就学援助・入学準備金が2倍に
本日(30日・木)より第4回柏原市議会の定例会が始まりました。
ちなみに午後からは、「間寛平さんを柏原市の笑顔大使」にする任命式が吉本の本社で行われ、市長と議長が立ち会われました。
明日の一般新聞に掲載されるかな。
(12月1日付)朝日新聞に出ました。
確かに、寛平ちゃんは、地元の柏原高校の出身です。
議会の案件ではないのでコメントはしませんが・・・・・
提出議案の条例案件や補正予算案件などの説明がありました。
これは、一般会計補正予算です。
小学校就学援助費に335万5千円が追加されました。
小学校の新入学学用品費(今年度支給の差額分)と中学校入学準備金(3月に支給)の額が約2倍になりました。
小学校の新入学学用品費は、20470円から40600円に。
中学校入学準備金は、23550円から47400円に。
今年の3月の当初予算を審議した議会で日本共産党柏原市会議員団を代表して、本会議で要望をしていました。
要求実現です。
めちゃくちゃうれしいです。
その時のやり取りをご紹介します。
議事録のまんまです。
橋本 (かなり時間をかけやりとりした最後です)
・・・・先ほど答弁では、平成29年度も28年度も同じ認定基準と言われました。
先ほども言いましたが、就学援助のメニューの中に入学準備金があります。
その額は小学校入学で2万470円、中学校で2万3,550円。
でも、この金額ではとても足らんのです。
ランドセル、普通おばあちゃんとかおじいちゃんも買うてくれますけどね。
あと、中学校の制服、これは買えません。
というところで、今、衆議院を通過したので、これは多分確定しますけれども、国が2017年度予算案で、要保護世帯に対する就学援助のうち、新入学児童に対する入学準備費の国の補助単価を2倍に引き上げました。
小学生に対する補助額は現在の2万470円から4万600円、中学生は2万3,550円から4万7,400円にそれぞれ引き上げられました。
ただし、これは要保護世帯、生活保護を受けている児童生徒に対してです。
でも、部長が一番最初に言われたのは、柏原市は生活保護基準に対しての1.1倍やと。
29年度、この生活保護の入学準備金、就援が上がっておるんやから、当然1.1倍に、準要保護世帯と言われる就援を受けている児童生徒の入学準備金、この間、教育委員会が、小学校6年生の子やったら、ことしでいうたら来年の3月に支給を前倒ししてくれるように頑張ってくれてはるけれども、29年度、国基準に合わせて就援の子どもたちにも入学準備金を引き上げる考えがないのかをお尋ねします。
尾野晋一教育部長 本市の就学援助制度ですが、先ほど申し上げましたように生活保護費の1.1倍を認定基準額としております。
しかしながら、実際の支給額につきましては、厚生労働省が定める生活保護費の教育扶助ではなく、文部科学省の要保護児童生徒援助費補助金の予算単価を参考にしております。
ですから、今回、今、議員がご指摘のように新入学学用品費を文部科学省の予算案において同額にいたしますと、就学援助費の予算額に約350万円の不足が生じると試算しております。
教育委員会といたしましては、今後、文部科学省の予算案が確定した後に、本市の財政状況や、あるいは他市の状況などを勘案した上で対応してまいりたいと、このように考えております。
以上です。
11番(橋本満夫議員) それをやろうと思ったら350万要るねんと。どこか今回の予算でありませんか、350万削るところ。
ぜひとも予算権者である新市長と相談してください。
2017年11月30日 7:21 PM | カテゴリー:お知らせ, 暮らしに役立つ情報, 活動報告, 要望 | コメント(0)