全世帯が値上がりになる高すぎる保険料について(個人質疑3問目)
本日(14日・木)は、先のブログでも報告しましたが、ドタバタでした。
私は、早朝作戦で通常よりも早く市役所に行き、委員会準備をしました。
朝は、頭が元気です。
本会議終了後、予定から3時間遅れて1時から総務産業委員会が開かれました。
残念ながら、共産党の議員はいません。
私は、控室で耳で傍聴しながら委員会(厚生文教)での質疑準備を行いました。
同時進行でした。
そうしなければ、時間がありません。
委員会休憩中に職員さんに聞き取りを行いました。
・・・・時間が流れ、
一般会計予算の採決をする前に、18時から19時20分まで暫時休憩がありました。
その後、委員会付託されている一般会計予算は、市長から撤回された議案の影響で補正予算が提出されるが、その内容がまだわからない段階では、可決出来ないと否決されました。
その後、水道会計等の予算や議案の審議が行われ全会一致で可決され、19時40分に終了しました。
明日は、小学校の卒業式に出席しますので、午後から委員会対策の詰めをします。
なんか、めちゃくちゃ疲れたー。
それでは、一昨日行った議案に対しての個人質疑の内容をご報告します。
整理番号102
平成31年度柏原市国民健康保険事業特別会計(事業会計)
予算 歳入 (款)1国民健康保険料 (目)1一般被保険者国民健康保険料 全世帯が値上がりになる高すぎる保険料については、値上がりになる理由と国保加入者の半数以上を占める所得段階33万円以下の世帯のうち、年金生活者の1人世帯、2人世帯と所得段階200万円の4人世帯いわゆる国のモデルケースの保険料の影響をお尋ねいたします。
(国保加入者の高齢化や一人当たりの医療費が伸びたことが主な要因である。…数字の説明 )
1人暮らしであれば、1264円の値上がりで24102円に、2人世帯では、1960円の値上げりで35744円になります。
モデルケースでは、所得が200万円で2万5611円の値上げで41万8319円になり、平成31年度は、国保加入者全世帯が値上げされます。
同時に、限度額が4万円値上げされ、89万円から93万円になります。
4人世帯であれば、約537万円の所得で年間93万円の保険料がかかってきます。
1か月の保険料は9万3千円です。
私が議員になって14年間ですが、加入者全世帯が値上げされることはほとんどなっかたように記憶します。
柏原市独自で保険料率を算定するときは、以前であれば、所得割、均等割、平等割で調整して、低所得者対策もされていました。
しかしながら平成30年度からは、維新府政が推進する大阪府の統一保険料になりました。
統一保険料化は47都道府県をみてもごくわずかな自治体だけです。
ここでお聞きしますが、保険料の引き上げの理由に1人当たりの医療費が伸びたと言われましたが、今後も医療費が伸びていけば国保料も引き上げられますが、現制度の中でどうすれば引き下げる事が出来るのかお尋ねいたします。
(保健事業など医療費の適正化につためる事、公費の増額が国保財政の安定や保険料の抑制になるので、国に対しては、要望している)
高すぎる国保料は市民の暮らしを苦しめているだけでなく、国民健康保険制度の根幹を揺るがしています。
だからこそ、全国知事会・全国市長会・全国村町会等の地方団体は、国保が他の医療保険より保険料が高く、負担が限界になっていることから「被用者保険との格差を縮小するような、抜本的な財政基盤の強化が必要」と主張しています。
全国知事会は、国保料を「協会健康保険料並み」に引き下げるために、政府に1兆円の公費負担増」を要望しています。
根本的に高すぎる国民健康保険料は国の政府・与党の政治の責任です。
国の税金の使い方を変える必要があります。
以上で質疑を終わります。
ご清聴、ご協力ありがとうございました。