2017年1月
1時に議長から報告があり、本日、午前中議長に山本のぶひろ議員が辞職届け⁉を提出しました。
我々は無実を証明して欲しいと本人に求めていたので、残念です。
これで終わりではありません。議会として真相を究明🔍しなければなりません。
柏原市議会の名にかけて💪。
さて、今日(13日・金)👽を振り返りたいと思います。朝4時50分起床。
息子(高校3年生)の「愛情💗お父さん」の弁当づくりから始まりました。(湯で温める・レンジでチンの手抜きです)ふりかけは息子の好きなゆかりちゃんです。
その後、急いで身支度をして、カイロを靴下・腰・背中にはり家を出発。
これはいったい何だ。
6時のお月様🌕でした。ブレ過ぎです。寝ぼけていました。
事務所に寄って車にハンドマイクを積み込み準備完了。
JR柏原駅西口での宣伝日でした。6時30分着。
めちゃくちゃ冷え込んでいました。
江村じゅんさんも元気よく訴えをされました。参加していただいた後援会のみなさん、本当にありがとうございました👏。
次は、10時30分からのスーパーヤオヒコ前での宣伝でした。
大型宣伝カーによる「大阪府の福祉4医療(子供・高齢者・障がい者・1人親家庭)改悪🔥の見直しを求めるキャラバン行動です。
弁士は、石川たえ大阪府会議員でした。
私は、大阪維新政治の実態をお知らせしました。
その後、市役所に行くと、1時からの緊急幹事長会議でした。内容は、議員辞職の報告でした。動揺がある中、マイクロバス🚌に乗り込み出発。
河内長野市で「大阪府中部市議会議長会議員研修会」が行なわれました。
市民交流センターは、素敵な複合施設でした。
研修内容は、立命館大学の駒林良則教授の「議会改革の動向について」の講演でした。
途中持っていたボールペン📝を何回か床に落としました。何でかな?
最後の仕事は、しんぶん赤旗日曜版の配達をしました。普段は土曜日に配るのですが、どうやら明日は雪⛄が降るみたいで、私の配達コースは山間地(はた・青谷地域)のため7時頃からバイクで行きましたが、朝よりも寒さが厳しかった😨。
今、家族はナウシカを見ていますが、寝むたーいです💤。
2017年1月13日 1:39 PM |
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日本共産党の小池晃書記局長は10日、国会内で記者会見し、政府が通常国会に提出を狙う「共謀罪」法案について問われ、「治安維持法の現代版とも言える大悪法だ。国会への提出を許さないたたかいを、他の野党や市民のみなさんと力をあわせて広げていきたい」と表明しました。
小池氏は、「(共謀罪は)犯罪の行為でなくて、意思そのものを処罰するわけで刑法の大原則に反している。日本国憲法が保障する思想、信条、表現の自由、基本的人権を侵害するものだ」と厳しく批判しました。
さらに小池氏は、「共謀罪」が対象となる犯罪が676にも上ることについて「本当に幅広い犯罪に適用され、歯止めなく広がっていく危険がある」と指摘しました。
小池氏は、政府が「共謀罪」を「テロ等準備罪」と称し、テロ対策を同法案提出の口実にしていることを批判し、「共謀罪の本質はまったく変わらない。通常国会への提出は許さないという立場で臨むが、もし政府が提出をはかるようであれば総力をあげて廃案のために頑張り抜きたい」と力を込めました。
橋本曰く、ブログの流れから何が言いたいかを考えてみてください。
本日付けのしんぶん赤旗の記事ですが・・・
「こんなことも犯罪に」 新聞記事をクリックしてください。
2017年1月12日 11:27 PM |
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本日(12日・木)10時から始まった幹事長会議は、やっと休憩時間に入りました。
今(午後3時)から昼食の弁当🍱を食べます。
マスコミも詰めかけ、異様な雰囲気です😱。
次は、4時から開会です。
今日を振り返ると・・・朝8時40分に登庁するとすでにマスコミが・・・・📹。
渦中の大阪維新の議員が映像をとられていました。
異常な雰囲気で、私も幹事長会議のために応接室にはいる様子🚶が撮られ、お昼のニュースに私の映像も流れていたらしいです。
結局、会議が終了したのは7時でした。
すぐに議長が取材を受けていました。
