教員をはじめ教職員・学習指導員などの十数万人の増員をはかります。そのために1兆円規模の予算を確保します。

②学生の1割にしか届かない支援を改め、学費半減など経済的支援を抜本的に強化する

「5人に1人の学生が退学を検討」という調査もあるように、コロナ危機による学生生活の危機は深刻です。ところが、政府の「学生支援給付金」の対象はわずか43万人です。学生が要求している学費半減など、まともな経済的支援を行います。留学生だけの「成績優秀」という条件をなくします。

③保育・学童をはじめ子どもに関わる施設への職員加配と処遇改善などをすすめる

保育・学童保育、放課後デイ、幼稚園、児童養護施設、乳児院など、子どもに関わる施設は「3密」を避けることが困難です。感染対策をすすめながら、子どもたちの心身のケアと成長を支えるためには職員の加配が必要です。緊急事態宣言中も、政府の要請で、開所を続け、社会生活基盤を支える役割を果たしてきた保育・学童保育の職員に、ふさわしい処遇の改善を国と自治体の責任で行います。中止・延期となっていた乳幼児健診の遅れを早急に取り戻す手だてをとります。

④生活困窮者への緊急支援を強化する

ひとり親家庭への支援、雇用保険未加入などで失業給付などから除外されている人への支援と給付金、ネットカフェ難民などへの住まいの確保、外国人労働者への支援など、生活困窮者を緊急に支援ができるように、国と自治体の連携を強め、地方創生臨時交付金を生活困窮者支援に活用します。生活保護をすみやかに利用できるようにします。緊急小口融資の返済猶予・免除を拡充します。児童虐待やDVへの相談体制を強化し、被害者の生活支援を行います。

⑤大企業への支援は、雇用と下請け・関連企業への社会的責任を果たさせるために

大企業であっても倒産を回避するための支援が必要になることは否定できません。その支援は、雇用と下請け・関連企業への社会的責任を果たすことを目的にしなければなりません。これまでの自民党政治のように、大企業への支援=公的資金投入と引き換えに、労働者のリストラ=雇用破壊を条件とするようなことは、絶対にやってはなりません。

(3)消費税を5%に減税する。緊急に免税事業者を拡大する

消費税減税は、コロナ危機で痛めつけられている家計を助け、低所得者や小規模な事業者への大きな支援となります。

――消費税を5%に減税します。

――小規模な事業者の支援策として、免税事業者の売り上げ基準を年間1000万円から3000万円に戻します。

、財源――当面は、国債で手当てし、償還財源は応能負担原則で

コロナ対策には、数十兆円規模の巨額の財源が必要となりますが、多くが一時的な支出であり、東日本大震災の復興などと同様に、当面の財源手当ては国債発行で行います。一般の国債とは区別し、特別会計をつくり、数十年のスパンで返済していく仕組みにします。返済財源は、消費税増税ではなく、所得税や法人税などに一定の上乗せを行うなど応能負担の原則を貫きます。

大型開発や米国製高額兵器購入(F35やイージス・アショアなど)、辺野古新基地建設など、文字通りの不要不急の予算を見直し、コロナ対策にまわします。

《国民の声が政治を動かしている――コロナ危機打開へ力をあわせよう》

政府が「できない」と言ってきたことを、国民の世論と国会での論戦の力で、次々に実現してきました。10万円の給付、雇用調整助成金の休業補償額と助成率の引き上げなどが実現し、家賃補助や困窮する学生への支援も不十分ながらも踏み出させました。

「自粛と補償は一体で」という声は大きく広がり、多種多様な業種の事業者、ミュージシャンや劇団員をはじめ文化・芸能関係者、フリーランスなど、幅広い人たちが声を上げ、立ち上がりました。医療関係者は声をそろえて、政府の医療への財政措置があまりにも小さいことへの大幅な改善を求めました。若者も声を上げ、学費軽減をはじめ学生への支援を求める署名活動は200を超える大学に広がりました。

国民の声が政治を大きく動かしています。コロナ危機のもとで日本経済は戦後最悪という危機に直面し、国民のくらしと雇用は大きく脅かされています。これを打開するために、さらに政治を大きく動かし、くらしと営業を守る国民の世論と運動を起こしていこうではありませんか。日本共産党は、そのために奮闘する決意です。

 

10万円いつになったら振込まれるのσ(∵`)?

