日本共産党柏原市会議員 橋本みつおのブログです。

35人学級の拡充を⑤(21名・4853名)

17日(木)は、点字ブロックの日。

昨日は、爆睡し、よう寝ました。

 

雨の中の登校見守り挨拶活動。

我が母校の堅下北小学校の卒業式でした。

合計5人の卒業生が登校しました。

「おはようございます。ご卒業おめでとうございます」というと少し照れながら「ありがとうございます」とかえってきました。

男の子の中には、少し奇抜(おしゃれ)な髪形をした子もいました。

この1週間、体育館では、予行練習が行われていました。

コロナ禍のため、議員の来賓出席はありません。

「高尾の山に光る雲・・・・」北小の校歌です。

 

市役所へ。

委員会準備を行いました。

途中、職員さんとも、ヒアリングを。

結構な量があるので、栄養ドリンクで気合も入れました。

資料収集も行いました。

 

15時からは、江村議員と委員会対策会議を持ちました。

夕方には、脳みそがパンクしてしまいました・・・m(._.)m。

さあ、3連休をどう活用するかです。

 

市政運営方針に対しての代表質問5問目。

用意した原稿なので、一部言い回しが変わったり、変更した部分もあります。

なお、答弁は、簡略化しています。

 

整理番号50 学力向上について 市長の考える公教育の在り方についてお尋ねいたします。

子ども達の感性を育み、集団生活を通して切磋琢磨し、学力や生活力を身に着け、人間関係を育んでいくことが大切。そして、自信を持って自分の夢を語れる子どもを育てていきたい。 

                     

公教育について少し調べました。

文部科学省のホームページに書かれていました。

17項目です。

 

人間が,人間として生涯にわたって生き抜く力を育成する基礎教育が義務教育の目的であり,具体的には以下の点が重要とあります。 

1知の教育(しる教育) 

2知り・分かり・出来る喜びを享受させること 

3自分らしさを追求させること

4生き方についての教育 

5人間に出会わせること 

6個々の確立と自己を正しく主張することのできる人間の基礎教育 

7コミュニケーション能力の育成 

8地域を生きる人間の教育

9学び方の学習 

10情報社会を生きる人間の教育 

11賢明な消費者として生きることのできる人間の教育 

12 「市民性」の教育 

13共助・共生社会の形成者としての共助・共生意識の教育

14男女共同参画社会を生きる人間の教育 

15 大人にならせるための教育,親となる教育 

16人類が創造し蓄積してきた学術・文化の継承者,創造・発展者として,国家・社会の担い手としての国民教育の基礎教育 

17上級学校への進学準備教育 とありました。

 

義務教育の9年間で人格の形成のために多くのことを子ども達は学ばなければなりません。

学力の向上だけを求めていません。

 

お聞きしますが、柏原市独自で実施している「かしわらっ子かぐくくみテスト」は子ども達が自信をつけるためのものになっているのかをお尋ねいたします。

 

子ども達が学習状況について知ることにより、学習に対しての目標を持ち、その向上に向けて意欲を高めることをねらいにしている。  

         

日本教育新聞にこんな記事がありました。

 

2021年10月~11月にかけて、総合初等教育研究所の催しに参加した小学校の校長先生を対象に調査をされました。

国や自治体による学力調査」についての質問では、「大変効果がある」は9%。「効果がある」は35%。「あまり効果がない」は29%「まったく効果がない」は15%。

「分からない」は12%という結果でした。

 

「大変効果がある」「効果がある」は合わせて44%。「あまり効果がない」「まったく効果がない」は合わせて44%でした。

 

学力調査については、全体的な傾向を把握するための抽出調査というやり方ならば否定はしない。

しかし、現行の方式では、地域別・学校別の平均点競争・順位競争に矮小化される流れが生じている。

 

このことで地域間・学校間の序列化などをうみだし、学力概念も「テストの点数競争」という極めて一面的な扱いにされている。

 

そして、テストの点数・平均点を上げる対策のみが強調され、地域によっては通常の授業を後回しで、過去問や類題の問題演習が中心となるような状況へと突き進んでいる。

 

とありました。

お聞きしますが、市長の選挙公約に「小学校の少人数学級の推進」とありましたが、柏原市独自で35人学級制度を導入する考えはあるのかお尋ねいたします。

 

 国や大阪府の動向についても注視し、本市における小人数学級の在り方について研究していく。

 

市長、選挙公約を守ってください。

 

都道府県レベルでも少人数学級を独自に導入しています。

鳥取県が令和4年度から小学校の全学年に少人数学級を導入します。

 

最も遅れているのが大阪府です。

 

そんな中でも、大阪府下の自治体では独自に35人学級編成を実施しています。

令和3年度では、豊中市・池田市・箕面市・高槻市(全学年)・枚方市・寝屋川市・交野市(全学年)・東大阪市・富田林市・忠岡町・泉佐野市(全学年)・田尻町(全学年)です。

 

市長の選挙公約の小学校の少人数学級の推進を国に先駆けて柏原市独自で実施することを求めます。