議長曰く、「関係議員3人から聞き取りをしたが、疑惑が残った。無実を証明する資料を次回幹事長会議を行う、16日1時までに揃える事を求めた。その結果、議会として疑念が残る場合は、100条調査特別委員会💢を設置する。」などの趣旨を答えていました。
私もこんなに長引くと思っていませんでした。予定していた3つの会議に出席することができませんでした😭。
初めての経験の中での1日でしたが、記者さんのマスコミ魂🔥を見ることができました。いつ終わるかわからないため、議会事務局の前に9時から19時まで立ちっぱなしでした。何回かトイレ休憩がありましたが、応接室を出るとすぐにカメラが待ち構えていたからです。
約8時間に及ぶ会議でした。私も何度か切れてしまい声を荒らげてしまいました(反省・でもそれぐらい大問題です)が、詳しい内容は現段階では報告㊙することが出来ません。
疲れたびー。遅れて夜からの会議には出席出来たので、晩ご飯を食べ、今(11時05分)ブログを更新しています。
毎日放送より 11時57分
大阪府の柏原市議が政務活動費でリースしたコピー機を使い、客から受注した名刺の印刷をしていたのではないかという疑惑をめぐり、柏原市議会は議員本人らから聞き取り調査することを決めました。
大阪維新の会の山本修広議員は政務活動費でリースしたコピー機を使い、経営する印刷会社の業務として名刺の印刷をしたのではないかという疑惑が浮上しました。MBSの取材に対し山本議員は疑惑を否定していますが、後援会の資料などを印刷したとしてリース代などを返還し、大阪維新の会を離党する意向を示しています。
柏原市議会では12日朝から議長や各会派の幹事長が集まり、山本議員や当時同じ会派だった2人の議員から聞き取り調査をすることを決めました。
「疑惑で終わっていますので市民の皆さんにも疑惑が残ったままなので、その疑惑を解明していきたい」(柏原市議会 大坪教孝議長)
聞き取りは12日中に行い、今後の対応を検討するということです。
2017年1月12日 3:39 PM |
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まずは、ご報告いたします。ブロブの訪問者数がなんと❗日頃の5倍ということもあり、多くの方が関心😡を持たれているみたいです。
明日(12日・木)の10時からおおさか維新の会の市会議員の問題で幹事長会議が行われることになりました。
本日(11日・水)午前中は、住みよい会の江村じゅんさんと宣伝📢を行いました。
冷たい風が強く吹く中での宣伝となり、マイクにも風の音がはいるほどでした。昨日のボイスをご覧になられた方から、「やめさせやなあかんでー」👏という声もいただきました💪。
ヤオヒコ本郷店前で訴える江村さん
2時からは、柏原労連の方と2人で説明会に出席しました。
〇浦さん・おおさか〇〇の会と我が住みよい会の3陣営と自民党の市会議員3人も参加されていました。2時間におよぶ説明会でした。
いつもは候補者の立場なので、このような説明会に初めて🔰参加しました。
柏原警察、柏原郵便局🏣の方と選挙管理委員会の事務局の職員さんと市の広報担当の職員さんから説明を受けました。大量の書類をみて、裏方さんの大変さがしみじみと理解することができました。
立候補するためには、本当に多くの、いや大量の書類を揃える必要があります。ちなみに供託金として、100万円💴を収めなければいけません。
違った視点で勉強になりました。
2017年1月11日 9:47 PM |
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維新の柏原市長は、愛人問題💢で・・・・。
維新の柏原の府会議員は、市役所の駐車場を私的に利用していた問題👎で・・・・。
今回は、維新の市会議員が政務活動費問題でまたまたテレビ報道される。
いったいどないなってるねん😡。
MBSのVOIcEの「疑惑 政務活動費でまた・・・・印刷業者の市議が名刺大量印刷?商売目的か?」の報道を見ました。
「身を切る改革」を掲げている、柏原のおおさか維新の会(山本のぶひろ議員と冨宅議員)(問題になった当時は、「新風かしわら」という会派)の議員が取材を受けていました。
「副業?で印刷業の仕事をしていた」ことに怒りと悲しみを覚えました。それに加え、名刺を・・・・・。
