小中一貫教育の全国交流会に参加しました
学校統廃合と小中一貫教育を考える第6回全国交流集会が上本町のたかつガーデン(大阪府教育会館)で行われました。
全国から教員・保護者・地域で運動をされている方や市会議員など170名の参加でした。
「全国の学校統廃合、小中一貫教育をめぐる情勢と課題」の報告や、「教育改革はアメリカの失敗を追いかける」として、アメリカ・シカゴ教員組合のサラ・チェンバーズさんの講演がありました。
通訳付きでしたが、やっぱり英語は全く分かりませんでした。
午後からは、統廃合の地域運動や一貫教育がもたらす子供たちへの影響・統廃合を契機とした、地域再開発とまちづくりの視点からの問題点などの分科会が行われました。
学べば学ぶほど、知れば知るほど、今柏原市で市民不在で進められている、1200人という大規模の小中一体型の一貫校計画に多くの課題があることがわかりました。
どこの自治体でも、「中一ギャップの解消」「学力の向上」「不登校の減少」をうたい文句にしているが、真逆の報告がされていました。特に大規模校では・・・・。
本当に素晴らしいものであれば、住民にも理解が得られるのに、市民不在で進められていることからも理解できます。
本当に多くのことを学ぶことが出来、有意義な1日でした。3月の議会対策にも役立ちました。
報告を受けた、問題になっている愛知県・静岡県にある自治体を5月に総務文教委員会で行政視察に行くことになっています。楽しみです。
「学力向上」よりも「学習意欲向上」が大切にされてこそ、公教育です。