日本共産党柏原市会議員 橋本みつおのブログです。

行政協力委員報酬を削減(議案④)

本日(21日・金)は、JR柏原駅西口での駅宣伝からスタートしました。

風もあり気持ちよかったです。

後援会の方も一緒に参加していただき、橋本みつおリーフを配布してくれました。

 

 

終了後、すぐに後援会の皆さんと、橋本みつお選挙事務所(法善寺4丁目・4年目と同じ場所)の開設準備を行いました。

軽トラックを出してもらい、八尾の事務所にある長机・パイプ椅子・大型看板などを移動させました。

女性陣は、事務所の掃除をしていただきました。

クーラーもないため、皆さん汗がダラダラ流れる中での作業となりました。

私も久しぶりに雑巾がけをしました。

皆さんのご協力で選挙事務所らしくなりました。

本当にありがとうございました。

選挙事務所に裏にある「アンジュ・ブラン」さん

アンジュ・ブラン

デラウエアを使った新メニュー「柏原デラウエアゼリー」が販売されました。

 

夕方からは、議員団会議を緊急に行い、議員団ニュースの編集作業を行いました。

 

連載中の平成29年度6月議会で日本共産党柏原市会議員団を代表し、橋本みつおが行った「議案及び一般質問」の質問・質疑を紹介していきます。

事前に用意した質問原稿なので、本番は、削ったり、予定にない発言もしています。

また、答弁も簡略化しています。

詳細は、後日にアップされる、議会議事録をご覧ください。

議案60号 平成29年度柏原市一般会計補正予算(第2号)歳出 自治振興事業については、行政協力委員報酬を削減し、新たに区長活動報償費1311万円及び、町会活動推進補助金171万円を計上された理由について、お尋ねいたします。

 

部長(公務員として、報酬を支払う現行の制度には課題が生じてきたので廃止をする。これにかわって、市からの依頼に対しての報償費を支払うことにした。また、町会活動推進費として、1年間に1町会に15000円を補助する)

 

公務員としての報酬には課題が出てきたので、柏原市からの依頼に対して、業務をしてもらい、謝礼として、報償費を支払う制度にかえる。

そして、新しく、町会に対し、月額ではなく、年額15000円の補助金を支払うという答弁です。

お聞きしますが、大阪府には33の市がありますが、柏原市のように非常勤として、報酬を支払っている市、また、今回提案されている報償として支払われている市はどれくらいあるのか数字をお聞きします。

部長( 報酬としては、2自治体。報償は6自治体です)

33市ある中で、報酬としては、2自治体。

報償・委託費が7自治体。自治会に直接交付が11自治体。

そして、お聞きするところによれば、自治体に対して、税金を使わないという、未交付が9自治体あります。

この現状をどのように考えればいいのでしょうか。

1年で、区長活動報償費1311万円です。10年間では、約1億3000万円になります。

私が注目したのは、今年3月に策定されました第3期健康かしわら21計画です。

策定員は、関西福祉大学や大阪教育大学の先生や柏原市の医師会長、歯科医師会長、薬剤師会長さんや八尾保険所長さん、市民公募委員と健康福祉部長、教育部長が策定されました。

そして、今年3月28日に冨宅市長に推進計画について答申を出されました。

その中に、本計画推進にあたっては、市民一人ひとりがその持てる力を発揮し地域での活動が活性化するよう市が主体的に関わり、関係機関と連携しながら支援を働きかけること」とあります。

地域での活動が活性化とありますが、ここでの地域とは、町内会のことではないでしょうか。

町会の中には、子ども会や老人会などもあります。

今回、年間で1町会に15000円だけですこの金額で果たして、地域での活性化がはかれるのでしょうか。

堺市では、今年度から防犯灯電気料金支援事業として、これまで町会が負担していた、街路灯の電気料金を市が全額負担しています。

この報償費は区長さんの個人口座に直接振り込まれるわけです区長さんに直接支払うやり方を続ければ、「自治会は行政の下請け機関」と言われても仕方がないのではないでしょうか。

全国的にみると、町会に支払われている場合は、多くの自治体では、自治会に直接支払われています。

例えば、「900円×世帯数」「活動支援金として700円×世帯数」「町会活動費として均等額1万円プラス400円×世帯数」です

自治会活動は、区長個人の業務ではありません。

しかしながら区長さんのこんな声もあります。

「年間10万円もらっても、区長としての持ち出しは、それを上回る。祭りがあれば、率先して、3万円を寄付する。

町会の役員さんが入院されれば、お見舞いを持っていく。町会の方がお亡くなりになれば、香典をなしで、しきみ代としてお渡しをする。

日頃から、町内会の方から、色々な相談や苦情もお聞きする、早く引退したい」という声です。114人いらっしゃる区長さんの中には、色々な考えをお持ちであると思います。

中には、現役労働者の方が区長をしていただき、副区長さんが、色々なサポートをされているところもあります。

続きは、総務文教委員会で審議いたします。