自分の父親を「年をとったから記憶が曖昧」といったインタビューも🈲・・・・・。
柏原市会議員の仕事を軽く見るなヽ(`Д´)ノ😠😡😔
コメンテーターは、「詐欺罪」🚓にあたる・・・・。
「政務活動費の一部を返還し、維新の会を離党する」と本人は言われていましたが、そんな問題ではありません❗。
事実関係が明らかではありませんが、柏原市議会の信頼が失われる報道がされたことに、柏原市議会の一員として市民の皆様に心からお詫びをいたします。
我々がすべきことは、まず緊急に幹事長会議(各会派・政党の責任者)を開き、この問題に対し、市議会としてどのように対応するのかを議論する。
私は、臨時議会を開催し、100条調査特別委員会を立ち上げ、事実関係を明らかにする必要があると考えます。
ちょうど今、下記の事件で再逮捕されたことがテレビで報道されています。
池田市の藤原みち子日本共産党市会議員のブログより
2016年12月30日(金)
12月議会も最後の最後に、議員提出議案(第4号)として「池田市議会の議員の議員報酬及び費用弁償等に関する条例の一部改正について」を提案し、全会一致で可決しました。
元おおさか維新の会池田の羽田達也議員(現在無所属)が、みずからが経営する整骨院で保険金を詐取したとの容疑で3度も逮捕・起訴(身柄拘束中)されており、議員活動もできない状況にあるにもかかわらず、辞職はしないという状況が続いています。
これまで市議会は9月議会で事件に関する説明責任を果たすことと、議員としての職務をきちんと果たすよう決議をあげ、10月6日の逮捕を受け、急きょ臨時議会を開いて全会一致で辞職勧告決議をあげてきました。しかし、その後何の連絡もなく、本人の意向は「自分は関与していないので辞職はしない」とのこと。
市民の皆さんからは「なんでやめないのか」「仕事もしないでなんで報酬が払われるのか」と怒りの声がたくさん寄せられています。
そこで、議員の職務を果たさない間の議員報酬は支給停止をするという、議員の報酬に関する条例の一部改正を行うことにしました。主な内容は次の通り。
1、失職となる可能性のある罪の容疑で逮捕され、身柄が拘束されている期間(逮捕の期間)は、その期間分の議員報酬の支給を停止する。また、起訴され、身柄の拘束を解かれた場合で、判決が確定するまでの期間(公訴中の期間)についても、議会への出席状況によっては支給停止とする。
2、6月と12月に支給される期末手当についても、議員報酬の支給停止期間に応じた分を支給停止とする。
3、支給停止となった議員報酬及び期末手当は、起訴されなかった場合や無罪が確定した場合は支給するが、有罪が確定した場合は支給しない。
4、最終的な判決が失職にならない「拘留(1日以上30日未満の間、刑事施設に拘留する刑罰)」で確定した場合、拘留されている期間分の議員報酬は支給しない。また、その不支給に応じた分の期末手当も支給しない。
5、平成29年1月1日施行。
つまり、失職につながる有罪になれば報酬は支払わないということになります。逆に、不当逮捕などで身柄拘束をされても無罪であれば、停止されていた報酬は遡って支給することになります。
しかし、こんな条例をつくらなければならない議会になってしまうとは情けないことです。
2017年1月11日 12:01 AM |
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本日(10日・火)のMBSのVOIcEに「疑惑 政務活動費でまた・・・・印刷業者の市議が名刺大量印刷?商売目的か?」
昨年の12月からカメラが市議会に入り、撮影・取材がされていました。「身を切る改革を掲げている 柏原おおさか維新の議員にいったい何が。
大変気になることです。柏原市議会の信頼が失われる可能性もあります。
報道しだいでは、議会として、しっかりとした対応をする必要性があります。
朝からJR柏原駅東口で駅宣伝を行いました。報道に対して、同じ市議会議員としてお詫びを行いました。
2017年1月10日 5:50 AM |
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本日(9日・月)は、10時より2017年柏原市成人式㊗が行なわれました。
議員団と住みよい会の江村じゅんさんは、9時よりお祝いの挨拶をしました。
