日本共産党柏原市会議員 橋本みつおのブログです。

幼稚園の保育室へのクーラー設置について(個人質問②)

本日(19日・水)は、総務産業委員会が行われました。

私の担当する厚生文教委員会準備の気合いを入れるため、家を出るとき、栄養ドリンクを注入しました。

残念ながら、日本共産党の議員は、総務産業委員会委員の中にはいません。

悔しい思いです。

しっかりと控室で傍聴しました。

 

付託議案等8件は、23分で全会一致で可決されました。

また、決算審査は、3案件全会一致で承認されました。

さあー、私も最後の追い込みでしたが、職員さんと色々とやり取りをしましたが、・・・・、もう頭がいっぱいになり、限界を感じ本日は、終了しました。

 

明日に勝負をかけまーす。

 

9月議会での個人質問の内容を紹介しますが、答弁は、簡素化しています。

そして、あくまでも用意していた質問内容なので、答弁や進行上変わっているところもあります。

実際の映像は、14日(金)のブログでご覧いただけます。

 

整理番号57 幼稚園の保育室へのクーラー設置については、すでに遊戯室へはクーラーが設置されていますが、園児が普段すごす、保育室にクーラー設置をする考えについてお尋ねいたします。

( 公立幼稚園では、遊戯室や会議室にはクーラーが設置されている。気温が高い日は、遊戯室で合同で過ごすようにしている。保育室へのクーラー設置は、園児数の減少で、休園や廃園もある中で、今後の需要も見極めて検討する)

 

今後の幼稚園の需要を見極めて検討すると答弁されましたが子ども達の事を考えたうえでの答弁ですか。

 

昨年度でも、5つの幼稚園で214名、今年度は、181名が通園しています。

 

中部9市でもすでに3市が一部の幼稚園の保育室にクーラーを設置しています。

 

今年は、本当に異常すぎるほどの猛暑でした。

答弁では、気温が高い日は、4歳児5歳児が遊戯室で一緒に過ごすと言われました。

 

柏原市のお隣の八尾市の月別最高気温の気象庁のデーターがあります。

 

昨年度は、5月で30、3度、今年は、29,5度。6月は、昨年32,8度、今年、34,4度。7月は35、7度、今年が、38,2度。9月は、昨年32度。10月は29,1度です。

 

この数字をお聞きになってどう考えますか。

 

体力的にも十分ではない、4歳5歳の小さな子供たちが過ごしています。

中には、トイレが1人でいけないというぐらいの幼い子ども達です。

遊戯室ばかりで幼稚園教育が出来るんですか

 

文部科学省が示す、幼稚園教育の目的と目標は、幼稚園は、幼児を保育し、適当な環境を与えて、その心身の発達を助長することを目的とする。(学校教育法第77条)

1 健康、安全で幸福な生活のために必要な日常の習慣を養(やしな)い、身体諸機能の調和的発達を図ること

2 園内において、集団生活を経験させ、喜んでこれに参加する態度と共同、自主、自律の精神の芽生えを養うこと

3 音楽、遊戯、絵画その他の方法により、創作的表現に

対する興味を養うこと等が書かれています。

 

鼻血がでる暑い環境が健康で安全と言えますか。

暑いから行きたくないという園児がいる中で、喜んで参加できる環境と言えますか。

なにが、子育て、教育環境ナンバーワンですか。

 

柏原市の公立幼稚園では、2年保育しかしていない、保育室にクーラーがない、昨年議会でも触れましたが、幼稚園の耐震化率が全国では、82、9%に対し、柏原市は0%です。

こんな状態であれば、お金はかかりますが、私立(わたくしりつ)の幼稚園に園児が流れるのも分かります。

そして、園児数が少なくなれば、公立幼稚園を廃園にする。

果たして、これでいいんですか。

これは、行政の責任です。