市民の方から「特別定額給付金は、振り込まれへんけどいつになったら振込まれるの」の疑問を多くの方から問い合わせをいただいています。

確かに申請書の案内には、「申請後概ね2週間で振込まれる」とありました。

5月16日(土)に申請書が郵送されてから2週間以上たちました。

 

申請書の郵送は、大阪府下の自治体の中でも早い方でした。

職員さんが必死になって実務をされている姿を見ました。

他の自治体では、オンライン申請を中止したり、2重に振込まれるなど混乱しています。

生活苦で給付金をあてにされている方も多くいらしゃると思います・・・・。

柏原市のホームページで、1ヶ月以上かかるとあります。

振込は、火曜日・金曜日に振り込まれます。

 

郵送で申請いただいている方々への振込を順次実施しています。

初回は本日5月27日(水)に振込を実施し、6月以降は週2回程度の振込を予定していますが、処理件数が大変多くなっていることから、振込まで1か月以上を要する状況となっております。

ご返送いただきました皆様にはご迷惑をお掛けしますが、振込通知が届くまでお待ちいただくようお願いします。(振込予定日に関する問合せ、振込日を早くするご要望にはお答えできませんので、ご了承ください。)

 郵送申請用の申請書類は5月15日(金)に発送しています。返信用封筒を同封していますので、そちらを使っての郵送申請をお願いします。(市役所窓口に持参されても支給は早くなりません。)

 オンライン申請は5月1日から開始しています。(オンライン申請できるのは、世帯主の方がマイナンバーカードをお持ちで、ご自身で申請する場合のみです。世帯主以外の方がマイナンバーカードをお持ちでも、その方のマイナンバーカードでは申請できません。)

子どもたちの学び、心身のケア、安全を保障するために――学校再開にあたっての日本共産党の緊急提言

子どもたちの学び、心身のケア、安全を保障するために――学校再開にあたっての日本共産党の緊急提言

2020年6月2日 日本共産党

ご意見などがございましたらお聞かせください。

 

緊急事態宣言が解除され、6月1日から全国の学校が3ヵ月ぶりに再開しました。長期の休校による子どもの学習の遅れと格差の拡大、不安とストレスはたいへんに深刻です。新型コロナ感染から子どもと教職員の健康と命をいかにして守っていくかは、重要な課題です。こうした問題を解決するための緊急の提言を行うものです。

学習の遅れと格差の拡大、心身のストレスは、手厚い教育、柔軟な教育を求めている

■学習の遅れと格差の拡大

学年の締めくくりと新たな学年のスタートの時期の3ヵ月もの休校は、子どもにはかりしれない影響をあたえています。

何より長期に授業がなかったことは、子どもの学習に相当の遅れと格差をもたらしました。学校は課題プリントの配布などで家庭学習を促すなど、さまざまな努力を行いましたが、まだ習っていない基本的な知識を、いろいろなやりとりのある授業なしで理解させるのは無理があります。保護者から「とても教えられない」と悲鳴があがったことは当然です。ネット教材に取り組んだ子どももいれば、勉強が手につかなかった子どももいます。長期の休校は、学力の格差を広げた点でも深刻です。

■かつてない不安とストレス

子どもたちは、かつてないような不安やストレスをためこんでいます。国立成育医療研究センターの「コロナ☓こどもアンケート」では、76%の子どもが「困りごと」として「お友だちに会えない」ことをあげ、「学校に行けない」(64%)、「外で遊べない」(51%)、「勉強が心配」(50%)と続いています。各種のアンケート調査には「イライラする」「夜眠れなくなった」「何もやる気がしない」「死にたい」などの子どもの痛切な声が記されています。また、コロナ禍による家庭の困窮は子どもにも様々な影響を与え、家庭内のストレスの高まりは児童虐待の増加などをもたらしています。

■子ども一人ひとりを大切にする手厚い教育が必要

こうした子どもを受け止める手厚い教育が必要です。

かつてない学習の遅れと格差に対しては、子ども一人ひとりに丁寧に教えることが欠かせません。学習が遅れた子どもへの個別の手立ても必要です。

子どもの本音を受け止め、かかえた不安やストレスに共感しながら、心身のケアを進めていくには、手間と時間が必要です。休校の中で特別な困難をかかえた子どもには、より立ち入った心理的、あるいは福祉的な面も含めた支援も求められます。

子どもたちの心身のケアをしっかりおこなうことは、学びを進めるうえでの前提になります。東日本大震災で深刻な被害にあった地域の学校は、子どもと教職員がつらい体験や思いを語り合うことで、学校生活がスタートできたといいます。新型コロナ危機という歴史的経験を語り考えることは、子どもたちの新たな出発点となるでしょう。