全国では、約123万人、柏原市では、835人が新成人となりました。
おめでとうございます。実は、私の娘も成人式でした。
着物は後ろ姿も重要になるんですね。
やはり女性は華やかですね。中には男性でも派手な袴姿の方もおられました。
日本共産党は、若い皆さんと力を合わせ、若い人たちが、イキイキと生活ができる日本に変えていきます。
2017年1月9日 11:30 AM |
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本日(8日・日)は、柏原東党支部で新入党員さんの歓迎会👏が行われ私も参加しました。
60歳代の鹿児島県奄美大島出身の女性の方です。同じく甑島出身の党員さんと意気投合する場面もありました。
ジュースで乾杯をし、自己紹介から始まり、みなさんが日本共産党への思いをお話されました。
中には、涙がうるうる😢しそうなお話も聞くことができ、楽しい時間を過ごすことができました。
ブログをご覧頂いているみなさん、橋本みつおと一緒に日本の政治を変えませんか。
入党を希望される方、そして、ご意見や疑問があれば橋本みつお事務所まで(973-1660)ご連絡ください。
私も党活動のモットーは、「明るく・楽しく・元気よく」です💪。
2017年1月8日 11:16 PM |
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本日(7日・土)は、日本共産党も加盟する「住みよい柏原民主市政をつくる会」(住みよい会)の江村じゅんさんと初宣伝📢を行いました。
「共産党か。頑張ってくれよ💪」「今の柏原市を変えて欲しい💢」等、励ましと激励をたくさんいただきました。
背中にホッカイロを貼っての宣伝活動でしたが、お天気☀もよく背中だけが熱く感じるほどの宣伝日和でした。
本日付のしんぶん赤旗にも「維新市政をストップ」の見出しで、江村じゅんさんの記事が紹介されていました。
2017年1月7日 9:25 PM |
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昨年12月の本会議で国分中学校🏫のグラウンド拡張のための議案提案に対しておこなった反対討論の映像をご覧ください。
13分後から29分までの16分間の討論です。
私のあとは、公明党の新屋議員の賛成討論です。反対討論、賛成討論の後、起立採決により自民党・公明党・大阪維新の会・民進系会派の賛成多数で可決されました。
動画を是非ともご覧ください。リアルですよ。
どうか、反対討論と賛成討論を聞いていただき、どちらの主張が正しいのかを考えてください。
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47:30
日本共産党の橋本満夫でございます。私は、議案第52号 財産の取得について、日本共産党柏原市会議員団を代表し、反対の立場で討論を行います。
この議案は、財政状況が厳しい中、国分中学校グラウンド整備事業用地として、民会会社社宅跡地を3億1422万1904円もかけ取得するものです。どうか、議員の皆さん、採決にあたり、児童・生徒の立場での視点、住民の立場での視点、財政的視点など、これからの柏原市政を考える上でも重大な議案である事を認識していただき、柏原市議会として、責任を持った判断をお願い申し上げます。
反対する第1理由は、不透明であることです。委員会審議でも明らかになりましたが、中野市長の鳴り物入りで始められた部長会議です。市民にも公開され、見える施策、見せる行政で透明度の向上を図る事を目的に開催されているのにも関わらず、今回の案件に対し、部長会議には、一切図られていないという事実があります。はかられないということは、見せない施策、見せない行政で不透明があると言わざるをえません。
さらには、今回の議案を上程するため、9月議会での債務負担行為が委員会で審議された際の市長の発言です。議員から、土地の取得にあたり、どちらから先に言い出したかの質疑に対し、中野市長は、「どっちが買う、買わないという問題は、当然民間の企業さんが処分するという情報はこちらは受けていました。といって、相手方からピンポイントで柏原市にどうぞというようなお話もありません。逆に、こちらから購入したいというような話もいただきません。これは、いろいろな状況から生まれた話であるということで、どっちから言うた言わんの話というのは、これははっきりと言い切れません。」と発言がありました。この答弁こそが、不透明極まりないのでは、ないでしょうか。議員のみなさんは、疑問に感じられませんか。
