小学校の就学援助・入学準備金が3月支給になります
小学校の入学準備金が3月支給になります。平成17年から
「就学援助」制度の拡充や3月支給等を
ほぼ毎年議会で取り上げ、
発言した回数は63回になります。(議会議事録より)
平成31年第1回定例会個人質問の内容です。
整理番号100、議案第1号 平成31年度柏原市一般会計予算、
歳出、款9教育費 項2小学校費 目2教育振興費、
小学校就学援助費の入学学用品費扶助についてですが、
1年前の議会で市長は、小学校の入学準備金は、
9月に支給されている現状を踏まえ、
前倒し支給を検討すると言われましたが、
どう検討されたのかをお尋ねいたします。
以降の再質疑及び質疑は質問席に戻り行いますので、
ご答弁をよろしくお願いいたします。
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◎岡本泰典教育監
新入学学用品費扶助、
いわゆる小学校の入学準備金の支給につきましては、
支給額、対象者の範囲、支給時期の3つの課題について
検討してまいりました。
支給額を引き上げることにつきましては、
国の要保護児童生徒援助費補助金の額を参考に、
入学準備金を、小学校・中学校とも1万円引き上げた額で
積算し、予算計上させていただいております。
対象者の範囲につきましては、
就学援助制度の認定基準額のもとになる生活保護基準が
段階的に引き下げられる中、就学援助の認定基準は
引き下げず積算し、予算計上させていただいております。
支給時期を早めることにつきましては、
支給対象者が小学校入学前の幼児の保護者に及びますので、
システム改修が必要になること、
また、実施初年度は現状の9月支給分と別に支出が
必要なことから、引き続き検討してまいります。
小学校の入学準備金支給時期については、
現行どおり入学後の9月でと考えております。
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◆11番(橋本満夫議員)
入学準備金9月支給ということで、本当に残念です。
平成31年度は全国での運動や国会での追及もあり、
国が入学準備金の金額を1万円引き上げ、
小学校では5万600円になりました。
このことは、ランドセル代を初め、
小学校に入学するために多くの負担がかかるからです。
だからこそ、平成30年7月時点で、
小学校では全国の73%の自治体で入学前支給がされています。
平成31年度から実施検討を含めると、85%です。
柏原市は残り15%の入学後支給の自治体に入っています。
全国から見ても大変おくれています。
ランドセルは4月から必要なんです。
柏原市では9月からでいいんですか。
鍵盤ハーモニカや、いろいろと入学前に
買わなくてはなりません。
子どもたちに悲しい思いをさせないでください。
お聞きしますが、システム改修や入学準備金が
単年度だけ倍の予算が必要と言われましたが、
どれくらい金額が必要なのかお尋ねをいたします。
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◎岡本泰典教育監
システム改修費が約30万円、
別に支出が必要になる新入学学用品費が約350万円、
合わせて約380万円でございます。
また、就学援助は柏原市立の小・中学校に在籍する
児童生徒が対象になりますので、入学準備金を支給後に
転居等で支給対象外になる場合もあり、
小学校就学前の時点で認定を正確に行うことも、
改修費用などとは別に課題の1つであると考えております。
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◆11番(橋本満夫議員)
システム改修に30万円、入学準備金に350万。
これは毎年やっていったら、初年度だけが350万、
倍かかるだけで、次の年度からは、平準化したら350万です。
柏原市は30万円のシステムの予算も組めないんですか。
市長に恥をかかせるべきではありません。
就学援助の財源は国の地方交付税措置がされます。
学校教育法第19条、経済的理由によって就学困難と
認められる学齢児童または学齢生徒の保護者に対して、
市町村は必要な援助を与えなければならないとあります。
予算権者である冨宅市長、平成31年度中に380万円の
補正予算をぜひとも計上し、
全国でとんでもなくおくれている入学準備金、
前倒し支給、よろしくお願いいたします。
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2020年5月6日 8:12 PM | カテゴリー:お知らせ, 暮らしに役立つ情報, 活動報告, 要望 | コメント(0)