■子どもの実態から出発する柔軟な教育の必要性

例年通りの授業をしようと、土曜授業、夏休みや学校行事の大幅削減、七時間授業などで授業をつめこむやり方では、子どもたちに新たなストレスをもたらし、子どもの成長を歪め、学力格差をさらに広げることにもなりかねません。

子どもたちをゆったり受けとめながら、学びとともに、人間関係の形成、遊びや休息をバランスよく保障する、柔軟な教育が必要です。そうした柔軟な教育は、子どもを直接知っている学校現場の創意工夫を保障してこそ、実施することができます。

いま教員たちの間で、「まずは子どもを温かく迎えよう」「子どもに必要な行事も大切にしたい」「コロナ問題を教材にしたい」など多くの積極的なとりくみが生まれています。たとえばその中の「学習内容の精選」は重要な提案です。「学習内容の精選」とは、その学年での核となる学習事項を見定めて深く教え、それ以外は教科横断で学んだり、次年度以降に効率的に学ぶようにする方法です。そうしてこそ子どもに力がつき、逆に教科書全てを駆け足で消化するやり方では子どもは伸びないと多くの教員が指摘しています。こうした柔軟な教育が求められています。

学校の新型コロナウイルス感染症対策が、重大な矛盾に直面している

■「身体的距離の確保」と矛盾する「40人学級」

子どもの集う学校で万全の感染症対策をおこなう重要性は言うまでもありません。その学校で、感染防止の三つの基本(①身体的距離の確保②マスクの着用③手洗い)の一つである「身体的距離の確保」ができないという重大な問題に直面しています。

新型コロナウイルス感染症対策専門家会議は、「新しい生活様式」として、「身体的距離の確保」を呼びかけ、「人との間隔はできるだけ2メートル(最低1メートル)空けること」を基本としています。しかし「40人学級」では、2メートル空けることはおろか、1メートル空けることも不可能で、「身体的距離の確保」と大きく矛盾しています。

■「20人授業」が維持できず「40人学級」に戻ることへの不安

再開後の学校では20人程度の授業とするため、学級を2グループに分けるなどの「分散登校」に取り組んでいます。ところが、この措置はほとんどの学校で途中で終了し、5月25日まで緊急事態宣言が続いていた8都道府県でも大半の学校が6月15日から「40人学級」に戻る予定です。すでに6月1日から「40人学級」に戻っている学校もあります。学級を分けて20人程度の授業を続けるには、現在の教員数ではあまりに足りないため、各自治体は「40人学級」に戻らざるをえないのです。

「コロナ×子どもアンケート」の「子どもたちが相談したいこと」の1位は「コロナにかからない方法」です。「40人学級」に教職員も子どもも保護者も不安の声を上げています。「身体的距離の確保」を「新しい生活様式」の重要な一つとして社会全体で取り組んでいる時に、教室を例外とすることは重大な問題です。

■消毒や清掃などの新たな負担

さらに学校は感染症対策として、毎日の消毒、清掃、健康チェックなど今までにない多くの業務が生じています。次の感染拡大の波に備え、教員と各家庭とのオンラインの整備をすすめることも必要です。もともと異常な長時間労働で働いている教員にそれらの負担を課せば、教育活動への注力ができなくなり、その解決が求められています。

教員10万人増などの教育条件の抜本的整備、学習指導要領の弾力化を求める

以上の問題を解決するため、次の二つの政策の実施を強く求めます。

(1) 教員10万人増などの教育条件の抜本的整備

■20人程度の授業とするための教員10万人増

子どもへの手厚く柔軟な教育のためにも、感染症対策のためにも、学校の教職員やスタッフを思い切って増やし、20人程度の授業などができるようにすべきです。

政府も第二次補正予算案で教員増を盛り込みましたが、その規模は3100名とあまりに小さく、しかも高校は除外されています。3100名では、全国の小中学校の10校に1人しか教員が配置されず、焼け石に水です。

日本教育学会は潜在的な人材のプールを踏まえ、平均1校当たり小学校3人、中学校3人、高校2人の教員を加配する10万人の教員増を提案しています(「9月入学よりも、いま本当に必要な取り組みを―より質の高い教育をめざす改革へ―」5月25日)。

こうしたことを踏まえ、以下の条件整備を緊急にすすめることを求めます。

――小中高の教員を10万人増員し、後述の学習支援員とあわせて、20人程度の授業をできるようにします。そのため継続的雇用など処遇を手厚くするとともに、多くの教職経験者から教員免許を奪っている教員免許更新制を凍結します。教室の確保のため、プレハブ建設や公共施設の利用をすすめます。私立学校にも私学助成を増額し、同様の措置をとります。