反対する第2の理由として、今回の土地を取得する1番の目的であり、答弁でもありましたが、この議案を賛成するということは、国分中学校区において、施設一体型小中一貫校を設置する計画を認めてしまうことになります。国も柏原市も、まるで小中一体型一貫校になれば、学力の向上やいじめ・不登校の減少につながると言われますが、果たしてそうでしょうか。
国会での参院文部科学委員会で、参考人の陳述として、藤田英典東京大学名誉教授は、「一貫校の法制化の根拠に中1ギャップが絶えず挙げられている。私は妥当性に欠けていると見ている。文部科学省の調査データの中には、中1ギャップ論は成立しない。一貫校の法制化は、いじめや不登校などへの対応策として、適切でも有効でもないだけではなく、事態の更なる悪化を招きかねない。一貫校になれば、特に大規模校で、小学校5年、6年の子供たちの萎縮、疎外やいじめ、不登校の増加を招く危険性があると考えている」という陳述からも、1つの学校施設に児童・生徒が増えることにより、いじめ・不登校の子供たちが増加する懸念があること。
また、学校の規模が大きくなることで、子供たちに与える疲労感がましているというアンケート結果も出ています。このように、施設一体型小中一貫校には、多くの課題があります。
反対する第3の理由として、国分中学校区の住民に、住民説明会など、一切情報を提供していないことです。つまり、この議案を認めるということは、住民の皆さんの合意もないまま、今後の国分東小学校と国分小学校の廃校を後押ししてしまうことになります。
学校統廃合は、未来永劫、歴史のある学校を地域から消去し、子供や住民に多大な負担や苦労をかけ、生きがいを奪う非情さを伴います。学校規模が小さく、財政効率が悪くても、憲法26条「教育を受ける権利」の保障に必要な経費を支出し、教育条件をととのえ、その利点や可能性を最大限追求するのが、国や自治体の役割です。廃校が話題になれば、地域の動揺、不安は募り、拍車がかかります。だからこそ、現状維持の選択肢も残し、住民との自由でオープンな議論、協議を保障すべきです。現時点での、柏原市の一方的な進め方は、間違っています。市民参加が全くありません。
委員会審議での、市長の答弁に、「廃校後の小学校は、処分や売却する」むねの問題発言も飛び出しました。統廃合といえば、後ろ向きですが、一貫校を設置するといえば、前向きになる、これは、まさしく、国の方針であります。すなわち、国としては、教員の削減と教育予算を削減していくのが狙いです。
柏原市立小・中学校適正規模・適正配置審議会の答申、そして、柏原市立小・中学校適正規模・適正配置基本方針でも「施設一体型小中一貫校への統合にあたっては、保護者や地域住民等に対して、広く情報を提供し、丁寧な説明や意見の収集を行うなど、きめ細やかな配慮のもとに協議を進めることで、充分な理解と協力を得ることが望ましい」とあります。
さらには、昨年、文部科学省は教育委員会が小・中学校の統廃合を検討する際の指針となる手引をだし、地域コミュニティの核としての性格を有する小・中学校の統合の適否の判断は、行政が一方的に進めるものではなく、関係者の理解と協力を得て行わなければなりません。そのためには、保護者や地域住民と危機意識や課題認識、将来ビジョンを共有するプロセスが重要となることや、検討プロセスにおいて、検討前や検討の途中で保護者や地域住民のニーズや意見を聴取するために、アンケートや公聴会、パブリックコメントなどを行うと書かれています。にも関わらず、今回の提案に際し、地域住民に対して、充分な理解と協力を得るための努力が全くされていません。
学校統廃合に関する案件は、本来、議会に提案する前に、計画する段階で、十分に市民に説明し、同意形成をとる努力をしなければなりません。
柏原市まちづくり基本条例は、なんのためにあるのですか。この条例は、「柏原市のまちづくりの基本理念を明らかにするとともに、市民の権利と責務及び、市の機関の責務を明確にし、市民がまちづくりに参加し、協働することにより、市民主体による地域社会の実現を目的とする」ことがうたわれています。柏原市まちづくり基本条例に照らし合わせても、今回の提案の仕方は、明らかに条例に反します。予算権者の市長には、地域住民の皆さんなどに情報公開と説明責任を果たす義務があります。条例に反する提案を、議会として認めてもいいのでしょうか。
最後に反対する理由として、柏原市の財政状況が厳しい中での提案であるからです。この議案が可決されれば、今後、グラウンド整備費を含めると、総額約5億円に及ぶ財源、つまり市民の方の税金が必要になることが審議の中でも明らかになりました。今の柏原市の財政にそんな余裕があるのでしょうか。
中野市政のこの4年間、財政が厳しいという理由から、市民負担を増やしてきました。公共下水道使用料金を値上げし、大阪府下43市町村ある中で、5番目に高い使用料金となりました。介護保険料も値上をし、府下で3番目に高い保険料になりました。また、火葬場使用料金も値上げをし、府下で1番高くなりました。さらには、多くの市民の国民健康保険料が毎年値上げされ、モデルケースでは、府下で6番目に高い保険料になっています。市民の皆さんに負担を押し付けた4年間でした。
このような負担に加え、町会など団体が行う、廃品回収の補助金の削減もされました。そして、小・中学校就学援助費基準を改悪し、多くの児童・生徒が受け取れなくなりました。その上、住宅用太陽光発電システム設置補助金の制度も廃止されました。財政の厳しさを理由に、市民サービスや制度を削減、廃止にしてきたのではありませんか。
今までの議会答弁でも、平成31年度までに、34億円の財源不足が生じる収支見込みであることを何回も言われました。そして、受益者負担つまり市民への負担・一部事業の有料化など、さらなる見直しを進める。と答弁されています。柏原市行財政健全化戦略には、具体的な取り組みとして、市職員の賃金カットをはじめ、長寿祝い金の見直し、金婚祝いの人間ドッグの見直し、柏原保育所の民営化や印鑑登録の手数料の見直しなどが具体的に示されています。財政状況が厳しい中で、市民生活を犠牲にしてまで、最優先に、土地の取得が必要であると議員のみなさんは、市民の皆さんに説明ができますか。
5億円あれば、小中学校に提供している給食費用を2年間無償化ができます。また、大阪府下の自治体で、1市2町が実施している、子供医療費助成を高校卒業まで拡充させるための16年間分の財源に相当します。そして、この間要望している法善寺・堅下駅のエレベーターを設置するための市の持ち出し予算は1億円です。5億円というのは、こんなにも大きな予算なんです。市の財政が厳しい時だからこそ、税金の使い方が問われています。限られた予算を市民の命と暮らしを守るために使う必要があります。学校での熱中症から子供たちを守るために、小中学校の早期の普通教室へのクーラー設置。そして、市民・職員の命に関わる問題として、耐震化ができていない、この庁舎の建て替えも早急にする必要があります。市民の健康と命に関わる問題です。
本当に必要なものには、予算をかけなければなりません。教育環境の充実と言うのであれば、各小中学校から出されている、学校施設修繕、例えば、全小中学校から要望があげられている、学校トイレの洋式化をはじめ、水漏れしてしまう堅下北小学校のプール槽の改修、横なぐりの雨が降れば雨水が漏れてしまう、避難所にもなる小学校の体育館の修繕、傾いている、堅下北中学校のプール改修、板張りで床が老朽化している国分中学校の体育館床改修等を最優先すべきです。
以上反対する4つの理由を述べましたが、この議案を、柏原市議会として、また、市民代表の議会人として認めてしまってもいいのでしょうか。ルル申し上げましたが、以上の理由から、議案第52号 「財産の取得について」は反対するものであります。議員の皆様のご賛同をお願い申し上げ、討論を終わります。ご清聴ありがとうございました。
その後、採決され、日本共産党議員団2人と会派に属さない議員1人の反対少数で可決されてしまいました。
他の議員さんの皆さんは賛成らしいです。本当に残念です。
2017年1月6日 8:53 PM |
カテゴリー:活動報告, 要望 |
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