――養護教諭をはじめとする教職員を増やします。スクールカウンセラーやスクールソーシャルワーカー、学習や清掃・消毒・オンライン整備などのための支援員を第二次補正予算案の8万人余から十数万人に増員します。感染症対策の備品と設備は政府が責任をもって保障するようにします。

――特別支援学校は、もともと設置基準がないもとで深刻な「密」となっています。プレハブ建設などによる場所の確保と教職員などの増員を早急に行います。

■10万人の増員を少人数学級への移行のステップに

10万人の教員増は、日本の学校が少人数学級に移行するうえでのしっかりした土台となります。現在の困難を乗り越えたあと、子どもたちに少人数学級をプレゼントしようではありませんか。

(2)子どもの実態に応じた柔軟な教育のために、学習指導要領の弾力化を

子どもの実態に応じた柔軟な教育活動のためには、学習指導要領などによる管理統制を弾力化し、現場の創意工夫を引き出すことが不可欠です。

この間の政府の通知の中に、「児童生徒の負担が過重とならないように配慮する」「学習指導要領において指導する学年が規定されている内容を含め、次学年又は次々学年に移して教育課程を編成する」「学習活動の重点化」など、学習指導要領の弾力化につながる要素があることは一定評価できます。しかし、国の通知には夏休み削減や土曜授業を求めるなどの問題点もあります。

学習の遅れと格差、大きな不安とストレスという子どもの実態から出発した、学校現場の創意工夫と自主性を保障する、学習指導要領の弾力化にふみこむよう求めます。

憲法の精神は、教育の本質から、教員の一定の自主性を認め、教育内容への国家的介入の抑制を求めています(最高裁学力テスト判決)。ここから、学習指導要領でも教育課程の編成権は個々の学校にあることが明記されました。行政に忖度せず、目の前の子どもたちのために何がいいか話し合って決めていく学校現場を育てることは、現在の厳しい状況を打開するだけでなく、未来の希望ある学校をつくるために大きな力となります。

■「学校9月入学」を断念し、子どもたちの学び、心身のケア、安全の保障のために全力を集中することを求める

安倍首相が検討を指示した「学校9月入学」は、検討すればするほど、多くの社会制度変更が必要となり、国民各層に多大な負担がかかることが明らかになっています。政府は「学校9月入学」を一刻も早く断念し、子どもたちの学び、心身のケア、安全の保障のために全力を集中することを求めます。

 

防災行政無線の(屋外スピーカー)内容が電話で確認

平成30年9月議会で要望していたことが実現です。

市民の方の声が行政を動かしました。

「雨が降って締め切ってたら何を放送しているのかわかれへん。橋本さん。どうにかならんの」がきっかけでした。

台風シーズンの前に実現できてよかったです。

柏原市ホームページより。

柏原市では、災害発生時等における情報伝達手段の一つとして、市民の皆さんに迅速かつ適切な避難情報を伝達するために、柏原市内24箇所に屋外スピーカーを設置し、緊急放送を行っていますが、強風や雨などの気象条件や周囲の状況等によって、聞き取りづらい場合があります。

そのため、放送した内容をもう一度確認できるよう「防災行政無線電話応答サービス」を開始します。

下記の専用ダイヤルに電話して頂くと放送内容を確認できます。

 

平成30年9月議会で要望した議事録を紹介しています。

答弁は

「お尋ねのテレホンサービスでございますが、
当初、今の無線に直接つけるとなると、
相当高額な経費を言われたので、
今のところ導入しておりませんけれども、
今後、経費的な面も含めて、
市民に情報が確実に伝わるような
対応を考えてまいりたいと思います。」

でした。

下記をクリックしてください。

防災行政無線の(屋外スピーカー)内容が電話で確認

 

柏原市議会第2回定例会開会される

柏原市議会第2回定例会が開会されました。

会期は、25日(木)までです。

コロナ禍での議会ということもあり、40分に1度10分間の休憩がはいり、換気が行われました。

 

提出案件は、コロナ関係の専決処分(すでに執行しての報告)や予算・人事案件等を含め、46案件です。

それぞれの案件について説明がありました。

 

柏原市独自の施策では、「児童扶養手当の対象者に1人1万円給付」

「1人親家庭の子ども(中学生まで)1人2万円給付」

「小学生1人1万円支給」等の提案がありました。

 

令和2年第2回定例会提出議案です。